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アルティメットカップin名古屋対戦レポ

 前回の記事で述べた通り、7/22(土)に開催された「大テイマー交流会」内でのイベント「アルティメットカップ」での戦績、ゲーム内容を覚えている限りまとめていく。

予選

1回戦 グランディスクワガーモン 〇

ブラックウォーグレイモンとはマブダチ

 「グランクワガーモン」が規制され、翼をもがれてしまった印象のあるデッキ。しかし、デジモンを上から殴ってくる性能は侮れない。自分もまんまと2体前に出たデジモンを処される。しかし、貫通1点と刻む打点は低め。「BT13アグモン」登場から「ライズグレイモンX抗体」までたどり着き、グランディスクワガーモンを取る。そこでテンポをとりゲームエンド。

2回戦 Dブリガード 〇

新弾前に更新されるデジモン図鑑にわくわくしちゃう

 「ブリガードラモン」からの多面展開と耐性・ブロッカーでリーサルを押し付けてくるデッキ。しかしDPマイナスは貫通してしまうため、こちらが有利対面か。ダークドラモンからのクオーツモンや採用されているおそれのあるオプションには注意が必要。ゲーム内容はひたすらこちらが上振れる。進化する度にテキストが不発することなく「大門大」が降ってきて盤面を荒らす。そのままゲームエンド。Twitterでお見かけしたことがある人で、挨拶をかわしフォローさせていただいた。

3戦目 シャイングレイモン 〇

市街地戦するシャイングレイモンかっこいいよね

 ついにミラー。お互い盤面の取り合いとテイマーの絡み具合かな…と思いつつも「ルインモード」や「BT2シャイングレイモン」など採用カードの内容差によっては蓋をされつつそのままリーサルを押し付けられるかもしないな、と警戒する。デジタマは「BT12コロモン」。こちらが前に出しながらテイマーを展開していったが、相手も十分巻き返せる盤面だ。育成から前に出たアグモンが「シャイングレイモン」に辿り着いたらこちらの盤面は壊滅してしまう。しかし、相手も手札にLv6を握れておらず前に出て引きに行った様子。固唾を飲んで見守るが、引けず。そのままこちらのターンでゲームエンド。

4戦目 シャイングレイモン ×

最近プラモデルにもなったよ

 ミラーその2。あちらの展開の方が強い。まずい…。なんとか盤面を焼いて返すが「シャイニングバースト」で盤面を取られそのままゲームエンド。

5戦目 アルファモン 〇

白い身体に赤いマントのオメガモン、黒い身体に青いマントのアルファモン。対のデザインっていいよね…

 ドルグレモンでDPマイナス耐性がつき、テンポを取られるとまずい。さらにそこから「王竜剣」2体目の「アルファモン」が立てばもうゲームエンド。しかし、相手が下ぶれていた。「ドルガモン」さえ引けていれば、クールボーイや「デクスドルガモン」を絡めて…と進化していっただろう。そのままこちらが押し込んでゲームエンド。

 

 6戦目 シャイングレイモン 〇

バースト進化回めちゃかっこいいよ

 ミラーその3。デジタマは「BT5コロモン」で親近感がわく。できれば盾をケアしてワンショットに寄せた動きをしたいができない。2ターンに分けて盾を殴りリーサルを言うしかなかった。しかし盾からは捲れたらまずいカードがぽろりぽろり。相手の盤面には育成アグモン4コス「大門大」が3枚、トレーニングもちらほら。「終わった…」と頭が真っ白になる。しかし相手は投了。Lv4が引けていなかったのだ。それ以外はしっかり揃っていた。

 予選5-1。オポネント次第で決勝にあがる戦績だ。上位16名が決勝リーグにあがる。祈って待つ。スマホに通知がくる。14位。まだまだアルティメットカップを楽しめる。他の人の戦績を見ていると、敗北を喫した4戦目のシャイングレイモンの人が全勝者にのみ土をつけられていたようだ。運でしかない。

決勝

 1戦目 シャイングレイモン 〇

この画像も4回目

 ミラーその4。ミラーといってもデジタマは黄コロモンなので厳密に言えば違うかも?試合展開はこちらが先に「BT13シャイングレイモン」を立てて動く展開。しかしやはり盾のケアは難しく、2ターンに分けて盾を殴る。その過程でシャイングレイモンが吹っ飛ぶ。まずい!相手も盤面を取る要求値が一気にさがり、育成が前へ出てこちらの盤面を更地にする。しかし殴る過程でこちらの盾から4コス大門大。風向きがまた変わり、こちらのリーサル盤面ができてしまった。そのまま4コス大門大を絡めて育成から前へ出たLv4がシャイングレイモンにたどり着き、ゲームエンド。まさに盾に救われた。

2戦目 ミラージュガオガモン 〇

なんで胸にデジタルハザードのマークあるんだろう?

 苦手意識のある対面。滑り出しは良かったが、2ターン目ズドモンACE登場から一気に雲行きが怪しくなる。前の「BT12ジオグレイモン」を取りつつ登場。こちらの盤面は育成アグモン5コス大門大。そう、この場面ではそのズドモンはもう一枚5コス大門大と「BTライズグレイモン」が絡まないととれない。この時の育成が「アグモンX抗体」だったかもしれない。それなら完全に無理だ。こちらの動きを把握しきったズドモンACEの登場はまさにあっぱれ。このまま、そのズドモンがミラージュガオガモンに進化するとまずいぞ…!と思うが、前に出て動くこともかなわない。ただ、相手はミラージュガオガモンを引けていないよう。それじゃこちらも次のターン…と思うが必要札が集まらない。しかしここでズドモンを取らないとおしまいだ…!と思い育成前から進化。ライズXから5コス大門大を置ければ!と祈って引くが、なし。万事休すか。と思いきや相手が引けず。なんとか盤面がそのまま帰ってきて、こちらがシャインを立てて盤面を取る。そのままゲームエンド。相手はトレーニングやガオモンを含めてもデッキの約半分を相手は掘っただろう。ただ相手の事故に拾われたのだ。実質負けと言っても過言ではない。

 

3戦目 アルファモン 〇

Xレコード発売から約1年半ってマジ…?

 実は私はアルファモンのデッキも愛用している。ここでそのアルファモンとぶつかるとは…と謎の感動を覚える。上記の通り明確な負け筋が存在する。しかしこちらの手札は上々。あとはどうなるか…と固唾を飲んで見守る。しっかりクールボーイ・デクスドルガモン・ドルグレモンの流れ。ここでターンが帰ってくる。次のターン、アルファモンが立立ち、王竜剣、そして2体目の耐性持ちアルファと言われればまずい。しかし場にはクールボーイが1枚。次の相手のターン、進化元の「BT8ドルモン」が複数枚と「デクスドルグレモン」が絡めばメモリー1からでもターン内でアルファが立つ。つまり王竜剣が立つ。メモリーは4、4コスドルガモン登場からのデクスドルガモン・ドルグレモンで耐性持ち道連れブロッカーが立ちターンが帰ってくる。これを考慮した展開、つまり王竜剣をとりつつ、ドルグレモンがブロックしてもリーサルに届く盤面にしなければならない。もしくはドルグレモンが立つのではなく、「金剛」を打ってふたをしてくるかもしれない。金剛のケアは残念ながらできない、しかし前者のケアならできる。と思い引きこもりつつ、待つ。ここで相手は「アルファモン」を握れておらず「オウリュウモン」に進化。前者の動きがしづらい進化だ。しかし高DPに辿り付き消滅耐性も相まって取れなくなってしまった。ここでのこのこ前へ出れば次の王竜剣でこちらの盤面が取られてしまう。ここでも引きこもるしかない。次ターン、金剛を打たれないことを祈りつつ待つ。今思うと、進化元に「BT8ドルグレモン」があったため、「ファイナルズバゴーンパンチ」「BT13ドルグレモン」「オウリュウモン」「X抗体」を絡めた1ショットの存在もあったな…と気付く。ここで相手が盾を割って、メモリーブーストを打ちターンが帰ってくる。そのまま、育成を前に出し1ショットでゲームエンド。盾からのメモブやクールボーイが絡んでいたらまたわからない試合展開もあっただろう。1ショットまで我慢できたこちらの上振れもあった。

4戦目 シャイングレイモン ×

対戦では使われなかったが、採用されていたのでせっかくなので

 ついに決勝戦。動画を撮っていたようなので対戦動画があがるかもしれない。動画と相違点があるかもしれないがご容赦願いたい。

 対戦は相手が先に動き、前に出しながらテイマーを展開していく。このタイミングでこちらも前に出て場面を取りたい…と思ったができず。次のターンにライズXで相手のライズを、シャインでアグモンを取って返す。相手も丁寧に盤面を構える。返しのターン、手札に不安を感じ、デッキを引いていくためにも動く。バースト進化して盾を残り2枚にする。相手の盤面を見ると、「BT12シャイングレイモン」だけではこちらのシャインを取れないのでは…?と思い殴らず。しかし相手のターン、進化したのは「BT13シャイングレイモン」。なるほど、それだと話は変わる。しっかりと盤面を取られる。バースト進化して「BT13大門大」が速攻で殴るが、盾の「バーストモード」で沈み、盾へ。2→3とセキュリティが増える。次のターン、「BT13ライズグレイモン」さえに握れれば…!と思うも引けず。そのまま何もできずゲームエンド。敗北を喫した。

 次の日、明確なプレイミスに気付く。最終局面、トップドロー「トレーニング」。手札は確か「BT12シャイングレイモン」とLv4が3枚、「BT13大門大」。相手の盤面はリーサル。動くしかない。育成から「EX4ジオグレイモン」でメモリー+1で4。ここで4コス大門大を前に出すか考える。相手の「シャイングレイモン」を取るためには「BT13ライズグレイモン」を引くしかない。ここで前に出すと、メモリーは3、トレーニングをうって1。その中にあれば解決だが、もしない場合はつみである。ジオグレイモンの下には1ドローできる「BT5コロモン」。こいつで殴って1ドローすることも考えなければならない。しかしその場合、相手の盾の上は「BT13大門大」。前に出した「大門大」はマイナス3000で吹っ飛ぶ。つまりコロモンでもしライズグレイモンを引いたとて、シャイングレイモンまでたどり付かない。2コスあれば手札の「BT13大門大」を出してまだこちらのターン3コス返しでシャイングレイモンに進化しで盤面を取れる。そんな算段で4コス大は前に出さず。そしてトレーニングで祈る。なし…!そして盾を殴ろうとした時にやっと気付く。ここでもし引いたとて相手の5コス大門大でメモリーが動いてしまう…!つまりやはりここでひいたとて盤面を返せない。万事休す。…ではなかったのだ。

 相手のターン終了時までデジモンになっている「大門大」を殴るという択があったのだ。盾は4枚になってしまうが、メモリーは動かない。これしかないのだ。しかし、そこにたどり着かなかった。そして試合後、情けなくめくるトップは「BT13ライズグレイモン」。盤面を返して試合は続行したのだ。

 もちろん次のターン、リーサルかといえば怪しい。「バーストモード」が絡めば行けるが、もう2枚見えて残り1枚。決められなかったら返しに取られていたのかもしれない。その答えにたどり着いた日曜の昼下がり、ぐにゃあと視界がゆがむのを感じた。たらればの話ではある。細い筋ではある。しかしまだあった。手があった。昨日、決勝卓で、たどり着けなかった答えがそこにはあった。悔しい。ただひたすらに悔しい。しかし、面白い!デジモンカード、おもしろい。もっと、もっと遊びたくなった。

 お分かりの通り、予選・決勝ふくめて相手が〇〇を握れていなかった、盾からなにか捲れたという要素で勝てた試合が多い。語れるほどのプレイングや環境観は持ち合わせていない。ただただ運だけであるとは自覚している。しかしやはり、ファイターモードもローダーに入れ飾り、眺めているとこみ上げる喜びがある。この一瞬だけでも勝ち誇ってにやりとしたいという気持ちは否定できない。
 また、アップした本日には博多でアルティメットカップが開催された。流れてくる一喜一憂の声やレシピを眺めていると自ずとモチベーションがあがる。姫路に参加できることも決まった。中毒性のある勝利への渇望がふつふつと湧いてくるのも自然なことだ。第一にこの令和に多くの人とデジモンで盛り上がれるのがたまらなく嬉しい。

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