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エボカで優勝した話

  自慢話である。天狗になった筆者に耐えられない場合、戻るをしていただけたら幸いである。先週・先々週とエボリューションカップがあり、1回目は8位圏内・2回目は優勝できたため、うっきうきで備忘録も兼ねて綴っていく。決して実績のあるプレイヤーがまとめるような記事ではなく、脱線しながら反省もしていく。また有利不利のような大局観は持ち合わせておらず、ゲーム内容をかすかな記憶の糸をたどっているので不正確な箇所もあるがご了承いただきたい。



【使用デッキの紹介】

シャイングレイモン

デジカを始めた2弾で2番目に組んだデッキ

 BT12アクロスタイムからまさかの3弾連続の強化をもらったデッキ群。デッキパワーは多くのプレイヤーが認めるトップクラス。テイマーカード〈大門大〉のアタックに端を発し、進化コストのちょろまかし・DPマイナスによる相手盤面への耐性をほぼ貫通する干渉性能・打点によるゲームエンドまでの詰め性能・消滅したとてなぜか盾にしこまれリカバリーされる保険性能、とんでもないことしか言ってないな…というデッキ。

 余談だか、デジカの制限改定は今のところ高レアリティ(SR・SEC)のカードに適用されたことはなく、C・U・Rの中から選出される傾向がある。確かに商品の目玉カードやユーザーが決して安くない値段で集めたカードが制限されるのは、メーカーもつらいしユーザーもつらい。他タイトルではよくある光景ではあるため、もしかしたらデジカでも近い未来…。〈大門大〉はRのカード。人身御供となってしまうのか喧嘩番長。

【デッキの選択理由】

 デッキの選択理由だが、申し訳ないがそこまでクレバーな理由はない。強いていうのであれば、あっぱらぱーな自分の至らなさを補えるほどのパワーを持つデッキだから、ということだろう。新弾ブラストエース発売まもなくということもあり、強化または新しいデッキ群が環境に食い込むことは予想される。新たに肩で風を切り名乗りでたのは〈Dブリガード〉や〈ルガモン〉、〈順当黄色〉、〈コントロール系〉ぐらいだろうか。現在のデジカは環境に存在するデッキ群が多い印象があり、すべてのデッキに勝てるデッキはないのではなかろうか。マッチ運にも左右されるかと思い、不利対面を切り捨てることができる、つまり比較的不利対面が少ないデッキチョイスになるだろう。そんな顛末で〈シャイングレイモン〉を選んだ。

【レシピの変遷】

ブラストエースまで使用していたレシピは以下の通りである。

そしてエボカに持ち込んだレシピはこちら。

 根底からひっくり返すほどの変化はない。BT2シャイングレイモン・シャイングレイモンルインモードを不採用にし、バーストモードを2から3してよりデザインデッキに寄せた。以前のデッキでできた、「ライズ・ライズXでBT12大門大登場させ、BT2シャイングレイモン進化、登場させた大門をレストさせて進化コストちょろまかしてルインに進化して蓋する」という動きは切り捨てた。確かにこの動きで救われた盤面、またはルインに救われたことはある。しかし、このルインがバーストモードだったらこれでリーサルなのに…ということもあった。2週間前の大会やCSのレシピを吟味し、ルイン採用よりどちらかといえばバーストモードに寄せたデッキの方が多い印象を受けた。ここは集合知、多くのプレイヤーがたどり着いた解答を信じようと、エボカの構築にした。

 多くのレシピでは、BT13ライズ4・ライズX3でLv5の枠が7枚、Lv4の枠は8・9と枠を絞り、空いた枠にメモリーブーストや黄色のトレーニングを採用しているレシピが見受けられた。デジモン自体を絞り、サーチ札やしゃがみこむ札を増やし、1ターンでのアクション数を増やそうとした構築なんだろうか。

余談だが、レシピを見るときは製作者との対話をしているようでおもしろい。「ドラゴン桜」からの受け入りだが、「問題文は製作者との対話だ!」というものだ。問題製作者は間違わせるために問題を作っていない。むしろ解かせたいのだ。その中で解くための知識を持っているかを間接的に問うている。その知識の有無こそが受験者の選定につながるというものだ。それに近しいものを感じてわくわくするのだ。

 ミラージュでもサーチ札を増やし、各レベルのデジモンを絞った構築の印象がある。そういうものなのかな…と思った。しかし、サーチカードを増やしてサーチ対象を削るとは…?と思ってしまった。たしかにLv4から進化時効果があることを考えると、育成をLv4に進化して進化効果を逃すよりも、トレーニングを貼ったほうが強い動きのように思える。しかし、グレイモンという名前の強さから成長期に登場サーチ2種・トレーニング4で初動は動けないかな…と思い、メモブ・トレーニングを多めに採用した構築ではなく、各Lvの枠を増やしてみた。

 

 今振り返ると「こっちは回ってきたレシピを参照するのに、あっちでは自分を出すのか…」と呆れてしまう。強いレシピに自分のエッセンスを混ぜてしまえばそれはもう別物。あまりおすすめできない手法である。しかししてしまった。我が出てしまったのである。

 

【カード紹介】

・デジタマ

〈BT5コロモン〉

きみ、100~200円してたことあるよね

 これは詰めると〈BT14コロモン〉が上位互換な気がする。〈大門大〉の盾へのアタックでも反応するので、自身がレストすることなくドローができる、アグモンでもドローができる。強いて言うのであれば〈BT11ミラージュガオガモン〉のお互いのターンが反応してしまうことだろうか。先に〈大門大〉からアタックすることが多いため、ここでメモリーが奪われてしまうと動きが制限されてしまうかもしれない。これはエアプであるため、なんとかなるのかも…?

 

・Lv3

アニメのアグモンでかいよね

〈BT12アグモン〉4

めちゃつよアグモンその1。1ターン目において〈BT12ジオグレイモン〉〈大門大〉を引き込んでにっちゃりしたい。

〈BT13アグモン〉4枚

めちゃつよアグモンその2。3メモリー・〈BT12大門大〉・〈オフェンス・トレーニング〉があると、このアグモンを登場させるだけで、シャイングレイモンに進化までたどり着き、相手の盤面に干渉することができるかも。その道中に〈BT13ライズグレイモン〉〈BT9ライズグレイモンX抗体〉〈BT13大門大〉が絡むと消滅の範囲を広げつつ次のターンのためのテイマー展開ができる。

〈BT9アグモンX抗体〉4枚

赤のデジタマを採用する理由のカード。0コストで実質ハンド入れ替え・サーチができるほかに2種のアグモンの進化元効果を使えるようにする、なんて仕事も。


Lv4

アグモンの声優さんは松野太紀さん。金田一やGXの万丈目も担当された方。

〈BT12ジオグレイモン〉4枚

テキストが発動するタイミングが1度しかないため、腐ってしまう…なんてことはなくやはり進化元効果も優秀。あくまでも上振れ要素だが、テキストを活用できればそりゃ強い。 

〈BT13ジオグレイモン〉4枚

こちらは進化すればいつでも使えるカード。盾にいるかは運要素。と思いきや、盾に吹っ飛んだ〈大門大〉を回収し、バーストモードへの種にすることがメインの仕事かもしれない。いつでもアニキと一緒。

〈EX4ジオグレイモン〉2枚

テイマーがいるとメモリー+1する。〈BT12大門大〉を前に出しても3メモリーを確保できており、手札から進化でき、アクション数を増やすことができる。1ドローもなかなか侮れないが、やはり〈BT11ミラージュガオガモン〉に注意。

Lv5

リボルバーかっこいいけど、イメージ的に精密な射撃できなさそうじゃない?

〈BT13ライズグレイモン〉4枚

上から下まで何もかも強いカード。とりあえず4枚。

 

〈BT9 ライズグレイモンX抗体〉3枚

はちゃめちゃテキストしており、実質プチ〈BT2シャイングレイモン〉、Lv5.5のようなカード。公開した当時はざわざわしたTLも、発売後はやはり進化元の環境へ追いついてなさからかあまり話は聞かず。そして今、時代がライズXに追いつく。1コストで場面干渉・テイマー展開できつつ、〈BT13大門大〉を出せた時はなぜか進化コストをちょろまかし消滅の範囲をさらに広げられる。〈BT12シャイングレイモン〉を合わせて大型を取ることもできる。不思議。アタック時のDP向上もありがたい。登場コスト8もブリガードラモンの焼きから逃れられるためグッド。 

〈BT12ライズグレイモン〉1枚

5枚目のライズグレイモン。あんまりライズXの素乗りはしたくないな…と思い採用。実質2コス進化で、〈BT12大門大〉を前に出して2メモリーしか残ってない場合でも1枚で完全体に進化できる。しかし優先度は〈BT13ライズグレイモン〉に劣る。あちらが強すぎる。

・Lv6

太陽の力を蓄えて、大地の剣を振るうなんてかっこよすぎでは

〈BT12シャイングレイモン〉4枚

しっかり強いカード。テイマー依存ではあるものの、場と盾のDPを下げて〈大門大〉が実質12000で2点といえることも。ただ、〈BT大門大〉1枚とシャイングレイモン一体だと5枚からのゲームエンドはできないので気を付けて。

〈BT13シャイングレイモン〉1枚

5枚目のシャイングレイモン。時々こちらしか握れなくて泣くこともあれば、なかなか仕事するやんけ~!と見直す1枚。どちらにせよ、Lv6を握れていないよりまだましかな…。このシャインの場合は〈大門大〉が相手ターン終了時までデジモン扱いされていることに気を付けて。

Lv7

力は借りたり与えたりするもんじゃない。力はあわせるもんだ!

〈BT13シャイングレイモン:バーストモード〉3枚

進化時に出す〈大門大〉によってメモリーを捻出しながら相手の場を焼いたり、別のデジモンをさらに進化させたり。捻出したメモリーで〈BT13アグモン〉がデジモン扱いできなかった〈BT13大門大〉をデジモン扱いしてダイレクト…なんてことも。原作再現のような動きもできる。バーストモードと退化の処理は把握しておこう。

オプション

〈オフェンス・トレーニング〉4枚

正直公開された時、サーチカードとして2枚しか見ないのなんてどうなの…?と懐疑的だった。確かにメモブと比べ見られる枚数は少ないが、テイマーに触れる、2コストで打てて浮かすメモリーも2であることなど利点は大きい。トレーニングをうってトレーニングをサーチするなんてこともある。

テイマー

保志総一朗さんの声で拳に頼る男。アルター使いではない。

〈BT12大門大〉4枚〈BT13大門大〉4枚

このデッキのエンジンであり、リーサルカードであり、パワーカードである。さすが喧嘩番長。パートナーというより子分のアグモンたちよりもアニキとして血気盛んに敵へ拳骨を食らわせ、デジソウルをチャージして進化させる様はまさに原作再現が熱い。やるな、バンダイ…!〈BT13アグモン〉が〈大門大〉をデジモンとして扱うのも、アグモンが大を従わせているように見えるが、アグモンとの出会いこそ大門大の物語の始まりで、アグモンが喧嘩番長をより強い敵へ連れ出してくれたのだ…!と解釈できまいか。

ちなみに初動で置けて、〈BT12大門大〉〈BT13大門大〉の2択がある場合、どういう順番で置くかは考え物である。すでにデジモンを順当進化しつつ、テイマーを踏み倒して出せるだけ強い動きである。相手の盤面への干渉手段として抱えているカードの種類や消滅させるデジモン、次の相手の動きなど留意すべき点がある。

【ゲーム内容】

エボカ1回目

1戦目

黒ウォーグレイモン ○

デジタマは〈ST15コロモン〉。おそらくブラックウォーグレイモンを予想する。相手は〈BT8アグモン〉に進化するが、まわりよくないようで黒メモブ・〈BT12八神太一〉〈BT12アグモン〉を登場させていく。かたや自分は動けており、テイマーの踏み倒しもよく先に仕掛けた。相手の場面は登場した〈アグモン〉は焼かれ先ほど挙げたカードのみ。育成のアグモンだけではどうしようもないはずだ…!と思っていたが浅かった。ここで最新弾ブラストエースのSECのカード、ウォーグレイモンにワープ進化してレストしているシャインを取られる。完全に虚を突かれる。しかし盾から〈バーストモード〉がめくれてしまう。そのままリーサルに。盾に救われた試合である。

2戦目

ロイヤルナイツ ○

正直苦手意識のある盤面。〈大門大〉を踏み倒したいが前へ出ると盤面にさわられる恐れがある。先攻は自分、〈EX4ジオグレイモン〉に進化して返す。そのままたまたま引いた〈BT12大門大〉を1枚・1枚と出して4ターン目を迎える。相手はロードナイトモンを置いて1返し。〈大門大〉を2枚出して殴りかかることはできるが、メモリーが1足りない…!って思ったがトップドローは〈BT13大門大〉。〈BT13ライズグレイモン〉が手札にあり、メモリー問題解決!手札には〈BT12シャイングレイモン〉と〈バーストモード〉。そのままゲームエンド。これこそまさに上振れ。

3戦目

赤ハイブリッド ×

こちらもまあまあの滑り出し。相手の先攻1ターン、育成フレイモン・場にフレイモン、次のターン2枚盾を割り、〈BT7神原拓也〉。こちらも前に出し、テイマーを踏み倒しめくれたトレーニングを絡めて1返し。トラッシュはたまっておらず〈BT12カイゼルグレイモン〉は飛んでこないはず…!もし焼きオプションを打たれても後続は立てられる札だ…!とドキドキしていたら、育成開き進化、〈グラビティプレス〉〈ヴリトラモン〉〈ブラフマストラ〉3点割り!盾は0で〈ヴリトラモン〉を〈アグニモン〉に進化して1からの〈グラビティプレス〉で3。こちらの〈BT13大門大〉も考慮した綺麗なメモリーさばき…まずい!育成から出た〈フレイモン〉を止める術は薄い…!かくなる上はこちらもリーサルにするしかない!しかし手札には〈シャイングレイモン〉おらず。まだ慌てるような時間じゃない。育成には〈アグモン〉手札には〈アグモンX〉と〈BT12アグモン〉場には〈ライズグレイモン〉と〈BT12大門大〉と〈BT13大門大〉!引き込めさえすればチャンスはある…!しかし、引き込めず!万事休すか…いやアタックした〈大門大〉が消滅したら盾が増えて相手のリーサルをずらせる…!という閃き。祈りながらアタックするも捲れたのはトレーニング。そのまま相手のターンでゲームエンド。割るスピードと判断力、胆力がすごい…!もしかしたら相手は「ゲーム展開でこっちが不利なんだから、シャイン握ってない体の勝ち筋にすがるのが、勝つ方法なのでは…?」と思い切ってハンドルを切ったのか…。にしてもすごいが、なんだかんだこちらもこんな状況から「ワンチャンスこちらが先にのど元にかぶりつくことができるのでは…!?」って思えるあたりやはりデッキパワーだなとしみじみ思う。どうやらお相手と共通のフォロワーさんがいたようで相互フォローとなる。うれしい出会いだ。

4戦目

Dブリガード ×

手札確認、即判断できるほどのジャムりっぷり、マリガン、Lv3・初動札なし!「まだだ、まだおわらんよ…!」と5コスジオグレイモン登場。諦めない気持ち!とトップドローすればおっ?〈BT13大門大〉?〈BT13ジオグレイモン〉に進化して〈大門大〉登場してひねって盤面をとる。「これは巻き返したか…?」と光が見える。こちらは1枚の〈BT13シャイングレイモン〉に進化!まさに見直す瞬間である。よく手札にいてくれたよ…。ここで育成をLv3に進化しつつ、トレーニングで返し?ここは記憶が薄い。ブロッカーの〈大門大〉レストしたら-3000と-6000、メモリー1を奪われる。手を出せずにターンが渡ってくる。育成前に!アグモンXに進化して〈バーストモード〉をサーチ。手札には〈BT13ジオグレイモン〉。不動遊星ばりに勝利の道筋がキュピンキュピンとかくかく動く。〈大門大〉をデジモン扱いにしてアタック1点。もし〈大門大〉が消滅し、盤面からテイマーが消えてもいける。盾に埋まった〈大門大〉を引っ張ってくればいい!そこからバースト進化して…盾と盤面はとれるはず!1点!〈アルティメットフレア〉がめくれて盤面はジオグレイモン1体と〈大門大〉に…。ここで頭が真っ白になり、〈BT13ジオグレイモン〉になったのがいけない。ブリガードラモンの焼きを見て8コストの〈ライズグレイモンX抗体〉に進化すべきだった。そこまで頭が回らず、焼かれてそのままぐずぐずとゲームエンド。書いていてやや「?」となるところもある。かすかな記憶を手掛かりに書き留めているのでご容赦いただきたい。

5戦目

ブラックウォーグレイモン ○

後がない5戦目。お相手は以前CS1回戦で対面した方で、プレイマットを覚えてくださっていた。正直細かなゲーム内容は覚えていない。こちらがつまっており、テイマー手張りで返していた。相手はターン内に〈BT8ブラックウォーグレイモン〉に進化し、1枚テイマー消滅。このまま、ハデスフォースを投げられたらゲームエンドだな…と思っていたら投げられず。また〈ブラックウォーグレイモンX抗体〉も握れず、殴ったブラックウォーグレイモンは横になったまま。そこをなんとかDPマイナスを絡めて〈ライズX〉で殴って処理。相手の盤面には〈八神太一〉と育成は〈BT14アグモン〉。蘇る恐怖。まずい〈BT14ウォーグレイモン〉だ…!進化する条件はこちらが10000以上。なら進化させずにトレーニングで返す。そして相手のターン、やはり握っていたSECウォグレ!盤面を修復し、ゲーム再開するがつらそうだ。そのままこちらのターンでゲームエンドまで。 

実は1戦目・3戦目にマッチングした人が上位、むしろ赤ハイの人は優勝しておりオポネントが高くメタルグレイモンラインには入っていた。あまりの嬉しさに謝辞をこのお2人に伝える。余談だが私は負けると冗談交じりに「勝ち上がって俺のオポを上げてください!応援しています!」と話すことがある。まさに実現していただいた。ありがたや…。

エボカ2回目

1回戦

Dブリガード ○

相手の盤面に対して、〈BT13大門大〉を登場させて盤面をとる。〈シャイングレイモン〉〈バーストモード〉でゲームエンド。2ターン目に〈アグモンX抗体〉を2回使ったのはぶん回っていただけなんだよな…。

2戦目

Dブリガード ○

上に同じく。よく握ってんなぁとしみじみ思う。

3戦目

ミラージュ ○

先2で育成ガオガモンを前に出すかどうか悩んでいる様子。トレーニングやメモブがあれば引きこもりたいがなさそうだ。ならそこが通ったらだいぶゲームが楽そうに運びそうだから悩むのわかるなぁと見守る。前に出て、ガオモン登場だったかな…?成長期がだぶついているのかな?こちらはそこにあわせて〈BT13大門大〉を絡めて2面とる。育成を前に出し、テイマーの踏み倒し登場を絡めてテンポも取れたように思える。そこで相手の〈蒼雷〉が刺さる。慌てず、もう一度立て直す。その間に相手が育成から前に出した〈BT11ミラージュガオガモン〉がこちらの盤面をとる。こちらはそれに合わせて育成から前に出し〈ライズX〉と〈BT12シャイングレイモン〉で〈ミラージュガオガモン〉を取りそのまま押し込んでゲームエンド。〈ミラージュ〉には苦手もあったのでほっとする。

4戦目

黄シャイン ○

黄色メインのシャインで〈BT14パタモン〉や〈BT14希望の使者〉〈シャイングレイモンルインモード〉を採用しているだろうと予測。最近、ちょくちょくタイムラインに流れてくるう型かな…と予想を立てながらプレイ。盤面を先に取り、なんとかなるかな…と思ったが相手のLv5進化で踏み倒した〈BT13大門大〉が連鎖してこちらの完全体が取られる。こちらも盾に〈BT13大門大〉が埋まっていれば相手のLv5を取れるはず…と上振れを祈ったがおらず。その間に〈BT2シャイングレイモン〉までつながりまた盤面を取られる。万事休すか…と思ったら相手はLv3を引けておらず育成はデジタマ。まだ手はあるかもしれない…と冷静になり、光明が見える。これだ!息を吸ってこちらもデジタマを孵化させて〈BT13アグモン〉に進化させて〈BT13アグモン〉を登場。もちろんアタックできない。そこで効果で〈BT12大門大〉を前へ。トレーニングのディレイで成熟期に進化。〈大門大〉でアタック、〈BT13ライズグレイモン〉に進化。〈大門大〉が倒れず。1コスト〈ライズグレイモンX抗体〉に進化して【BT13大門大】を出しメモリー+1、相手に-3000。そして3コスト【BT12シャイングレイモン】に進化しさらにマイナスして消滅!盤面を!返した!登場した成長期が究極体まで進化して相手の盤面を焼野原にする!?デッキパワーを噛みしめてターンを返す。育成はおらず。トレーニングやら使って番を返す。そしてこちらのターン。育成前へ、〈BT12大門大〉前へ、〈BT13アグモン〉効果で〈BT13大門大〉前へ。そのまま〈バーストモード〉を絡めて勝ち!阿呆な選択もしたがよく巻き返した!ありがとう兄貴!ありがとうシャイングレイモン!

5戦目

Dブリガード

5戦目の方は時折ディスコードで交流があり、実は前日にも対戦を覗かせてもらっていた。その時にまさかのエボカが被っていることを知る。まるでのぞき見のようになり申し訳なくなったが、「いやいやかまいませんよ」とさわやかに返してくれる。なんたる快男児だろうか。勝負は時の運だった。1枚目の盾で〈オフェンストレーニング〉がめくれてしまった。そのため〈BT12シャイングレイモン〉までたどり着くスピードが上がり盤面を取って盾を割り返した。そして1返しがきまり、このままだと打点的に負ける。メモリーは2になっていたが、巻き返せず。一縷の望みを込めて12コスト〈ブリガードラモン〉登場。心を鬼にして〈ブリガードラモン〉を取り、ブロッカーを解除させてゲームエンド。最後まであきらめず最善手を模索した姿勢は全デジカプレーヤーに録画してみせてやりたいほどだ。

ということで優勝しました。チャンチャン。

【最後に】

 その週末のエボカの結果を検索して覗いていると、〈ルインモード〉が様々な型で暴れている印象だった。ブルーフレアにも採用されており戦慄した。なんという構築力。おそらくちがう週だったら優勝できなかったように思える。ルイン環境で〈大門大〉は前に出られるだろうか。環境がまたふたたび大きな音を立てながら動いている様を感じつつ、もう1枚ルイン買っておけばよかったなと後悔する。

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