広報担当者がAppSheetで工数管理アプリをつくってみた
こんにちは。
日本とフィリピンの2拠点で活動しているソフトウェア開発会社のYNSです。
本日は広報担当者である筆者が、AppSheetで工数管理アプリをつくってみた話をご紹介します。
エクセルでの工数管理、めんどうだな…
数ヶ月前、筆者は自身の生産性を把握するために、タスクごとにかかった時間(工数)をエクセルに記録しはじめました。
上記画像のように週単位でシートを分け、週が変わるたびに前週のシートを複製して運用していました。当初、週単位で把握できれば十分だと思ったからです。
しかし、数ヶ月と運用する中で
「やっぱり月間でも自動集計したいな」→手作業で集計
「このタスクだけ抽出して全期間の総工数を確認したいな」→手作業で集計
といった手間が増えていきました。元来めんどくさがりな筆者は、次第にシートを毎週コピーするのさえ億劫に思えてきました。
なんとかしたい・・・・そうだノーコードだ!
ノーコードに力を入れている会社に所属する身として、ノーコードの魅力は存分に知っているものの、自身で開発したことはありませんでした。
「工数管理を自力でアプリ化できれば、noteのネタになるノーコードへの理解がもっと深まるんじゃないか!」と、アプリの開発に着手しました。
AppSheetを選んだ理由は、業務でも日々活用していて一番馴染みがあったからです。シンプルな画面デザインも気に入っていました。
5時間かけてつくった工数管理アプリがこちら
(左の画像)起動時の画面。一日ごとの総工数(時間)が表示されるので、記入漏れ予防になります。
(右の画像)工数の登録画面。タスクを選び、日付とかかった工数を入力し、保存ボタンを押せば登録されます。工数は1時間を1とみなし、15分単位で入力しています。
↑こちらはタスクごとの総工数を週間・月間・全期間で確認できるページです。
つくってみた感想
難しさもありましたが、手探りで少しずつ理想に近づけていく工程に、ノーコードへの理解だけでなく愛が深まったように思います。
アプリはまだまだ発展途上
と、やりたいことがたくさんありますが、知識も技術も追いついておらず、難航しています。
あと何時間かければ実現できそうか?の見通しも立っていません。
「そもそもの設計からやり直さないといけないのでは…?」という懸念がチラッとよぎりましたが、すぐ蓋をしました。
自分の理想とするアプリを短期間・省労力でつくろうと思うと、はじめからプロに相談したほうが良かったんじゃない?
これは開発中にひしひしと感じたことです。
自分で構築するのが楽しかった一方で、プロに相談すれば私がアプリに求めるものを的確に把握したうえでアドバイスや設計支援を行ってくれるので、やり直しかも…?といった不安からも解放されます。
今回の工数管理アプリは私的な用途でしたが、もし私が社用としてこのアプリを開発するとしたら、やり直しの事態は極力避けたいです。相談できる人が社内にいない場合、「ほんとうにこの設計で合ってる?」「使いづらいと言われたらどうしよう…」という不安がつきまといますし、「他の仕事も立て込んでるし、独り立ちできるようになるまで誰かに伴走してもらいたいな」と思うのはごく自然なことでした。
弊社がノーコードの構築サポートを行なっている意義と責任を感じ、お客様の不安やお悩みが解消されるように、広報として伝え方をもっと工夫していこう!と決意を新たにする機会になりました。
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