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「きく」「聞く」「聴く」「利く」

みなさまこんにちは

香と瞑想とコーチング
小林 明美です。


和の香りに惹かれて
お香屋さんを見つけては
お線香や練香を買うようになり…


ワークショップを見つけて
好きな香りを混ぜて自分で作る喜びを知り…


面白い!もっと深く学びたい!!
その思いから資格講座を受講し

人様に教えさせていただいていいと
香司資格をいただいたのが昨年末。

おかげさまで少しずつ
ワークショップを開いたり
オーダーいただいてお香製品を販売し始めました。



お線香や匂い袋に代表されるような
和の香りを作っているのですが

香りを重ねて新たな香りを作る…
香水を作るようなものかもしれません。

香道と勘違いされるのですが別物です。
いつかは香道も嗜んでみたいです。


歴史や宗教、古典文学
そして一つ一つのお香原料について学び
新しい知識をインプット。

インプットした知識学びを
ワークショップなどでアウトプットさせていただく。
その循環の中で精進させていただいてます。



その中で
嬉しかった学びの一つが


お香を「嗅ぐ」とは言わないということ。



「聞く」



お香の世界で香りを感じとることを
「聞く」と表現します。



単に鼻で嗅ぐだけでなく

香りを深く味わう
心から味わうとでもいうのでしょうか。

「聞香(もんこう)」という言葉があるくらい。





傾聴、聴く、コミュニケーションをベースに
コーチングを続けていて

きくって大切!!って思ってる私は
「聞く」「聴く」には反応せずにいられませんw



そういえば「利酒(ききざけ)」という言葉もありますね。
お酒の品質・味を鑑定することだそう。

主に使うのは味覚嗅覚でしょうが
きっと視覚や舌触りなどの触覚も使ってますよね。



「きく」って
聴覚だけでなくいろんな感覚を研ぎ澄まして
感じとることを指すのですね。

日本人の表現、言葉の使い方って
意味深く奥ゆかしさを感じます。



常温で聞いたり
温めて聞いたり
燃やして聞いたり…

同じお香でも香りは全く変わります。



またお香原料は様々な種類があり
中には「臭い」と感じる
個性が強い香りも存在します。

それだけを「聞く」と悶絶しそうな香りも
他の原料と合わせることで
深みが増したり引き立てたり
良い働きをしてくれて。


まるでグループの中の少しヤンチャな存在のよう。

いない方が良いかというと
そうでもない。

彼がいてくれるおかげで
グループが成り立つ。
憎めない奴w

そんな存在っていませんか?


お香の世界にもそんな香りがあります。



思考から離れて五感を開いて香りを聞き
自分で香りを合わせて
オリジナルの香りを作る。

静かな静かな集中した時間。


オリジナルのお香が出来上がる喜びはもちろん、
作る過程での自分との対話も嬉しい時間です。


香と瞑想とコーチングHP
http://y-nlp-partner.com/

和のお香
http://y-nlp-partner.com/incense/

天然香原料で作る 和のお香の会
(部屋香作り) 
http://y-nlp-partner.com/event/okou-heyakou/
※新型コロナウィルス感染対策として
入り口でのアルコール消毒とお部屋の換気、
事前の備品や机椅子などの消毒を徹底し
人数を減らして開催いたします。




心地よいこと、学ぶことが大好きです。いただいたサポート大切に使わせていただき、またここで体験をシェアしていきます。