27日のパレスチナ関連の記事ピックアップ。

 ご参考までブログ・シリーズですw。
 ガザの学生さんのメッセージのブログに入れようと思っていたのですが、リンクが多くて、読みづらいとChatGPTに言われて、今朝記事二つに分けて書いて…のところに、スクーター・ブラウンの記事がアップされまして。パレスチナの自由は希望が見えてきましたね。

 やっと朝日がかすかに差してきた感じ。これからイスラエル、イスラエルを支持した国もおちおちはしていられないかも。だから今、抗議活動に対して強硬な姿勢に出ているのでしょうか。ドイツ、アメリカの各大学のある地域。最初は平和に行っていた抗議を、暴力的な制圧をするのは警察側。
 そんな状況も早く収まってほしいです。

では、昨日のパレスチナ/イスラエル関連のブレイキング・ニュースを紹介します。

イスラエル政府は、国際刑事裁判所(ICC)がネタニヤフ首相の国際逮捕状を発行する準備を進めているとの報道を受け、緊急会議を開いた。ネタニヤフ首相と他の著名閣僚は、ついに戦争犯罪の責任を問われることになる...🇮🇱🇺🇳

 この件についてはCopilot GPTに確認したのですが、イスラエルはICCの加盟国ではないので、実質的な効力はもたない。しかし、加盟国に彼が訪問した場合、その加盟国が逮捕することができるそうです。でも、彼はそんな国を訪問しないでしょうし、加盟国もあえて出向いて逮捕するような可能性は極めて低いですね。ただし、

国際刑事裁判所(ICC)からの逮捕状が発行されると、それがイスラエルに武器を輸出したり、資金援助を行っている国々に影響を及ぼす可能性があります。
 例えば、ドイツはイスラエルに武器を輸出しており、その総額は3億2650万ユーロ(約538億円)に上ると報じられています。しかし、ニカラグアが国連の国際司法裁判所(ICJ)でドイツを訴え、イスラエルへの武器輸出の停止と、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出の再開を求めています。
 また、国連人権理事会は、パレスチナ自治区ガザでの停戦を要請し、加盟国に「イスラエルへの武器や弾薬、軍需品の売却や移転」の停止を求める決議案を採択しました。これにより、イスラエルへの武器支援に国際社会で批判が高まっています。これらの動きは、イスラエルに武器を輸出したり、資金援助を行っている国々に対して、その行動を見直すよう促す可能性があります。しかし、具体的な影響は、各国の政治的判断や国際政治の動向によるところが大きいでしょう。

 というように、少しづつ少しづつパレスチナ支援が成果を上げています。
 またご存じのようにアメリカの大学では、パレスチナ支援キャンプが行われて、それは各国(まだ少ないですが、日本でも東大で)に広がっています。

 それに対してネタニヤフは、こんな世迷言をさらに言ってまして、本当に正気を失っているようです。っていうか、元々を知らないので、妄想・虚言癖のある人なの?

ただ、NYPDや他州でも警察の介入が激しくて、学生側はテントを張って静かに抗議活動をしているだけなのに、暴力的に逮捕されています。

速報:デンバー警察はオーラリアキャンパスの連帯キャンプを急襲し、イスラエルによるガザでの大量虐殺に抗議する学生たちを暴力的に逮捕した。
 アメリカの指導者がいかなる国に対しても民主主義を説くことを二度と許してはならない。

 

加えて、日本人にとって今回のパレスチナ、シオニズムといったことについては理解し難いんじゃないのか、ということに関して。

 「ユダヤ人」「ユダヤ教」は、私も含めてとても難しいです。
 ただ、私の場合はエンタメを通してユダヤ系の人びとがどんな扱いを受けてきたか、ということを知りました。特に舞台、劇やミュージカル、美術などからです。
 「ベニスの商人」「屋根の上のバイオリン弾き」「sixteen wounded」、中でも強い衝撃を受けたのがフィラデルフィアだけで上演されたシャガールとソ連のイディッシュ劇場とのつながりを描いたミュージカル「Green Violin
」です。屋根の上もそうですが、ソ連でもこんな迫害にあっていたのか、と。そもそも、シャガールの身の上が迫害されたユダヤ系です。絵にもたくさん描かれています。ああ、ここでやっぱり大好きな絵入れちゃいます。

 ニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム美術館にあります。

Marc Chagall Green Violinist (Violiniste)


それと最高の傑作はピューリッツア賞も受賞した「Angels In America: A Gay Fantasia on National Themes」のTVシリーズ版は大傑作です。
 というように、迫害された側でもあり、アメリカエンタメ業界ほか、経済界を牛耳っている人たち、という認識でした。
 ポーランドからの移民でユダヤ系の友人やその仲間たちと「クリスマス」を、NYCで祝うというレアな経験もさせてもらいました。ホテルで、お父さんが琉球空手の師範であるというイスラエルの感じのいい青年に日本人とわかって声を変えられたこともありました。
 でも、言葉で聞いたことはあっても「シオニズム」「シオニスト」が宗教以外の意味で存在する、別ものとは全く知りませんでした。
 私の中でユダヤ人は迫害された民族(歴史でも理不尽な扱い、ベニスの商人の時代からホロコーストまで)というイメージしかなく、パレスチナへの侵略はハマスや他、それなりの理由があるのだろう、と勝手な想像していました、が、今回のことで、実は宗教観は関係なく、政治的なシオニズムであることを認識させられたのです。加えて、実はシオニストはキリスト教系が一番多いそうです。

以下参考まで。

ホロコースト生存者のスティーブン・カポスが、本日ロンドンで行われるパレスチナ行進で演説する。嘘や広範な恐怖を煽ることに反して、このユダヤ人はデモで歓迎されるだけでなく、重要な役割を果たしています。
 ユダヤ教とシオニズムは同じではなく、その主張は典型的な反ユダヤ主義である。「このホロコーストの生存者が、他人が行うユダヤ人とシオニズムを混同することに反対している」このような抗議運動は非常に根強く、大規模で、世界的なものであるため、西側の指導者たちも、いずれは直視せざるを得なくなる。不正義、大量虐殺、ファシズムに対する歴史的責任がある。


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