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深夜の独り言 56

ご無沙汰しております。金ときです。

久しぶりに、お話を書いています。ショートショートを一本書き切るのに、以前の何倍もの時間がかかってしまいました。自分の微妙な感情の違いを言葉で表すことがこんなに難しかったのかと、今は思います。

なんだか忙しいと、感情が単調になる気がします。「嬉しい!」と「嬉しいなぁ」の区別がつかなくなるようなイメージですね。逆に暇なときは、そういったことに敏感です。あと、文と文の隙間の言語化が難しい。こう思う、こうした、の、間の自分に起こったことを想像する力が弱まっているような気がします。その感覚を取り戻すことが、当面の目標です。

院試が終わって、無事進路が決まりました。今のところ、人生は順調です。院にも進めるようですし、あとは研究をするだけです。研究は、頑張ります。まだぜんぜん、なにも、してないけど。

集中力をつけねばなりません。取り戻す、のほうが正しいかもしれません。それはもしかすると、過去の自分を忘れ去ったおかげで過大評価しすぎなのかもしれませんが。少なくともショートショートを一つ、ノンストップで書き切れるくらいの集中力は欲しいです。練習をしています。

最近新しく、彼ができまして、不思議な感覚があります。今の彼にはなんでも話しています。信頼されたいという気持ちと、全部知ってほしいという気持ちが半々です。noteのことも、いつ誰とどこに遊びに行くかも、別に何も言われていないけれど、自分から話すようにしています。最後の恋愛にしようと、22歳を間近に本気で思います。

自分の感情に鈍感なときは、同様に相手の感情にも鈍感になっているようです。今の私には、彼がとても繊細だと感じます。でもそのおかげで、彼は私の感情に敏感になってくれるし、寄り添ってくれる。私もそうありたい。彼が彼自身を大好きであれるように、私が先回りして感情を受け止めてあげたい。それがうまくできないのはきっと、私が感情というもの自体に鈍感になっているからだと思います。

「嬉しい!」と「嬉しいなぁ」の違いが、「かなしい…」と「悲しい!」の違いが、「またね」と「また会おうね!!」の違いが、わかるひとでありたい。それがわかることで傷つくこともあるけれど、それがわかることで傷つけずに済むこともある。人を傷つけないひとに、彼を悲しませないひとになりたいと、自分のためにそう思っています。

またゆっくり、お話を載せようと思います。暇つぶしになれば幸いです。


暇のできた夜に、




深夜の独り言。

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