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地域活性化起業人の活用状況は?

地方創生制度として総務省が続けている制度があります。これらの活用状況はどうなのでしょうか?

特別交付税措置にて基礎自治体の負担を減らして実施できる制度ですので、まだ未導入の自治体さんは活用を検討されてみるのが良いと思います!

以前、地域活性化起業人制度のご紹介もしましたので、そちらも見てみてください!



地域活性化起業人制度の現状

こちらの資料から引用させていただきます。


制度概要

地域活性化起業人の制度は、地域と3大都市圏の企業をつなぐ制度で、地域を支援してくれる人を国のお金で派遣できる制度と言って良いと思います。

R5には、779人/449団体まで増加しています。


活躍している年齢・カテゴリ

男性が多めですが、年齢比率は意外と若めです。40歳代の働き盛りの方が多いのも面白いですね。

カテゴリに関しては、観光・地域振興系が多いです。続いてDXですね。


活躍している場所はどこ?

都道府県でいうと北海道、三重県での活用が進んでいるようです。北海道での内訳を見ると、それぞれの市町村で満遍なく活用されているようです。

三重県では「いなべ市」が21人!も採用しているようです。


三重県いなべ市での活用状況

いなべ市では本制度を活用してさまざまな取り組みをされているようです。ネットにも記事が出ていましたので抜粋しておきます。

以下から引用させていただきます。

https://www.city.inabe.mie.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/011/595/218.pdf

3大都市圏のさまざまな企業から、いなべ市に人を集めて、まちおこしをしているようです。これは素晴らしい取り組みですね。

派遣元企業例

このような記事もありました


どこの企業から来ている?

観光関係が多いので、JTBさんがトップですね。DMMさんが多いのも意外でした。

DMMさんはさまざまな市町村と協定を結んでおられるようです。メインはDX関連ですかね。


どんな仕事をしているの?

この制度では、具体的にどんな仕事を依頼できるか?というのが気になります。結論としては、「地域に関係するほとんど全ての仕事」というのが答えになりそうです。

いわゆる観光だけではなく、料理やコミュニティ、健康、DXといった事例があります。

こちらにも活用事例がありますので、ぜひ見てみてください。

https://www.soumu.go.jp/main_content/000881077.pdf


まとめ

地域活性化起業人制度の現状について紹介してみました。まだまだこの制度は伸びていくと思いますので、ぜひまだ活用されていない自治体さんは活用をお勧めします!

ご不明点などあればぜひコメントやDMにてご相談ください!