肯定ペンギン

昔の自分を振り返る話

「デザインを志す前のよしと君ってどんな人だったんですか?」

今日こんなことを言われた。良く考えると考えた事がない。デザインを志す前の自分とは...人と向き合い「見えない気づき」を見つけてそれをデザインとして提案する人という事をアイデンティティにしている自分...になる前の自分のことです。

その言葉が自分の素のキャラクターを考えるきっかけになったので自分の昔のキャラクターについて考えてみようと思います。

僕は「今やりたいこと」にひたすら向き合う人だった

デザインを志す前の自分の話をするには中学生から高校生の間について話さないといけません。

僕は中学3年生の頃からクリエイターの世界に足を踏み入れました(当時は色々とふわっとしていましたが...)。

自分のキャリアの積み方はちょっと特殊なのですが、僕は総合学科という学科に入学しました。

そこでは大学のように好きに授業を取れましたのでクリエイターになりたかった僕は美術の授業ばかりを取っていました。

でも自分が興味を持った事には自分の目指すものでなくても取り組んだりしています。高校の頃特に顕著だったのは軽音楽部に入部した事ですね。

僕は「面白そう」と思ったらそれに飛び込む傾向がありました。そしてこの行動に僕というキャラクターの片鱗がありました。

僕は好奇心旺盛で熱量がすごい

今思い返してみると僕はこれまで色々なものに手を出してきました。

趣味だとアナログゲームからデジタルゲーム、写真、ファッション、アニメ、映画...など表現で言うと油彩画、水彩画、陶芸、アクリルなど。

最近過去の行動を振り返って自分は新しいことを見つけたら手を出したくなるタイプだと知りました。

僕は好奇心旺盛で新しい事を試してみるのが好きみたいです。

それは今の自分になる前からそうだったのかな?と思います。ダンスをしてみたいと思ったらダンスの練習をしてみたり、noteを始めてみたり等新しい趣味を作ったり自分から新しいことに触れる機会が多いように感じます。

そして僕は好きなことに集中するタイプなので取り組むことの熱量がすごいみたいです。好きな事には一直線なのでそれだけ得るものが大きくなります。

デザインを目指す以前の自分を振り返って、自分の根底にあるのはあらゆる事に触れてきて得た「知識と経験」とそれを支える「好奇心と熱量から来る積極性」が関わっているのかなと感じます。

「好奇心と好奇心」に対する弊害

しかし僕のキャラの特徴である「好奇心と熱量」にはある1つの弊害があります。そしてそれは僕の悩みにも直結しています。

その弊害とは「自分の熱量と好奇心についてこれる人が少ないこと」です。自分の周りの人は多くのことに興味をもたないことが経験則でわかりました。

誰しも興味のあることに対しては深い興味を持っているものです。でも作品で「〇〇は好きだけど△△はそこまで興味ない...」という人がいると僕はとても困ります。

僕はその作品(とそれに関わること)に興味を持つタイプなので全部の話をしたいからです。

音楽で例えると自分はジャズもロックもアイドルも好きだけど、友達はジャズは興味ないからジャズの話を出来ない...とか。

「ああ...音楽好きって言ってたけどこれは興味ないんだ...」

となると僕は相手が興味のある事でしか会話をしなくなります。何故なら自分の好きなものを話しても嫌な顔をされるから。

※これは極端な例なので参考程度に聞いてください。

今の自分は興味を持ったことを人に話せなくなって孤独感を感じることがよくあります。切実に新しいことに壁を張らずに話を聞いてくれる人が欲しいですね。

この話を通して自分は普段から友達に気を使っていることが浮き彫りになりましたが、これを打開するためには気を使わなくても良いなんでも話せる真友が必要なのかもしれません。否、必要だ...。

デザインに出会う以前の自分を考えて

弊害の話は置いといてテーマを元に戻すと過去の自分を振り返ってみると自分の元々のキャラクターがかなり見えてきた気がします。

僕は「都会のトム&ソーヤ」という作品に強い憧れがあった事を思い出しました。これは児童向けの小説なんですが中学生が都会を舞台に冒険する話なんですよね。

でもそれだけでとてもワクワクするんですよ。

僕は1番最初のnoteで旅するデザイナーと自分を形容しているんですがそれは自分が場所は既定概念に縛られずに「新しい体験」に出会うことに幸せを感じるデザイナーという部分があるからこその言い回しだと思っています。

僕は常にアンテナを張って新しい体験を探し続けています。

新しい体験に刺激を得たり、今までなかった気づきから着想を得ることは「僕がクリエイターとして生きる理由」なのかもしれません。

ここで言いたかったことは「今の僕がいるのは好奇心と熱量のおかげ」「僕にとって新しい体験は生きる理由になる」ということ...そして「今の自分がいるのは過去の自分のおかげ」という3つです。

なかなかデザインを目指す自分以前の事は考えてなかったので良い気づきと学びになった気がします。

よしと






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