インディアンスをM-1グランプリ決勝の常連に変えた2018年のお笑いライブ
お疲れさまです。
M-1が大好きです。
さて、近年のM-1の常連といえばオズワルドさん。
そしてインディアンスさんです。
インディアンスさんは、ここ最近常連になった印象ですが、
ネタ自体は準決勝止まりだった時期とあまり変わらないです。
決勝でやっているネタも、
「これ昔の敗者復活でやってたな」と思うことがあります。
これはM-1あるあるで、
少し前では、過去に敗者復活で負けたネタを数年後の決勝でやって、
とろサーモンさんは優勝されました。
もちろん、細部は変えられています。
なぜ、インディアンスさんは突然M-1の常連になったのか?
それは、インディアンスさんが初めて決勝に駒を進めた2019年、
の1年前に実施されたあるライブが、要因の一つだと思います。
2018年9月に下北沢で行われた、
インディアンス田渕さんとアンタッチャブル柴田さんのお笑いライブ。
今でこそコンビで活動されているアンタッチャブルさんですが、
当時はまだ別々に活動されていて、コンビ復活が切望されていました。
「またアンタッチャブルの漫才が見たい」と。
でも当時は見れなかった。
一方、インディアンス田渕さんはよくザキヤマさんと比較されていました。
「芸風が似ている」と。
そんな田渕さんと柴田さんが、
アンタッチャブル風漫才に挑んだのがこのライブです。
ここで田渕さんはこてんぱんにされてしまいます。
柴田さんが凄すぎて……
柴田さんのツッコミのスピードについていけない。
柴田さんが求めるボケを繰り出せない。
柴田さんが喋っている中でボケを挟みこめない。
そして気づけば、
柴田さんのボケにツッコむ田渕さんが舞台上にいました。
ボケとツッコミが逆転してしまったのです。
相当悔しかっただろうなと…
この経験が、田渕さんのボケとしてのプライドをかき立て、
才能をさらに開花させたのだと思います。
陽気なキャラクターですが、
その裏にどれほどの努力があったのだろう。
もちろんツッコミの木村さんの力も大いにありますが、
この経験がインディアンスを決勝常連に押し上げた
一つの要因だったと私は感じています。
ただ決勝常連からチャンピオンになるには、
もう一度こういった経験が必要です。
それは、インディアンス木村さんとザキヤマさんのライブなのかもしれません。
お笑い界に少しでも貢献できるよう書き続けて参ります。もし応援してくださるお気持ちがあれば、心から感謝申し上げます。