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なぜM-1グランプリのチャンピオンだけが毎年売れるのか

はじめまして、ようです。
この度noteをはじめました。

早速ですが、私はお笑いが大好きです。
関西で生まれ育ち、少年時代は「?マジっすか!」に熱中し、
陣内智則さんに憧れていました。
日常的に友達と漫才をし、大学時代にはNSCに通いました。
今でも同期とは縁があります。

そんな私ですが、お笑いに対して熱く語る場がなく、
ここに書き連ねることにしました。

さて、表題の件です。
なぜM-1グランプリのチャンピオンだけが売れるのか。
逆に言えば、それ以外のチャンピオンはなぜそうならないのか。
さまざまなところで語られてきたことかもしれませんが、
私の見解も書かせていただきます。

大きく違うのは、一点だけ。
「M-1は、連続ドラマである」
M-1は、もうバラエティではありません。
1クールの連続ドラを観ている感覚で、
可視化された予選をチェックしながら合否に一喜一憂し、
決勝という最終回を見る。
たとえバッドエンドでも、感情移入の深さはかなりのもの。

そう考えると、芸人はおもしろいかどうかはもちろんですが、
それ以上に好きかどうかが重要で、
好きになるためには、感情移入できるかどうかが左右します。

一方、他コンテストは予選が可視化されておらず、突然決勝が放送される。
つまり、いきなり最終回を見ろと言っているようなものです。
これでは、たとえ面白くても人は感情移入できません。

しかし、私はM-1以外のコンテストをディスりたいのではなく、
むしろもっと盛り上がるコンテンツになるよう願っています。
そのためには、連続ドラマにすることです。
ピン芸人ならではの、コント芸人ならではの女性芸人ならではの、
M-1にはできないドラマが必ずあるはずです。
5分枠でもいいですし、YouTube企画でもいいので、
毎週様々な芸人に密着し、ドラマを伝えていく。
誰か一組がバズれば、他の出場者だって観てもらえる。
感情移入した芸人が決勝に出れば、もっとそのコンテストが面白くなる。
たとえ落ちても、その悔しさを抱えて決勝を見ることができる。
とにかく、コンテストを予選一回戦から決勝までの連続ドラマと捉え、
その構成を決めた上で、なにをすべきか考える。

決勝をどう面白く構成するか?ではなく、
予選をどう面白くするか?成功の鍵は、ここだと思います。

そうすれば、おのずとチャンピオンも、それ以外の決勝メンバーも、
芸人としてのしあがっていけるのではないでしょうか。

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