見出し画像

貴重な一枚

■2023年(両親81歳)

9/8
9:30 S病院 呼吸器内科

9/1の母検査の結果を聞きに行く。

結果説明はわたしだけもOKとのことで、単身で向かう。

レントゲン、CT検査において肺は特に異常なし。

気管支炎の影は見られるが、引き続き真菌症の薬を飲んで付き合っていくしかないと。

前回検査したのが2019年4/15。

そこから特に悪化していないということで、ほっとする。

母のここ最近の衰えについて、肺は起因していない様子。

やはり脳の問題なのだろうか。

帰りに別荘に寄る。

二人とも1F食堂にいた。

母、元気。立ち上がって歩くこともあり。

父、いつもよりやや険しい表情。

椅子に腰掛け一点を見つめたまま、声をかけても反応なし。

そのまま上体がすーっと前に傾くと共に目をつぶる。

ん? 寝たのか?

声をかけても反応しない。大丈夫か!?

しばらく観察。

どうやら眠ったみたい。

父はどうも寝入る前にドキッとする一面をよく見せるのでハラハラしてしまう。

しばらくして目を覚ますも、やはり表情は険しい。

二人の写真をいつものように撮っていると、

横にいたスタッフさんに「3人で撮りましょうか?」と言われ、

お言葉に甘えて撮っていただく。

父は険しく母は無表情、わたしだけ満面の笑み。

何とも言えない。

それでも、3人で撮れる機会はめったにないので貴重な一枚となった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?