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SNSアレルギーを克服した話

akisaiという音楽/映像ユニットで音楽を担当している鈴木です。

今回は、SNSが苦手だったのを克服したという話です。
音楽活動とは全然関係ないようで、実は密接な関係のあるSNS。。。

きっかけ

初めてのSNSは大学生の時に流行ったmixiでした(年がバレますね)。
mixiは最初は面白がって色々書いたりしていたものの、なんとなく肌に合わないなと感じフェードアウト。

時は流れて、twitter・facebook・Instagramなど今の時代を牛耳るSNSが次々と登場し、その都度登録はしてましたが積極的に発信はせず、情報収集のために見る専門で使っている状況でした。
というのも、SNS特有の自己顕示欲丸出しみたいな投稿とか、バズりを意識した文章みたいなやつとか、「◯◯すべき」みたいなやつとか、なんだか素直に楽しめず「こやつらと同じになるまい、、、」という謎のプライドが邪魔をして、アレルギー反応が出ているような状況でした
今思えば、こういう投稿こそがSNSでもっともウケる内容だからこそ(自分調べ)、みんながこぞってやっていたんだなぁと。

ただ、akisaiの宣伝でtwitterとfacebookだけは細々と投稿はしてました。

さらに時は流れ、長女の誕生に伴い2019年10月から1年間の育休をとることにしました。
育休については詳しくはこちらの記事に書いてあります。

育休も中盤に差し掛かったところ、冒頭に書いてある通り「音楽活動(に限らずですが)とSNSは密接に関わってくる」ということに今更ながら気付きまして「SNSはアレルギー反応めっちゃあるけど、時間も気力も体力も余ってるし、多少無理してでも頑張ってみるか!」と思い立ちました。

最初の挑戦 - Instagram -

最初に取り組んだのはInstagramでした。
というのも、akisaiの宣伝をしているせいかtwitterはそこそこフォロワーがいて(当時300人ぐらい)、シャイな自分としてはそのフォロワーに対していきなり発信し始めるのが恥ずかしかったので、フォロワーが全然いないInstagram(当時5人ぐらい)で馴らそうと思ったんです。

記念すべき第一歩はこんな投稿でした。

この投稿と同時に知人などを一気に数十人フォローし、1日に2〜3個をノルマにして、強制的にInstagramへの投稿をしはじめました。
最初の頃は散歩した時に遭遇したネコの写真とかをアップしたりしていましたが、フォロワー全然いないのにInstagramはなぜか「いいね」がけっこうつくんですよね。不思議です。
ハッシュタグはつけてたので、それで検索に引っかかったりするんですかね?
程なく、メインのネタは音楽の方に移行していきました。
フォロワーがいないのでかなり気楽に進めることができましたね。

使っているプラグインや自作maxforliveデバイスなどを載せると反応がよかったりと、なんとなく傾向が掴めてきたり。
すると、海外の人からメッセージが届いたり、フォロワーも徐々に増えたりしてきました。

次の挑戦 - twitter -

Instagramもだいぶ慣れてきたので、twitterの方も勇気を出してやってみようということで、最初のそれっぽいツイートはこんな感じでした。

写真家の岩倉しおりさんがプレイリストに入れてくれたのが嬉しくて、コメント付きでリツイートしました。
「リプライがきたらどうしよう」とか思ってドキドキしてしまったり。

まだまだ思いの丈をぶつけるようなツイートは恥ずかしかったので、リツイートや事務的な宣伝で徐々に馴らし、初めてツイッターっぽいツイートをしたのが以下です。

Audiostockをやっている方でよく見るツイートを参考にしました。
たったこれだけなのになんだかドキドキした記憶があります。

Instagramも引き続き投稿しつつ、こんな感じのツイートで徐々に馴らし、ツイートする機会を増やし、一日2〜3ツイートを目標に頑張っていました。

そして、ある時Ableton Japanさんが募集していたハッシュタグ #私のableton に乗っかってみようと思い、以下のようなツイートをしたところ、Ableton Japanさんにコメント付きでリツートされ、今までもらったことのない量のいいねをいただくことができました。

このツイートをきっかけにSNSが面白くなってきたような気がします。
やっぱり何かしらの反応があると嬉しいものです。

ここからはakisaiの宣伝に加え、Audiostockのことや、本当にどうでもいいつぶやきだったりを織り交ぜつつ、さらに馴らしを進めていきます。

このあたりから徐々に、リプライやメンションなどtwitter上でコミュニケーションも取れるようになってきます。何か呟くたびにいいねをもらえることも増えてきました。

最後の挑戦 - note -

twitterとInstagramはもうほぼ苦手意識を克服できた気がしたんですが、facebookは会社の同期が友達にいたりするので、事務的な宣伝のみを発信するに留めることにしました。
だんだん調子に乗ってきて、なんとなく長文を書いてみたくなり、ついにnoteに手を出すことにしました。

noteは数年前に登録をして、なぜか1記事だけ投稿して放置していました。その当時から「何かを書きたい」という欲求はあったのかもしれません。

記事のネタを検討した結果、初めての記事っぽい記事は以下のようなAudiostockネタでした。

投稿はしましたが、特に宣伝しなかったのでPV数もほとんど無し。
とはいえ継続できるかも不明だったので、ひとまずある程度記事が溜まるまで宣伝はしないことにしました。

で、何かシリーズ化できるネタがあれば継続しやすいかなと思い、次の記事はこんな感じのサブスクのネタでした。

SpotifyとApple Musicの再生数とリスナー数の推移を公開するという自虐的記事です。毎週日曜日に更新することで今現在も継続しています。
数年前から音楽系のブログで「その月の収益を公開!」みたいな記事をよく見ていたので、それのサブスク再生数版みたいな感じはどうかな?と思った次第です。
腐っても、硬派なSchole Recordsからリリースしているアーティストなので、こういう下世話なネタはどうなのかな?とも思ったのですが、むしろこういう下世話な話の方がSNSではウケがいいので(自分調べ)、思い切って始めてみました。
最初は本当にひどい数字だったんですが、いろいろ頑張ったおかげで最近は少しまともな数字になってきたように思います。
こういう記事って、RPGとかで主人公のレベルが上がってきて、じわじわ強くなっていく感じに似ているような気がして、自分が読者だったら読んでいて楽しいかもしれません。

SNSの横の連携

そして記事数も20を超えたあたりで、満を辞してtwitterでnoteの記事の宣伝を始めました。

まずは音楽ネタではない記事で馴らし(爆)。
すいません、シャイなんですよ。
からの、AudiostockやSpotifyのネタもどんどん宣伝していきました。

SNSで宣伝するとわかりやすくPV数が伸びるんですよね。
やはりSNSは「SNS同士の相乗効果」もあるので、一体となって運用するのがセオリーみたいです。

そんなことをやっているうちにPV数もそれなりに増え、SNSで発信することにもほとんど躊躇がなくなりました。
晴れて「SNSアレルギーを克服できました!!」と言えるところまできたと思います。

おわりに

冒頭で「音楽活動とSNSは密接な関係がある」と書きましたが、SNSを頑張り始めてから停滞していた音楽活動の流れが変わったような気がします。
知り合いのアーティストの方とコラボしたり、Instagramで知り合った外人とコラボしたり、それによって再生数が一段階上に行ったり。
単純な数字に現れることばかりじゃなくて、Audiostock関係の方とも少し交流ができたり、今後の活動にプラスになりそうな話があったり、、、
今のところいいことだらけです。

「音楽活動とSNSは密接な関係がある」

今更ですが、これは間違いないですね。
ですが、容量・用法を守って楽しんでいこうと思います。
SNSは劇薬にもなると思うので。。。


今回は以上になります。
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