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やっぱり母には敵わない、「扉を開けるということは」


不安や疑心が
纏わりついて
離れない


そんなつらさを抱えている
あなたへ…

目次
・わたしの言葉
・今日の一枚
・わたしの日記
「扉を開けるということは」
・おわりに
「やっぱり母には敵わない」

「わたしの言葉」


どうしてつらくなるんだろう…


喉仏の下まで
上がってくる
この思い


息をするのもつらくって

呼吸をするのが
精いっぱい



言葉を探せば
泣きたくなって

話すことも
できないわたし


ねぇ
教えて


誰かわたしに
教えてほしい


どこまでも
纏わり続ける
この思い

一体これは何なのか



泣いていいのかさえも
分からない

言葉を
探す
わたしに教えて









「今日の一枚」

今この瞬間を書きとめて
あなたの事実を書きとめて…
泣き虫なわたしに
ペンとノートが勇気をくれる。



「わたしの日記」
「扉を開けるということは」

「最後は自分の力です」

大切な方に頂いた
大切な言葉


誰かや
何かのせいにしていた自分が
見えてしまった
瞬間だった




今日までわたしは
無事にこうして生きている




あの時
体調を崩して
仕事を辞めることになって良かった


あの頃
好きだった人と
上手くいかなくて良かった



愛を与えられるのが
当たり前と育って来たから
否定をされるという
経験もわたしには必要だった




もしそれを知らなかったら…
もし違う選択をしていたら…


今ここに
いないかも知れない





あぁ
わたし
自分を肯定できるようになったんだ



そう思ったら
泣いていた




幼いころから
変わらない 

ずっと泣き虫




ずっと
ずっと
それでいい



わたしのこれまでは
隠すことのできない
わたしの事実

それを忘れて
否定して
抑えつけようとしていたなんて


一体わたしは何をして
どこを見ていたんだろう





肯定しよう
肯定し続けよう


わたしは間違っていなかった
すべての「私は最善だった」




「諦める前に
 放棄していないか
 今一度
 確認しなさい」


内側からの声が
響き届いた

与えらた
わたしにしかない
感受性



母を思い浮かべながら
ただただ
泣いて
感謝した




静けさの中
仕事に向かっていた時の
できごと

深く
やわらかな
なんとも言えない
緑色の時空間


貴重な瞬間の中にいた




おわりに
「やっぱり母には敵わない」


母は料理が好きで
編み物や植物が好きだった


何でもできる
というか
工夫をして
できるようになってしまう
という感じ


強い母であり
家族の中心でもあった



近頃は
日に日に

小さく
可愛いく
子供のように
なっていく




元気な頃は…


お母さん
これやって!
あれはどこ?
なんで洗濯物乾いてないの!


頼られてばかりの日々





今は…


お父さんを呼んでほしい
お姉ちゃんに〇〇頼んでほしい
chiiちゃん〇〇やりたいから手伝って

自らの思いを
言葉と声にして
ためらうことなく
家族に頼る



頼ることを知ったから
小さく
かわいく
なったのかな…





兄には
お風呂に入れてもらって
なんだか嬉しそうに

泣きながら
笑って



…頼って過ごす
日々になった





長い間
揃うことのなかった
家族のわたしたち



今はこうして集まって

今度は母のためにと
それぞれが
協力し合うように動いている

母に動かされているんだろうな


やっぱり母が中心で
やっぱりみんな
母には敵わないらしい




人はみな
自分自身の人生を
生きたいと願い
存在を
認めよう
叶えようと
夢や希望に向かい続ける




あきらめたくない
あきらめられない

放棄しない


そしてまた
探し求める


開かれるまで
扉を
叩き続ける






わたしは弱い
だから
手を貸してほしい
思いを
素直に声にする

どんなに弱くあろうとも
すべてを信じて
その姿勢を保ち続ける

何よりもそれが
大切なんだと
わたしは思う



認めよう
勇気が必要になるけれど
自分を信じていれば
できること





すべてを肯定し続けよう
扉は必ず開かれる






泣いてごらん
瞼が重く腫れるまで
気が済むまで泣いたらいい

その声は
あなたのすべて
あなたはいつも最善だ

泣いてしまえば
泣き出して
呼吸をするより
息をしてしまうから

それが楽だと分かるから

あなたは泣いていいんだよ


息をすることができたとき
息づくすべてが送られて

言葉となって
届くから

あなたのすべてが見えるから

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