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答案構成のやり方って??答案構成がうまくできない!!

答案構成探しの旅

「答案構成がうまくできない。」
「どうして答案構成のやり方の情報があまりないんだろう。」
予備試験の勉強を始めて1~2年の頃、私はそう考えていました。

「合格者の答案構成ってどんなものなんだろう」という疑問を解消すべく、何度もネット記事を読み漁りましたが、見つけることができませんでした。

そんなある日、「合格者が実際に論文式試験で書いた答案構成」を拝見する機会がありました。

どんな立派な答案構成が書かれているのだろうと思いきや、そこにはほどんど何も書かれていませんでした。キーワードが数個書いてあるだけです。

驚きました。
合格者の答案構成はきっと素晴らしいもの(理路整然と思考の流れが書かれているもの)だと思っていたからです。

長い間、「答案構成の正解」を求めて彷徨っていましたが、そのとき、なんだか吹っ切れたような気がしました。

「答案構成がうまくできないから、いい答案が書けないものだと思っていたけどそうではないのか。」
「合格者の頭の中は、スッキリしているんだ。だからごちゃごちゃ書かなくても順序良く答案が書けるんだ。」
「自分の法的知識をしっかり整理していくことが大事なんだ。」

と気が付き、その日から「答案構成探しの旅」に出るのをやめました。

「答案構成の方法」という情報があまり出回っていない理由

結局、「答案構成の方法」という情報があまり出回っていない理由は、「人それぞれだから」というものだと思います。

全く答案構成しない方で合格されている方もいらっしゃいますし、答案構成のやり方も本当に千差万別です。

ちなみに、私は次のことを意識しつつ、答案構成をすることが多いです。
・思考が整理できないときは、考えたことを書きなぐってみる。
・使いたい事実に色を付けてみる。
・場面が変わったら問題文に線(問題文を区切るための線)を引く。
・余白に気になったことを書く。
・自分がやりがちなミスの注意喚起を書き込む。
・各設問ごとに使う時間と分量を書き込む。

ただ、科目によって、問題によって、その時の知識レベルによって答案構成のやり方は全く異なります。
あえて変えているわけではありあません。
がむしゃらに解いていたら、毎回答案構成のやり方が変わっているという感じなのです。

つまり、まぁ「適当」ということです。
字も配置も汚くて読めたものではありません。


話は変わりますが、予備試験に合格し、司法試験の過去問演習を本格的に始めたとき、再び答案構成の壁にぶちあたりました。
書きたいことを書き洩らしてしまったり、時間内に書きかげることができなかったからです。特に行政法は誘導も多く、問題文も長いので、非常に苦戦しました。

一つ乗り越えたら、また壁が出てくる。果てしないですね。

司法試験、合格していますように(不安)。




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