新年早々、大変な災害、事故が立て続けに起こり、浮かれた気分が一瞬のうちに吹き飛んでしまった感のある2024年の幕開けでした。

　なんだかふざけた文章を書く気が起こらずだんまりを決め込んでいましたが、復活です。

　とにかく、一刻も早く日常が戻ってくれることを祈るしかありませんね。

　芸能界しかり、スポーツ界しかり、かつては「カリスマ」としてもてはやされた方々が、一瞬のうちにその評価、印象が180度変わってしまったという案件が続いています。

　スポーツ界のあの方については、その業績は文句なく賞賛に値するとは思うのですが、なんだか自分に酔ってらっしゃるような感じがして、「げっ、この人、ス◯ートしてなきゃただのキ◯いニイチャンじゃん」（失敬にもほどがあります、ごめんなさい）ぐらいに思っていたのですがね。案外、素顔は大人になり切れていない、優しさとか包容力とかを持ち合わせておられないお方なんだなと思った次第でした。

　まあ、あんまり事の顛末を詳しく知らないのでこのくらいで。

　芸能界のあの方は、同年代ということもあり、時代性、笑いの感覚、すべてが自分とマッチして、ホントに面白かったし大好きだったんですけどね。

　あ、いや、週刊誌の報道がどこまでホントなのか分かりませんし、これから裁判ということですから、あんまりいろいろと決めつけてはいけないとは思いますがね。

　ただ、他の方もおっしゃっているように、今回は完全にあの方側の「初動ミス」。

　たとえ記事にウソや誤解があったとしても、全くの捏造でない限り、そして被害を訴えている女性がいる限り、まずは謝罪、が正しい対応なのだと思いますがね。

　こんなふうに誤解させてしまってすみません、でも自分としてはそんなつもりじゃなくて云々、から始まれば、ここまで事は大きくならなかったのでは、とも思うのです。

　それが、Ｘで「とうとう出たねー」とか「〇〇しまーす」とかのふざけた物言いで、告発した女性について何の配慮もない姿勢が、この方の株を相当下げてしまったと思います。

　基本、女性蔑視の方なんだと思われてしまったことは、致命的なミスでした。

　もうちょっと新しい、配慮のある考え方の方だと思ったのですがね、あのつぶやきだけで、世間とのズレを露呈させてしまう結果になりました。

　自分が発信することで、ファンも、関係者も、全て自分に寄り添ってくれるという「驕り」があったに違いありません。

　しかし、その甘えはあっさり翻され、特に女性ファン、スポンサーは一斉に彼から引いていってしまいました。これは彼にとっても大いなる誤算だったのでしょうね。

　まあ、テレビのカリスマとして君臨して、ちやほやされ、すっかり目が曇ってしまったのかもしれません。たとえ裁判で勝ったとしても、これから以前のような笑いを提供することは難しいかもしれません。

　ああ、一度地まで落ちて、そこからまた這い上がってくる姿も見てみたいものですがね。

　バラエティのひな壇とかにちょっこり座って、司会者にツッコまれて笑いを取るという姿を見せてくれて、またメインに戻ってくれたら、またこの方のことを絶賛応援したくなりますがね。もうそこまでのエネルギーも持ち合わせていないかもしれませんし、変なプライドが邪魔をして、一切表に出てこないつもりなのかもしれません。

　まあ、ここから彼がどのようにこの問題を咀嚼して、次にどのようなステージを見せてくれるのかは、しっかり見届けようとは思います。

　で、だいぶ遅ればせながら、ですが、八代亜紀さんのご冥福をお祈りします。

　しみじみ飲めば（しみじみdrinking）はしみじみと〜は、私の一人飲みの合言葉。

　友人と楽しく飲むのも好きですが、一人飲みは、明日も生き生き過ごすための、大切なメンテナンス場、なのです。

　こんな私の楽しみを邪魔しようとする輩は、今後一切シャットアウトさせていただきますね。

　相変わらず美味しい煮込みを探してひとり旅を続けております。

　安定の加賀屋系列の煮込み（写真は中野の加賀廣）も美味しかったですが、四谷三丁目でいただいた、デミグラスソースのような、濃厚なお味の煮込みも絶品。

　今度は会社連中を引き連れて再訪したいと思っています。