シルク温泉やまびこ

(2021年12月3日の記事)

ここにきて寒さがいよいよ本気を出してきた。思い浮かぶのはもちろん銭湯、珈琲、こたつとみかん。それらを愉しむにはいい季節、いい時間になってきた。
2021年も残すところ1ヶ月を切った。特に年末は忙しさを忘れるひとときと体調管理が大切だと思っている。極力予定を入れずに過ごすのが僕の12月だったりする。
では本題。あんまり教えたくないなーなんて思うけど、僕も教えてもらった身なので独り占めするのもいかがなものかと思ったり。うん、けど、いいものは黙っちゃいられない。ということで僕のおすすめ温泉へ行ってらっしゃいの話。
温泉だけを目当てにわざわざ加古川から2時間かけて車を走らせるほど、皆様お暇ではないでしょうが、人生の1日を僕に騙されたと思って行ってきてほしいな、なんて。極上の癒し、これですよ。効果効能はもちのろん。シチュエーションはばっちのぐー。こんなダサい語尾を恥ずかしげもなく言えてしまうくらいに、おすすめなのである。
その昔、山口県長門市で入った温泉がある。山口県って何があるの?ふぐ。角島。と応えがちだが、温泉である。山口県は温泉が有名なのである。ちょっと肌に纏わりつくようなヌルッとした感じ。入った瞬間にわかる、ここの温泉は何かが違ういいぞ感。アルカリ濃度が高く、そのヌルヌルが肌の角質を剥がし、湯上がり卵肌を量産する。湯上がり卵肌製造地。それが山口県の温泉であり、今回紹介する温泉である。
おいおい、また大袈裟に言ってからに、温泉に違いなど。と鼻で笑っているそこのあなたにこそ、是非行ってもらいたい。体感してもらいたい、何かが違ういいぞ感。「シルク温泉やまびこ」場所は出石そばで有名な兵庫県は豊岡市。
うん。もちろんもちろん、そうですよね。わかってますわかってます。このブログのマニアックな読者ならご存知、六車ツーリズム。組んでみましょうか。六車ツーリズムが提案するやまびこ日帰りツアー。
十時加古川出発。十二時出石到着。城下散策、皿蕎麦を堪能。十五時やまびこ温泉。たっぷりと温泉に浸かれば十七時湯上がり卵肌完成。気が付けば辺りは暗くなり、冬の夜空に。お風呂上がりのぽかぽかも相まって至福点はここでピークに。事故のないようにゆっくり無理なく帰路へ。その間も身体は芯からの温まりがあり、湧き上がる生命力を感じることができるだろう。頃合いのタイミングで朝来サービスエリアが出てくるでしょう。もちろん寄ります。そこでオムハヤシライスを堪能し、食後の珈琲でホッとひと息。その日のふり返りをしながら気持ちよくドライブで帰宅。うん。これがベストコース。ん?いや、ちょっと待てよこれでは六車ツーリズムらしさが全く感じとれないぞ。
ハッとした僕はここまでの文章を社長である六車に送って、もう少し六車ツーリズムのエッセンスを注入して欲しいと伝える。社長から十分もしないうちに返事がきた。
十時加古川出発。十二時出石到着。城下散策、皿蕎麦を堪能。十五時やまびこ温泉。二時間たっぷりと温泉に浸かれば十七時湯上がり卵肌完成。気が付けば辺りは暗くなり、冬の夜空に。お風呂上がりのぽかぽかも相まって至福点はここでピークに。事故のないようにゆっくり無理なく帰路へ。その間も身体は芯からの温まりがあり、湧き上がる生命力を感じることができるだろう。頃合いのタイミングで朝来サービスエリアが出てくるでしょう。もちろん寄ります。そこでオムハヤシライスで舌鼓。サービスエリアで?となるが卵肌には卵で返す。これが流儀。食事は好きなモノを食べる、人それぞれと聞くが、そうじゃないそうじゃない、流儀なのだ。アレルギー以外は卵。これだ。食後の珈琲でホッとひと息。そして、その日のふり返りをしながら気持ちよくドライブで帰宅。うん。これがベストコース。俺なら行かんけど。」
と来た。僕は仕事中にも関わらず爆笑したのは言うまでもないが。ちょびっとだけ言い方をアレンジして、最後は俺なら行かんと突き放す。これが六車ツーリズムのエッセンス。どうだ。
話は戻るが、シルク温泉やまびこ。是非一度、僕に騙されたと思って行ってきて欲しい。年末の忙しなさから離れて過ごす時間にはもってこいだと思いますよ。では、シルク温泉やまびこへ行ってらっしゃい。

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