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lonely hot full moon night

finally,back on the NOTE!
ベッドルームの大きな窓から見上げる空は、気づけばカリフォルニアスカイになっていて、言葉が現実に追いついてくれない日々を過ごしていました。

お久しぶりです。
asukaです。

こんなにも長い間、不確かな言葉達を飲み込む作業を繰り返す日々が続くなんて自分でも思ってもみなかった。だから今日は呼吸法でいうと、吐く息を練習するような気持ちに近い感覚で、この先の言葉達を綴っていきたいと思う。

とは言え、相変わらずに捉えづらいニュアンスが言葉の節々に目立ってしまう事を先ずは謝っておきたい。ごめんなさい。


昨夜、お風呂上がりに優しいヨガをして、気分転換の為に最近新調した寝具の心地良さに包まれながら、微睡んでいたミッドナイト。はっ!と、寝落ちしていたことに気づき、ふとiPhoneに目をやった。

時刻は"1:11"
久々のエンジェルナンバーだなぁ。なんて、スピリチュアル好きの女子がよく頭によぎりそうな思想が私にも自然と訪れた事にクスッと笑って、そっとiPhoneを置いた。

こういう時、私は頭が冴えてしまって眠られなくなる事が多い。そして、昨夜もそうだった。

ハイキング中にやや酸欠の状態で無意識にぼんやりと考えているみたいな考え事を少ししてから、眠られないのだからこの際YouTubeでも観てしまおうかと、現代人に未病を与える悪魔の甘い囁きに私は首を振る事なく、iPhoneを再び手に取った。

"1:05"
…ん!!!?二度見した。
えっと、時間巻き戻っていませんかー?時空歪んでませんかー?久々に地球に存在する時間の概念を疑った。(あくまでも自分を疑わない自分が可笑しくて、笑ってしまうのだけど)

まるで、映画インターステラーの世界だとか思ってしまって、この不可思議な状況に内心喜びを隠し切れず、こうして恥ずかしげも無くここに綴ってしまう私は、やはり一種の思想家なのでしょうか?…笑

そんな事はさて置いて、その瞬間にふと、本当にふと、また不確かな言葉達を書きたいと思った。
理由も意味もきっと無く、ただ思った。

きっかけなんて、なんだっていい。

暮らす場所も、話す言語も変わったけれど、私はまた、私の愛しか知らない不確かな言葉達に、「ただいま」を言った。

それはまるで、忙しさにかまけて連絡を怠ってしまっていた離れて暮らす両親に、久しぶりに電話を入れる時のような、そんな感覚に近い。
どことなく、こそばゆくて、隠しきれないぎこちなさが、電話越しに漏れてしまっている。

言葉を書き始めて、だけどやっぱり安心した。

以前からアメリカに移住する事を夢見ていた訳では無いけれど、私の生涯の通過点としては違和感を全く感じない流れに沿ってLos Angelsに引っ越してきた。ちょうど半年ほど。

言葉にならない、言葉にできない葛藤の中でこそ生まれてくる感情や触れられる愛に、やっと、手を当ててあげられるようになってきた。
痛みや喜びの中で溢れてくる情熱的で無骨な不確かな言葉達が、今再びレッドカーペットの上で陽気に踊ろうとしている。

本当に私的で浅いお届け方になってしまうけど、こんなにも、言葉に自由に演出をつけられるなんて、久しぶりで、日本語に感謝すらしたくなる。美しいこの言葉達が、私の母国語である事がとても嬉しい。

ありがとう!

これまではなんとも無かった事に、やたらと色が付くようになってきた不確かな言葉(from LA)に、乾杯!

カモン、ミュージック!
今夜はblood moonよ♪同じ空の下、また皆んなも一緒にカラダを揺らしてくれると嬉しいな。





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