先週のGW中の３日間、
スピリチュアルライフコーチングを勉強してきました。

スピリチュアルなコーチング！？
なんだか怪しそうだ...
と思う方もいるかもしれません。

私も最初は「スピリチュアル」という言葉に
少し抵抗がありました。

というのも、スピリチュアルという言葉を聞くと、
「宇宙」や「神様」という見えない存在に
今抱えている問題やあらゆる困難を押し付けて依存する、
というイメージがあったからです。

しかし、それは偏った物の見方をしているということに気がつきました。

同じ言葉でも異なる経験から違った意味づけを
してしまうということがあります。

例えば、
「神様」と聞いただけで
イコール宗教だと思い込んでしまって
拒否反応が起こってしまう、という人もいます。

今までの経験の中で、
仲のいい友達や恋人から興味もないのに熱心に宗教の勧誘をされた。
あるいは、宗教に対してあまり良くない噂を周りの人から聞いて、
「宗教とは怖いものだ」と思い込み、
宗教に関連するワードを聞くだけで
「怪しい...」と感じてしまう人も少なくありません。

でも、それは
その勧誘されたとか変な噂を聞いたという
経験が嫌だっただけであって、
宗教者が全員悪者というわけではないし、
考え方が全ておかしいというわけでもない。

ただ経験からレッテルを貼って見てしまっていただけだった、
と考えることもできます。

そういったように私たちは自分の経験から
全ての言葉に意味をつけてしまっています。

スピリチュアルという言葉も
辞書で引くと「霊的であること、霊魂に関するさま、超自然的な、精神的の物事、神の、精霊の、魂の、などを意味する」とあります。

これだけを聞くとまた
「やっぱり怪しい...」という声が聞こえてきそうですが、笑

私たち人間も、もともとはスピリチュアルな存在ですよね。
この宇宙に存在していること自体がとっても神秘的。
毎日会社に通勤していることが日常で
それが生きているということだ、と思うこと自体が
めちゃくちゃ不自然だと思っています。

毎日自然に呼吸をしていることも、
足を意識せずとも目的の場所に向かえることも、
人と会話をして、さらに相手のことを考えたり、
脳に力を入れたり意識せずとも
毎日フル活動して動いてくれていることも、
めちゃくちゃすごいことですよね。

この人間の機能を持っているだけでも
ものすごい才能だと思います。

空や海、森、深海魚、
これらすべてをデザインして作っているものは
天才としか言いようがない。
全てに神様が宿っていると言っても過言ではないと思います。

そういう意味でいうと、
「私たち人間はスピリチュアルな存在」という表現も
とても自然な感じがしてきます。

そして、
私はこのスピリチュアルライフコーチングで
とても重要なことを学びました。

それは、人生に失敗はないということです。

どういうことかというと、
例えば、あるスポーツ選手が大事故に合い、
全治２ヶ月の大怪我をして入院してしまったとします。

普通の感覚でいうと、
「これは大変なことだ」「かわいそう」
という気持ちが出てくるかもしれません。

しかし、それが本人にとっては、
入院生活の中で今までの人生を見直す大事な時間になったり、
実はスポーツがやりたいのではなく、
他の道でやって行きたかったということに気づいたり、
またあるいは、その時の大きなハンディが「絶対優勝してやる！」
というエネルギーに変わってオリンピックで金メダルを取ったり、
そんな大きな転機になり得るのです。

このように、
全ての出来事には意味があります。
そして、全ての出来事は自分を成長させるために起こっているのです。

自分自身にも、
失敗だと思っている経験はいくつもありましたが、
この考え方を聞き、
実際にコーチングを試すことによって、
「そうか、全ては学びのためだったのか」
と気づくことができたとともに、
とっても心が軽くなりました。

このように人の心を軽くしていけるのだとしたら、
今まで心の傷だと思っていたものを癒していけるのだとしたら、
そう思うとワクワクして仕方ありません。

しっかり身につけて、
一刻でも早くコーチングできるようになりたいです。