転職しました。不動産屋になります。

この春から不動産屋で働くことになりました。経緯は以下の通りです。

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ーーこの会社はなぜつぶれないのか?

あの建物(土地)はなぜ奇妙な形をしているのか?ーー

 ありふれた日常の奥に潜むロジックを軽やかに解き明かす呟きに魅了されて以来、私はずっと、電子の海から不動産クラスタの言葉の群れを追いかけ続けてきました。

そうこうするうちに数年も経ち、いつしか胸裏には、「私も、そちら側に行きたい」という思いを(割と熱く)秘めるようになっていました。ちょうどその折、全宅ツイが書籍を出版しました。その中の1冊に、『不動産就活2.0』という書籍が含まれており、何度も読み返しました。それから間もなくして、私はあの本に掲載されていたある企業の求人に申し込みました。

とんとん拍子で話は進み、最終面接の日。(恐ろしいことに)焼き肉オフ会をしてから、私はコーヒーショップのトイレでしれっとスーツと革靴にチェンジして、重役2名との面接に臨みました。

肝心の面接でも、ある方のツイート(noteだったかも)を、引用RTよろしくそのまま真似して喋りました。せっかくだからと中野・高円寺で飲んで食ってもっかい飲んでからバスでのろのろおうちに帰ると、無事、採用通知が届いていました。

 出会いは人を変える。あまりにもポップで陳腐なペラペラした言い回しで恐縮ですが、私の道はそうして変わりました。私はこの春、新たな人生を歩み始めます。皆様、ありがとうございました。皆様の出世払い債権が投資不適格の格付けにならないよう、頑張って人生を運用していく所存です。そして、いつか私が、まだ見ぬ誰かの憧れの人になれますように。

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 最後に、蛇足ながらお伝えします。私は20代中盤です。無職のおっさん仕草で長らくおじさんの社会人類学を続けてきましたが、もういい加減に飽きてきました。ごめんなさい。もしも「酒チャンス」でよぎべらに出会っても、おっさんじゃないです。しがないルーキーです。お手柔らかによろしくお願いします。

2021年3月11日 よぎべら@Yogi_8erra

僕とみどすけが喜びます。