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こたの病気のこと

 はじめて発作が起きていることに気づいたのは2023年の10月15日、23時ごろ。

 目がさめると、ふとんがぐっしょり濡れていて、小太郎が手足をぴーんと伸ばして頭をのけぞらせ、口を開いてハッハッと呼吸が上がっている状態だった。布団が濡れていたのはよだれがだらだらと出続けていたからだとわかる。

 あきらかに何か発作が起きている、と思い、驚いて声をかけてなでながら札幌にある動物夜間救急病院に電話して、様子を説明してこれからすぐ連れていくべきかどうかお聞きしたところ、飼い主さんの判断にお任せしますとのこと。そりゃそう。

 電話をしている間に状態が落ち着き、ぐったりしているけれど硬直は解けたので朝まで様子を見ることにして、朝いちでかかりつけの動物病院に行くことにする。

 なぜこの時すぐに救急に行かなかったかというと、家から夜間救急病院までは片道2時間かかるので、この状態の小太郎を動かして車に乗せて負担をかけるのが恐ろしかったから。朝8時まで様子を見てすぐかかりつけに行くことを選びました。

 その後も2回同じ発作が起きたのでスマホのメモ帳に時間と様子、発作が継続した長さを記録しておく。寝室は明かりを間接照明だけにしているので真っ暗だけれど、動画も撮った。

 今思うとこの時点で夜間救急に連れて行けば、その日のうちにMRIを撮ってもらえたのかな……と思いましたが絶食していなかったので結局無理だったのかな。ちょっとわかりません。

 その後落ち着いてからも、こたは同じ場所をぐるぐる回ったり、壁に沿って歩いたりして、そんな状態を見るのは初めてだったから一晩中その症状で検索し続けていた。

 検索結果から、おそらくてんかんだろう、と思った。脳腫瘍の症状にもあてはまるけれど、圧倒的にてんかんのほうが情報が多かったし、確率も高そうだったから。

 そしててんかんだと思って友人たちに相談したら、「てんかんだったら、お薬をのめば命にかかわるほどの大きな病気じゃないよ」と励ましてもらってすごく安心した。

 この自己判断をすごく後悔していて、脳腫瘍かも、という可能性があった時点ですぐにでもMRIを撮る決断をしておけばよかった、と思っている。

 翌朝、かかりつけにすぐ電話をして連れていき、症状を説明したら両目の瞳孔のぶれを見たり、足の様子を見たりして、「てんかんか……脳腫瘍か」と言われる。

 どっちですか、と聞いたら、それは画像診断をしなければわからない、と先生は言い、画像診断がどのようなものかの説明も受けた。

 MRIかCT、もしくはその両方の検査で、かかりつけは地元ではかなり設備が充実している病院だけれど、その機械はさすがにないこと。札幌の病院を紹介するしかないが、費用は安くても10万以上はかかるということ。そして全身麻酔が必要なこと。全身麻酔にはリスクがあること。

 丁寧に説明を受けたうえで、先生はどうしたらいいと思いますかと聞いたら、こたは12歳のシニアだし、全身麻酔はちょっと心配だよね。と言った。でも、てんかんか脳腫瘍かは、画像診断をしなければわからない。そして画像診断をしても、小さいものだった場合は確実に原因がわかるわけじゃない。

 それで結局わたしは、お薬で様子を見る、と決めて、先生は規定量の2倍のステロイドを処方してくれた。(処方された時点では2倍の量とは知らず、あとで聞いた)

 点滴でもステロイドを投与してもらい、家に帰った。

 その日の夜も発作は起きた。短い間隔では5分おきに起こり、手足を伸ばして頭をのけぞる姿はどう見ても苦しそうでつらかった。眠れない夜を過ごし、こたもくたくたで、薬が早くきいてくれますようにと思った。

 そしてその翌日は、発作が起きなかった。それからずっと、硬直の発作は起きなかった。

 先生は「薬がきいたかな」と言い、焦点にぐらつきがあったのも改善されてきたので、ステロイドにくわえて抗てんかん薬の処方もされることになった。ステロイドは当初の半分の量になった。

 2週間に一度お薬をもらって診察、定期的に血液検査をして、それから半年は本当に何事もなく過ごした。

 病院に行っても「最近は?」と聞かれるたび「すごく元気です! ごはんもモリモリ食べるし、発作も起きません!」と答えられる日々が続いた。

 薬が効いていてよかったなあ、毎日飲ませるのは嫌がってかわいそうだけどがんばってもらいたいなあ、と思いながら平和に過ごしていた。

 

 そうして半年ほどは平和に過ごしていたが、4月4日、こたがぐったりしていた。

 眠っているというよりは力なく横たわり、なんとか立ち上がって歩いてもふらつき、同じところを回ったり端っこに寄ったりする。トイレまでたどり着けず床に粗相したり、何かにつまづいたらそのまま立ち上がれなくなったりと、あきらかに様子がおかしい。

 3月の末に新しい猫のココを迎えたばかりで、ココがあまりに暴れん坊なので、ストレスのせいかと思った。

 しかし、おそらくそれだけでない。ごはんをほとんど食べず、4月5日の朝に病院に連れて行った。食べていないので栄養剤の点滴をしてもらって、「画像診断しましょう」という話になった。

 最短で行ける日の調整をし、4月9日にMRIとCTの設備がある病院に予約を入れてもらう。

 5日は皮下点滴だけで帰り、帰ってすぐは足も少ししっかりして、ごはんも少し食べてくれた。

 でも翌日にはまた食べず、その日も病院へ行って皮下点滴。食べていないことを告げると、回復ケア用の缶詰を持ってきてくれて、強制給餌のやり方を教わった。歯のすきまにペーストを塗り付けるように押し込むとぺちゃぺちゃ食べるので、それで少しでも食べさせてください、と説明を受けて帰宅。

 帰ると少し元気そうに見えて、強制給餌でなく試しに缶詰からお皿にペーストを移して食べさせると、バクバク食べてくれた。急いで病院に電話して、同じ缶詰をいくつか買わせてもらった。

 その日1日かけて、缶詰一つ分を食べきった。

 翌日になるとまたぐったりしたが、その日は病院がやっていない。この日は缶詰も食べなかった。日曜なので病院に行くなら救急病院しかないが、前述のとおり片道2時間をこの状態で連れていくのが怖かったので月曜を待った。

 月曜、8日も点滴に行った。皮下点滴のみ行って帰宅し、翌日の検査に控えて夜からの絶食を念押しされて帰ったが、こたはやっぱり何も口にしないのだった。

 でも舌を何度もぺろぺろするしぐさをするので、のどが渇いているのかも……と思って、脱脂綿に水を含ませて口元で絞ってあげた。

 でもこれはあとで、寝ている状態の猫にやったら誤嚥性肺炎の危険性があったな……とすごく反省している。濡らす程度でよかったよう。

 こんな状態で全身麻酔なんて大丈夫なんだろうか? すごく負担がかかってそのまま死んでしまう可能性だってあるのでは?

 いろいろ調べて余計不安になり、検査をすべきかどうかでも悩む。でも検査で原因が分かれば、もっと正しい治療法があるかどうかも判断できるという先生の言葉を信じた。今はあくまでも「かもしれない」で薬を処方され、なんとなく効いているからよかったね、という状態なので。

 画像診断でも何もわからない可能性もあるが、それはなんとも言えない、とのことだった。

 夜はこたと一緒に寝たけれど、夜中に何度も何度も目が覚めた。あまりに呼吸が弱く、もうこのまま息を引き取ってしまうのではないかと思うと怖かった。

 抱っこしてもぐったりして力なく、体のどこもかしこもふにゃふにゃだった。

 そして9日、朝早くに家を出発し、車の後部座席にこたを入れたキャリーケースを積んでいたのだけれど、いつも車に乗ると大騒ぎするこたが全然鳴きもしないので恐ろしくなり、途中のコンビニで車をとめて助手席に乗せなおした。シートベルトをしっかり締めて病院へ。

 11時からの予約だったけれど少し早く着いて、でもそのまま処置室へ案内してもらえた。検査についての説明をされて、わたしは一番気になっていた、全身麻酔のリスクについて質問した。

「確かにこの状態の子に全身麻酔はかなり負担がかかります」という先生の言葉に絶望したが、かわりの案を出してもらえた。

①今まで皮下点滴を続けてきたが、一晩入院し、時間をかけて静脈点滴を行い、体力の回復をしてから全身麻酔を使ってMRI検査する。

②CT検査だけ行う。CTは猫なら3秒ほどで終わるので麻酔はしない。ただし、CTでは具合の悪い原因がわからないことも多々ある。

③全身麻酔ではなく、鎮静作用のあるお薬だけを使用して検査を行う。ただし、動いてしまうとダメで、鎮静効果は30分ほどしか持続しないため、この方法ならCT+MRI、しかもMRIはすべての検査でなくできるところまでしかできない。CTとMRIを両方撮ると費用も一番高くなる。

 猫にとって負担のない方法で、とお願いしたら、③の鎮静作用のお薬を使ってCTとMRIをどちらも撮る方法になった。

 検査は夕方までかかるのでその後迎えに来てください、とのことだったので、午後から仕事に行って夜に迎えに来てもいいか聞いたら大丈夫ですと言ってもらえたのでそのようにする。

 時間に余裕があるため、静脈点滴も行ってもらえることになった。皮下点滴よりも効果が高く、元気になるらしい。

 先生は、検査の説明をしてこたの様子を見、歩かせてみた時点でもう「ほぼ確実に、脳腫瘍があると思います」と言った。あとはどこに、どのくらいの大きさのものがあるかを調べる検査だと。

 わたしはショックで、でも、そうは言っても、違う可能性もある、と思いながらこたを検査に送った。

 その後仕事に向かって、預けてから2時間足らずで電話があった。検査はCTから行ったが、こたが非常に検査に協力的でおとなしくしてくれていたおかげで、MRIも完全に行えた。

 そして検査の結果、こたには頭頂部から後頭部にかけて、大きな脳腫瘍があることがわかった。

 発作は脳腫瘍から来るものだったこと。もしまた同じ発作が起きたら、小脳がずるっと後ろにずれ込み、それで確実に死に至るということ。

 治療は開頭手術が前提だが、手術だけで取りきるのはまず難しく、放射線治療や抗がん剤治療などが必要になることをその時点で説明される。

 治療をして、手術も放射線もすべて成功すれば余命は1年延びる。でも、何もしなければ、こたがすごくがんばったところでもって1か月、と告げられた。

 その後は仕事にならなかったが、夜になって迎えに行き、改めて詳しい説明を受けた。

 CTの時点ですでに脳にもやもやとした白い影が見え、MRIの画像では、その影はより一層はっきりとした異常として映っていた。

 脳の4分の1を占めるその大きな腫瘍があるせいで、頭蓋骨のなかに空洞ができている。

 ここ最近で新たに嚢胞ができた形跡があり、それが悪さをしてここ最近体調が悪かったのではないか……との診断だった。

 これまでの発作の影響で小脳はすでに後ろにすこしずれており、脳腫瘍による水頭症も併発している。

 そのほか全身の検査もしたけれど、年齢の割に他はほとんど健康です! と言われた。腎臓もきれいです、と。

 猫の病気で一番多いのは腎臓病なので、わたしももちろん猫の腎臓には気を使っていた。だからきれいだと言われてほっとしたが、でもそれよりずっと、脳腫瘍のほうが深刻に決まっている。

 治療についての説明があった。開頭手術に100万円、放射線治療に50から100万円、抗がん剤に50万円、そのほかに入院費。手術は安く済ませる方法もある、と言われたが、そもそもその手術だけで腫瘍を取りきるのは難しいので、ほかの治療も併用する必要がある。だいたい300万くらいかかる。

 そして手術にはもちろんリスクがともなう。全身麻酔を使用するのはもちろんだし、頭を開くのだ。当然というか、やはり手術中に死に至るケースもあり、可能性は低くない。

 ご家族で話し合って決めてください、と言われた。

 戻ってきたこたは元気だった。脳圧を下げるお薬を、皮下点滴ではなく静脈点滴で入れてもらったからだ。

 今朝のぐったりした様子とは裏腹に、不満そうにキャリーケースの中でにゃーにゃー鳴いて、置いて行かれたことや検査したことについての不満を訴えている。

 鎮静剤の影響で食欲が非常に増すそうで、帰ったらご飯も食べさせてください、と言われて病院をあとにした。

 お会計は18万円弱だった。検査だけで14万円、診察料、お薬、入院費などを含めてこの金額。道内では一番安くやってくれるところだと思う、として紹介してもらった病院なので、ほかのところだったらもっと高かったのかもしれないけどわからない。ネットで調べたらもっと安いところもありそうだったので、北海道外の相場はもっと安いかもしれません。

 保険には入っているけれど、ここまでの通院で通院分の保険は使い切っていたので使えなかった。

 帰りの車は最初から助手席にこたを乗せたが、帰り道ずっと鳴き続けていた。

 帰宅後、こたは少しふらつきながら、家じゅうを歩きまわった。ずっと鳴き続けて歩き続けて一睡もしない夜を過ごした。歩きながらごはんに顔を突っ込んでもりもりごはんを食べるので、ひっくり返してそこらじゅうにカリカリが散らかった。

 薬の影響で元気になる、とは聞いていたが、思っていた元気と違う。取りつかれたような動きで、かえって疲れ果てるんじゃないかと不安になって、抱っこして寝かしつけてもすぐまた歩き出す。結局気が済むまでやりたいようにさせようと決めて、危なくないよう一晩じゅう、わたしも眠らず見守った。

 母は、治療せずこのまま自然にまかせよう、と言った。300万はあまりに大金だし、手術のリスクもあるならお金をかけても意味がないかもしれない、と言った。

 意味がないとは思わないけれど、わたしもこの時点では、その大金をいっぺんにポンと払う経済力はない、と思い、手術はあきらめるつもりだった。手術は絶対に成功します、治療さえすればあと10年は元気に過ごせます、というのなら喜んで払ったと思う。

 でも、治療のリスクや、成功した場合に伸びる寿命、猫への負担、いろいろなことと天秤にかけて、300万をすぐに払えるかというと難しかった。

 これはものすごく恥ずべき考えだと思っているし、情けない飼い主で、こたに向ける顔がないと思う。

 わたしは今まで、猫と暮らすうえで、金銭を理由に命をあきらめるようなことがあってはならないとずっと思っていた。だから保険にも入り、猫のための貯蓄を毎月続け、ある程度のまとまったお金はある、と思っていた。でも全然足りない。昨年急逝したけだまちゃんのために貯金していたお金もそのまま残っているけれど、それを合わせても300万には足りない。

 だから検査の結果を聞いた夜は、1か月、こたが息を引き取るまで、できるだけ痛くもつらくも苦しくもないケアや治療をしてもらい、穏やかに過ごせるようにしようと決めた。

 でも翌日になり、やっぱり手術をすべきではないか、と思った。1日でも、1週間でも、一緒に過ごせる日々が延びるのならば、300万を払う意味は絶対にあると思う。自分の貯金で払えない額ではないし、こたが今までわたしに与えてくれた幸せはお金にかえられるものじゃないし、1か月という期間はあまりに短い。

 でも、手術に踏み切ったとして、もしも失敗したらその1か月よりもずっと短く、そこで途切れてしまうかもしれないと思うと恐ろしく、いまだに結論が出ないまま今日にいたる。

 こうしているいまにも、こたの残りの日数は少しずつ減っていっている。

 このことについて、誰かに相談して決めることはできない。猫に、こたにどうしたいか聞けたらいちばんいいけれど、こたは答えるすべを持たない。

 検査のあとお薬で元気になって、久しぶりにこたは最近、二階のわたしの部屋にやってきて一緒に眠っている。毎晩そうしている。具合が悪くなったころはストーブの前でじっと横たわっていて、寒いのかなと思いそこで寝かせたままにしていた。

 本当はずっといっしょに寝たかったのかも、と思うと、ごめんねの気持ちがいっそう強くなる。少し元気になってごきげんが戻ってきてから、こたはわたしが仕事に行っているあいだもいつもわたしの布団で寝ているらしい。

 こんなに元気でごきげんでかわいいねこが、あと一か月でいなくなるとはとても信じられない。

 検査から六日後の4月15日、もともとのかかりつけを受診して、今後の治療についての相談をした。その日になってもわたしはまだ手術の決心がつかず、悩んでいる旨を相談したのだけれど、先生は「最終的に決めるのは飼い主さんなので」と静かに言うだけだった。それはそう。逆に先生に何か言われて決めても絶対に後悔するし、下手をすれば先生を恨むかもしれないので、こればかりは本当に自分で悩んで決めるしかないのだと改めて思った。

 ひとまず今は手術をしないこと。でももしすると決めたらすぐに連絡すること。

 そして今のところは元気なので、もしまた体調が悪くなったら、脳圧を下げるお薬を使うこと。ステロイドは続けること。週に一度は様子を見せにきて体調を確認することを決めた。

 先生はこたの様子を見て、「元気になってよかったね」と言った。先週、検査の前日に来たときは、正直もうだめかと思っていたと。わたしもそう思っていた。

 検査をした病院ではあと一か月と言われてしまったことを伝えたら、いまこんなに元気なら、発作さえ起きなければ一か月とは言えない、と先生は言った。でも発作が起きたら、たしかにそこでこと切れる可能性が高いと。

 ただ、最後に発作が起きてから、もう半年。最初の発作のあとすぐにステロイド投与を始めてから発作は起きていないし、腫瘍が大きくなっているとはいえ、進行は遅いと思う、と。

 その言葉を信じてこの先ももうしばらくご機嫌に過ごしてくれることを祈って手術をしないか、成功を信じて手術をするか、まだ結論は出ていない。

 現在進行形の話なので、いま書けることはここまでです。

 脳腫瘍であることがわかってからいろいろ自分でも調べたけれど、猫の脳腫瘍は比較的めずらしいこと(10万匹に35匹とかの割合だそう)、脳腫瘍が見つかった子は治療をしなければだいたい二か月ほどで亡くなってしまうことがわかった。

 こたの発作がはじめて出たのは昨年の10月15日のことで、いまは4月、もう半年が経っている。

 もともとこたの様子を相談していた猫にくわしいお友だちにも、脳腫瘍だったと報告したら「すごく進行が遅い」と驚いていた。

 だからきっとほんとうは、いま生きていてくれていることも奇跡なくらいだと思うのだけれど、だったらあと2、3年くらい奇跡が続いてくれないかな。欲を言えば10年くらい。もっと言えばわたしが死ぬまでずっと。

 何年経ったところで大好きな猫たちの旅立ちを受け入れられる日は来ないんだけれども、それが1日でも先であることを願っているので……

 もっと早く検査をしていれば違ったのかなと思ってかかりつけの先生に聞いたけれど、猫の脳腫瘍は難しいから誤差の範囲だと思う、と言われた。それが本当なのかどうかはわからないけれど、そういわれてもやっぱり、もっと早く行動していればと思わずにはいられない。

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