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旅記録〜オーストラリア・ウロンゴン編〜

今回は2020年のオーストラリア・ウロンゴン旅について書きたい書きたい書きたーーーい!

私は2020年の2月から4月までオーストラリアのウロンゴンという場所に滞在していた。
シドニーから電車で1時間半くらいだったと思う(ココ👇)

ここに行った理由は1年間交換留学で現地の大学に通う予定だったからだ。
(途中でコロナ流行により強制帰国になったショボン)
今後ウロンゴンに留学予定の人・旅を予定している人・旅日記が好きな人にはぜひ読んでほしい。

インスタ映えスポット目指して血まみれになった話

ウロンゴンはなんと言っても海が死ぬほど綺麗な街である。
大学からも寮からも無料バスを使うと20分くらいで綺麗なビーチへ行くことができた。
私は3度の飯より海が好きなビーチガールなので毎日ビーチへ行っては1人で海を眺める生活をしていた。
(海の街への留学を期にサーフィンサークルに入ろうと意気込んでいたが間違えて永遠にルールを理解できないサバゲーサークルに入ってしまいけむたがられた記憶がある)

毎日同じビーチへ行くのも飽きたので、ウロンゴン3年目の寮の友達を誘って、一緒に彼女おすすめの「映えスポット」へ行くことにした。

彼女の車でスポットまで移動している時、世界一綺麗な海沿いの道路を走る。
彼女の車は意図せずのオープンカーだったので海風が顔に当たりすごく気持ちがいい。頭の中ではなぜかcoldplayのViva La Vidaが流れていた。世界を支配した王様の気分だったんだと思う。
しかしその時の私は知らなかった、この曲は栄華と凋落を歌っていることを。酸いも甘いも人生と歌っていることを。

「着いたよ〜」の声と共に私たちの「酸い」が始まった。
映えスポットに行くには、車を停めた場所から少し山を登る必要があると友人は言い、
アナグマの巣くらい小さい穴を指差してここが入り口だと言った。
果敢に先陣をきってアナグマの巣に入る友人。私はほとんど匍匐前進で彼女の後に続く。
ここが出血ポイント①である。海外かぶれの私はクロップド丈のトップスを着ていたのでまずお腹に複数の傷を負った。

アナグマの巣を抜けると視界こそ広がるが明らかに道ではない。
友人の記憶を頼りにスポットまで行くのかあ、大丈夫かなあと思う私に彼女は言った。
友人「あれ?入り口間違えたかも」
私「!!!!!!!!!!!!!!!!」

アナグマの巣を再びくぐって戻り、また別の穴をくぐれというのか・・!?
クロップド丈の私はお手上げである。
だがこちとら案内してもらっている身なので文句を言える立場ではない。

「大丈夫だと思う!」と友人が言ったので、そのまま道なき道を進むことになった。
書くのが面倒くさくなってきたので省略するとその後私は小枝に顔を突き刺され、
でかい蚊に数箇所刺され小石に滑ってひっくり返った。

そうこうしてやっと辿り着いた場所。
確かにすごくすごく綺麗だった。
あの景色は一生忘れないと思う。死にかけながら見た景色なので。

傷と引き換えに見た景色

修行について

私が少しだけ通った大学はたくさんの留学生を受け入れているということもあってか、大学公式のイベントが本当にたくさんあった。
どれも聞くとワクワクするようなイベントばかりで、現地学生も楽しみながら参加していた。
しかし私はそれらのイベントを「修行」と読び、鎧を着て参加していた。

修行①:ムービーナイト

授業が終わってからムービーナイトなるイベントが大学のシアタールームで開催されることがある。
日によって上映する映画は様々で、ムービーナイトの時間になるとポップコーンやジュースがシアタールームの売店に並ぶ。
カップルで参加する人、仲の良い人と参加する人、様々だったが私は一緒に行く人がいなかった。
1人で参加するのも良いがせっかくだし誰かと行きたいと思った私はムービーナイトに行く寮の人たちの集団に勝手に入ってみることにした。
もちろん誘われていないので彼女らが何時に寮を出るかはわからない。
なので寮のロビーで彼女たちがくるのを待ち構える。
そして彼女たちがやってくると当たり前のように集団へ入り一緒に大学へ向かう。
一言「一緒にいこ」と言えばいいものを人見知りをしてそれができず、
「勝手に混ざる」という奇妙な行動にでた当時の私はさぞかし不気味だっただろう。

修行②:ボルダリング

寮のイベントで参加希望者のみでボルダリング行くという日があった。
ボルダリングだったら1人でもできるかなあとルンルンでバスに乗った私。
到着して装備をつけてインストラクターの説明を聞く。
すると衝撃の一言「2人ペアになってください」。終わった。
1人が壁を登っている時にもう1人が壁を登っている人の命綱を引っ張る仕組みらしい。
私は命綱を引っ張ってくれる人がいないのでここで死ぬのかと覚悟していた矢先、
不憫な私を見かねた既に相方を見つけている子が3人でしようと声をかけてくれた。
そして私は命綱を引っ張ってもらうことに成功した。

修行③:音楽フェス的なやつ

私が通っていた大学にはUni Barというバーががあって、そこにミュージシャンたちがやってくるイベントがあった。
そのお祭りのような日は学生たちがお酒を飲みまくり騒ぎまくる。
オーストラリアの学生はマジでお酒めっちゃ飲む。
どんなものか気になった私は今回も果敢にそのイベントに参加した。
身分証を見せてバーに入る。お酒を頼んでごくりごくりと喉を潤す。
「楽しくなってきた・・・!」
お酒を飲んでテンションが上がった私は一番盛り上がってクラブみたいになっているステージ前の集団に飛び込んだ。
踊り狂う群集にもみくちゃになった海外かぶれジャパニーズは泣きながら寮に帰った。

ウロンゴンめっちゃいい場所

ここまで楽しくウロンゴンでの出来事を綴ってきたが、ウロンゴンについて何も書いていないことに気がついたのでちゃっちゃと書こう。

ご飯

めっちゃ美味しい。
ウロンゴン内に大きなモールがあってそこに行けばなんでも食べれる。
モール内だったかは忘れたが、韓国料理も中華料理も日本食もあったと思う。
アジアンスーパーもある。
あと、ビーチにおしゃれなカフェがあって、そこのアサイーが最高だった。

アサイー

人々

超多国籍で、優しい人が多い印象。
自分から話しかけたら全員笑顔で返事してくれる。
私の下手くそな英語を笑う人はいないし、一生懸命聞いてくれる人がほとんどだったと思う。
私がぼっちだったのは人見知りがゆえ自分から声をかけることができなかったからだ。
社交的な性格があれば誰でも受け入れてくれると思う、2ヶ月しか滞在していない私がそう言っています。

交通

シドニーへ行く時は電車を使っていたのだが、大体1時間30分くらいだったと思う。
しかし実質は2時間30分くらいかかった。
なぜならウロンゴンからの電車が遅延しまくりだからだ。待つ時間も旅だと思っておおらかに受け入れることができるくらいホルモンバランスが整っている時に行くことをオススメする。
ウロンゴン内は無料のバスが通っていたと思う。学生だけなのか全員なのかはわからない。そして怖いことに本当に無料だったかはわからない。少なくとも私はタダで乗っていた。

楽しかったウロンゴン

待って、めっちゃおもろいことに気がついた。
ずっと「ウロンゴン」って言っていたけど本当に読み方ウロンゴンで合ってる?ウーロンゴン?知らんけどまあいっか。

良い写真、何枚か載せよう。

ようわからん場所、なんかバスで行った
ビーチのカフェ
顔くらい大きいハンバーガー
行きつけのビーチ

まだ旅記録書こう、おしまい!

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