会えない祖母との時間
この前子どもたちを連れて遊びに行ってきた。
もう話すこともままならないくらいになっていて、自分で体を起こすもできなかった。
瞼に浮かぶ姿とは少し違っていた。
けど、それでも手を握りしめ、その熱いくらいの手のひらはやっぱりばぁなんだと感じる瞬間だった。
息子がベッドの脇でばぁに寄り添う小さな手が可愛くて。
翌日、朝からやっと子どもたちを送り、無表情に戻れる時間がやってきた。自分の気持ちに問いかけ、ありのままでいれる時間。隙を見ては泣いていたけど、気がつけば、いつものように家事