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耳のこと 感覚過敏

小さな頃から特定の音に対しとても臆病だった
ある音がすると垂直に身体がジャンプしてしまうほどだった
今思えば聴覚過敏なのだろう

そして三半規管もとても弱い子どもだった
車酔い前提で袋と飲み薬と酔い止めバンドを併用していた
酔い止めバンドは内関というツボを刺激するもの

高校になって電車通学になった時
電車の揺れに慣れるまで半年かかった
電車から降りてもずっと乗ったままの様に揺れている
とにかくキツかった


とうとうある日突然
回転性めまいで倒れ吐きまくり
メニエールと診断され長い闘病が始まった

ひとりジェットコースターと呼び
頭をほんの少し動かすと回転が始まる
視覚もグルンと回転する
目をギュッと閉じひたすらめまいに耐える日々

二日に一度通院し首のリンパの流れを促進し
吐き気留めの点滴と飲み薬と利尿剤
頭を動かすことが恐怖だった

幸いとても良い医師に当たり
どんなに質問しても決して「治らない」と言われなかった
様々な検査を定期的にしながら
「少しずつ少しずつ体質改善していきましょう」
そう声をかけてくれた

実際少しずつ少しずつめまいの頻度と強度は下がっていった
同時に漢方に切り替えつつ酷い時用にと薬の処方も変えてもらった

今はめまいってなんだっけ?と思うくらい治っている
そして二度と耳の病気は御免被る(どんな病気もですが…身に染みます)


聴覚過敏と同時に
メニエール前後から左耳の聞こえがイマイチ悪い
低音の聴き取りが特に難しい

だが同時に聴覚過敏もある

これはとても困った状態で
音の聞き分けが出来る上に
大量の音情報と左耳の低音

ひとと話す時に何故か無意識に聞き取れない左側を向けてしまう
多分聞き取れないから距離を近付けて
左右差を減らそうとしていると思われる


更に疲れ切ると音が耳に突き刺さる様に辛い
そこでイヤホンとイヤーマフの出番

イヤホンは外出時に特に電車の中で欠かせない
イヤーマフは自宅で
私がイヤーマフを付けたら
もう何も喋れないくらい疲れ切っている合図になる
実際何も考えられないし言葉も何も出てこない

今回は耳だが
感覚過敏はたくさんある
ある条件に達すると感覚鈍麻にもなる


改めて書き出して
これはやはりASDの診断が欲しいなと思った

少しずつ感覚過敏について書き出してみたい

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