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元気に仲良く過ごしたデニム兄弟、1年の振り返りにどうぞお付き合いください。

EVERY DENIMの山脇です。

2018年も今日で最終日、今年はEVERY DENIMにとっても大きな動きのある1年となりました。

元気に仲良く過ごしたデニム兄弟、1年の振り返りにどうぞお付き合いください。

1月

・「Be inspired!(現「NEUT」)」での連載スタート

共同代表の山脇(兄)が「心を満たす生産と消費」をテーマに媒体での連載をスタートしました。
特に最初の記事は多くの反響をいただき、現えぶりメンバーとして関わってくれている大学生・鈴木君と出会うきっかけになりました。

・「ミスユニバースジャパン2018」岡山大会でのスポンサー

世界的な知名度を持つ「ミスユニバースジャパン2018」岡山大会にて、デニム協賛という形でスポンサーにお声がけいただきました。岡山に根ざしていきたいと強く思う僕たちにとって、とても光栄な出来事でした。事務局を務られた早川さん、本当にありがとうございます。

グランプリとして決勝大会に進んだ中村樹里さん(来年はえぶりのサイトにも登場予定!)との出会いもここで生まれました。

2月

・北海道下川町へ

僕らの創業当初からお世話になっている「灯台もと暮らし」メンバーであり北海道下川町の地域おこし協力隊として活躍する立花さんとの繋がりから、北海道下川町にて、「灯台もと暮らし」運営会社社長・鳥井さんと、僕ら兄弟の3人でイベントを開催させていただきました。

数々のスキージャンプ選手の出身地、自然や人の温かさがとても豊かな下川町は、また必ず訪れたい場所の一つになりました。企画してくださった立花さん、下川町役場の和田さん、本当にありがとうございます。

・「WIRED合宿」vol.3開催

2017年より、浅草「WIRED HOTEL」を舞台に、新しい人との繋がり方を提案する合宿を、ホテル運営会社のカフェカンパニーに勤める永井さんと一緒に企画しています。第3回目となったこの日は、のちにいろんな形で関わるみんなと深くつながれた素敵な時間を過ごすことができました。

河野さん、金井塚さん、平山さん、明石さん、峰松さん、橋本さん、三浦さん、ご参加ありがとうございました。

3月

・えぶり号の大改装

車内のキッチンを外し、クラウドファンディングで支援してくれたみなさんと一緒に外装をインディゴ色へ。

この日から、1年以上続く旅の準備をみんなに手伝っていただきました!

4月

・47都道府県をめぐるキャンピングカーの旅がスタート

赤澤えるさんとともに、毎月約一週間キャンピングカーで47都道府県のあちこちを巡りながら衣食住にまつわる素敵な方々に会いに行く旅がスタートしました。初回は北関東(茨城・栃木・群馬)から始まり、12月の現在までに以下の28都道府県を回り、数え切れないほどたくさんの人々に出会えました。

4月:茨城、栃木、群馬
5月:福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島
6月:広島、島根、山口
7月:福島、山形、宮城
9月:岩手、青森、秋田
10月:石川、富山、福井
11月:山梨、長野、新潟
12月:大阪、京都、兵庫

今後の予定
1月:徳島、香川、愛媛、高知
2月;愛知、静岡、岐阜
3月:東京、神奈川、千葉、埼玉
4月:和歌山、滋賀、三重、奈良
5月:岡山、鳥取
6月:沖縄
7月:北海道

1年を振りかえれば、ほとんどの時間をこのキャンピングカーの旅で過ごしたなと思えるくらい(実際は月1週間ですが)僕らの人生を刺激的に、豊かに、深く考えさせてくれる人たちとの出会いを生んでくれたこの機会に本当に感謝います。

旅を通じて出会った方、サポートをしてくださったみなさま、本当に本当にありがとうございます。旅はまだまだ続きます、最後には何かの形で僕らなりのゴールを示せればと思います、ぜひ楽しみにしていてください。

・オンラインコミュニティ「えぶりシティ」スタート

4月のもう1つ大きなトピックはこちら、街(シティ)をテーマに、「心を満たす生産と消費で繋がるコミュニティ」えぶりシティがスタートしました。

みんなでコットンの種を育て、服になるまでの生産過程を知る「服のたね」や、工場と共同でものづくりを体験する「もちはだ」など、普段自分が行う消費活動について、その生産現場を知ってみよう触れてみようという取り組みのもと、様々な企画が生まれています。

市民として登録してくれている人たちに来年はもっと楽しんでもらえるよう企画を提案していくつもりです、ご期待ください。

・「WIRED合宿」vol.4開催

この月も無事に合宿開催、若いメンバー中心でにぎやかににぎやかに夜を過ごせたことが印象に残っています。「10YC」の下田さんとは、この合宿を機にとても仲良くなれた気がしています。良い出会い方でした。

三浦さん、下田さん、齊藤さん、鷲尾さん、袴田さん、岩穴さん、山浦さん、久米さん、須藤さん、ご参加ありがとうございました。

5月

・「渋谷クロスFM」出演

今年はラジオの出演機会もいただきました。5月の放送では旅のことや僕らがデニムにかける思いについてお話しました、ありがとうございました。

6月

・「meet new」が岡山へ

心の底から尊敬する同志「meets new」の河野さん、金田さんが岡山に来てくれました。8月に開催予定の企画で展示する撮影のためでした。

僕らが誇る瀬戸内の風景や工場を素晴らしい形にしてくれて本当にありがとうございます。

つくづく2人は最高のペアだなと思っていて、羨ましくも心から尊敬する存在です。

7月

・「湯河原旅館ツアー」開催

オンラインコミュニティ「えぶりシティ」の企画として、神奈川県湯河原の旅館「THE RYOKAN TOKYO」に宿泊し、湯河原の町並みを知るツアーを開催しました。

イベントなどでも度々お世話になっている「HOTEL SHE,」運営会社の金井塚さんと一緒に山、川、海、自然に溢れた湯河原の魅力を掘り下げていく夏になりました。

参加してくださった方々ありがとうございます、リーダーの龍崎さんも今年はたくさんお世話になりました。

8月

・「WIRED合宿」同窓会

WIRED合宿vol.1〜vol.4まで過去参加者のメンバーが同窓会を提案してくれました。関係性を簡単に言葉にするのは難しいけれど、僕にとっては大切な人たちであることは間違いない、みんなと集まる機会をつくられたのは本当に嬉しいです。

前のことも後のことも気にしない、ただこのとき、同じ時間をにぎやかに過ごすことの楽しさをこれからもつくっていきたいと思います。

・「POP UP FACTORY in hotel koe」開催

僕たちが普段一緒にものづくりをおこなう、瀬戸内の工場の人たちの働く姿を、東京のみんなに見てもらいたい。これは1つの夢でした。hotelにミシンや染めの染料を持ち込むなんて、最初は自分でもあまり想像できませんでしたが、終わってみれば、えぶりのイベントの中でも最大規模にたくさんの人が来てくれて、染めの体験をしてくれて、製品を身につけてくれて、本当に賑やかな2日間になりました。

きっかけをくれた赤澤さん、一緒に企画をしてくれた「meets new」河野さん、金田さん、ストライプインターナショナルのみなさま、わざわざ遠くからお越しいただいた、篠原テキスタイル篠原さん、ニッセンファクトリー難波社長、若き縫製職人・乃美さん、シャツ職人小野さん、手伝ってくれたえぶりメンバー、ありがとうございました。

9月

・オンラインメンバー合宿

えぶりには山形から大分まで、全国各地に関わってくれている学生メンバーがいます。普段はオンライン中心でなかなか会えないので、夏休みの機会に東京で1週間の合宿を行いました。

学年は3,4年生が中心。これからの生き方について、ともに悩み、気持ちを共有しました。僕らと関わってくれたことが、何かしらの形で、みんなの人生を少しでも良い方向に動かせるのなら幸いです、これからもよろしくお願いします。

・札幌「waya」へ

2016年からたびたびイベントでお世話になっている札幌のゲストハウス「waya」で染めを企画させてもらいました。震災があった月、急な依頼にもかかわらず、受け入れてくださったこと本当に感謝しています。

「waya」と近くにある「yuyu」はとても素敵なコミュニティで、僕も大好きな場所です。いついっても笑顔に溢れていて、風通しが良くて、本当に、場にいるみんなで空気をつくっていると言える所。運営会社「ステイリンク」は創業メンバーの河嶋さん、木村さん、柴田さんのチームワークも最高で、現在は中村さん含む4名の社員で動かしているそう。

他にも、日向さんなどコアに魅力的な人たちが関わっていて、僕は彼らが作り上げた場所を本当に尊敬しています。来年もぜひ札幌行きたいなあ。

10月

・慶應義塾大学で1コマ

慶應義塾大学商学部「21世紀の実学」という講義内で1コマの時間をいただき、お話しさせていただきました。

僕は慶應の卒業生ではないのですが、機会をいただき自分の経験をお話しできたこと、本当に感謝しています。昨年もゼミにお邪魔した牛島先生との繋がりがきっかけで、このように慶應や現役大学生とコミュニケーションをとれることがとても嬉しい、牛島
先生、酒井先生をはじめとする慶應義塾大学のみなさま、本当にありがとうございました。

11月

・「WIRED合宿」vol.5開催

この月も無事に合宿開催、これまで以上に近い領域で活動するみんなと一緒に時間を過ごせてとても楽しかったです。特に、石川県輪島市で漆器業を営む「輪島キリモト」の7代目、桐本さんは、旅でもお世話になりました。

僕含む若い人たちにとって、漆器がもっともっと身近な存在になるよう、とても微力ですが頑張っていきたいと思える夜でした。桐本さん、別府さん、吉田さん、風間さん、伊藤さん、佐藤さん、ご参加ありがとうございました。

・「岡山アワード」受賞

岡山で活動する事業者を表彰する「岡山アワード」に選出いただき、共同代表の島田(弟)が表彰式に出席しました。岡山アワードは、ストライプインターナショナルの石川社長が中心となり、岡山をもっと盛り上げるために始めた取り組み、数々の豪華メンバーとともに選んでいただけたこと、光栄に思います。岡山人として見ていただけることは僕ら兄弟にとって何より嬉しく、誇りに思えることです。ありがとうございました。

12月

・もちはだパジャマ完成

えぶりシティの企画として、僕らの故郷でもある兵庫県加古川の「ワシオ株式会社」のみなさんと伴走した「もちはだパジャマ」クラウドファンディングでは1000万円を超えるオーダーをいただき、12月から無事配送をスタートさせています。

ワシオ株式会社の統括部長・鷲尾さんには日頃からお世話になっていて、今回の製品企画でも大変な尽力をいただきました。並大抵ではない工場経営に取り組んでいく中、社員の人たちの働きをもっとたくさんの人に知ってもらいたいという熱い思いには頭が上がりません。

僕自身としても、もっとワシオ株式会社、会社の魅力を伝えていけるように来年も張り切っていきます。

来年にむけて

駆け足で振り返ってきましたEVERY DENIMの1年、もちろんやってきたことはこれだけではなく(デニムの販売についてほとんど書かれてない!)出会った人もほんの一部で、素敵な人たちが他にもたくさんいます。

僕ら兄弟は行動の指針として「自分たちの納得感」を何よりも大切にしていて、自分たちがやりたいことはやる、やりたくないことはやらないと明確に決めています。一見するとそんな甘えた環境でも、これまでこうしてやってこれたことは、本当にたくさんの人たちが僕らに機会をくださっていて、応援してくださっているからこそであるということを、年の瀬にまた痛感しています。

そして納得感を大事にしているからこそ、これまでやってきたことに関して一切の後悔はありません。たくさんの反省はあれど、胸を張って、来年ももっともっと周りの人たちに喜んでもらえるようなことを、デニムを通じて生み出していきたいと考えています。

僕らは常に「大きく」よりも「強く」を目指していたい、前に進むことは決してやめません、ただそれは大切な人を守る力を、大切な人を豊かにできる力をつけていきたいからです、困難な道であっても自分たちがやりたいと思うことだけをやっていきたい。

2019年、僕ら兄弟が、EVERY DENIMが、みんなの日常に寄り添い、暖かさと豊かさを届けられるのなら、それに勝る喜びはありません、来年もどうか何卒よろしくお願いいたします。