意訳を増やすRADIO

なんの巡り合わせか、昨日今日と連続でラジオ番組へ出演してきました。昨日は収録で詳細は近日公開、そして今日は「渋谷のラジオ」という4月に放送を開始した生番組でした。


どちらも現場で素敵な出会いがあり、こうして番組にお声がけいただくのもありがたいですが、そこで共演者の方とお話しできるのもまた幸せなことだと感じています。

場をセッティングしてくださる方のおかげで、集まるゲストは近い価値観を持っています。なので、ぼくがEVERY DENIMについて拙い説明をしまっても、それをうまく解釈し意訳してくださることがけっこうありました。

この意訳してくれるということが、とても大きな価値であると思っています。近い価値観の方が自分の経験に照らし合わせ、別の角度からぼくの持つストーリーを語ってくださることで、自分では気づかなかった事業の良いところ・悪いところが見えてくるのです。

それは、もしかすると異業種であるからこそなのかもしれません。本日ご一緒したホームレス小谷さんと、建築家の只石快歩さんは、ぼくからするとほんとうに別世界で活躍されている方で、でも、どこか近い雰囲気を勝手に感じ取っていました。

そういった方々がEVERY DENIMについて共感してくださること、そしてそれをご自身の言葉でリアルタイムで発信していただけること、ここにぼくがラジオに出させていただく意義があるんじゃないかと思いました。

どうしても「自分なんかが出させてもらう意義はあるんだろうか…」と考えてしまいがちなぼくですが、EVERY DENIMの意訳を増やしてもらえる貴重な会だと考えれば、とてもすっきり納得できます。

ぼくたち兄弟が辿ってきた経緯や現状は、けっしてぼくたちだけで価値を測るものでもないし、こう見られたいと決めつけるものでもない、自分の信じる方向に向かってどんどん進みながら、可能性を拡げていきたいです。

山脇、毎日。