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「視点」について

最近、メルマガに力を入れており。高校の同級生愛さんと一緒に取り組んでおり。お陰様で、普通のメディア出演や、ウェブ記事、SNSとは違う届き方をしているような。

約20年前に立ち上げに関わり、縁もゆかりも無い名古屋で奮闘したトヨタ自動車とリクルートグループの合弁会社、OJTソリューションズ時代の神や仏のような上司高橋英之さん、木村秀之さん、浅井司さんについてふれたのですが。木村さん、私のメルマガを愛読しており。久々にやりとりをし。

木村さんが、トヨタ出身のトレーナー、中村さんとある工場に見学に行き。同じ現場を見て、木村さんは「きれいな工場だなあ」と感心し。同じ現場を見ていた中村さんが一歩も動かないので「どうしたんですか?」と聞いたところ、「この工場だめだめだなあ…」と。

同じものとを見て、真逆の評価になってしまう、と。

木村さんは「同じものをみたら、中村さんと私の評価を一致させたい」とゴールを決め、2か月かかって毎日質問攻めをして、430項目以上にわたる職場診断シートを完成させたのでした。

そんな木村さん、中村さんと28〜30歳の2年間、ご一緒したことは宝物なのですが。この「同じものを見て、真逆の評価になる問題」こそ「視点」の違いなのです。

視点、視野、視覚をいかに多様にするか、豊かにするか。これ、大事だなあと。

新学期(いや、クオーターか クオーター制の功罪はどこかで)が始まり。募集停止、学部再編の流れの中、専門科目2つ、ゼミ1つというスローな持ちコマで。その分、気合を入れてやっているのですけど。ついつい、感情的に、茶飲み話的に物事を見てしまう学生の視点をいかに磨くか、視点の複数性へのこだわり、これを実現したいなと思っています。はい。

ギャンブルにハマる人も、ホストクラブにハマる人も、トー横に集まる人も、「いやだわ」「けしからん」「私はそうはなりたくない」「自己責任だ」と言うその前に、様々な視点で読み解かなくてはならないのです。

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