見出し画像

利回りが低いと銀行評価が出にくい

下記は、あるエリアにある複数物件に対して、ある地銀が出した物件評価です。

LTVとあるのは、ここでは物件価格に対する銀行の融資額の割合です。
物件Aで言うと、価格1.4億に対して融資額が1.33億ですから、1.33/1.4=0.95(95%)ということになります。

これを見る限り、利回りLTVはある程度比例していることが分かります。
利回りが7.5%以下になると、LTVは90%を切ってしまいます。
これは自己資金が10%以上(諸経費を入れるとおそらく15%以上)必要になってしまうということです。

つまり、キャッシュフローが出るから利回り7%でいいと考えたとしても、自己資金不足で買えないという事態が容易に想像できるのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?