問題が無いことが問題ですっ!
問題意識を高めてポジティブ発信を!
当社の改善活動では、皆さんの
「やりにくい」
「わかりにくい」
「間違えやすい」
・・・
という問題、課題を改善、解決し、生産性を上げて、「仕事も爽快に、楽しくしよう!」と全社で活動しています。
まずは、問題に気づいて共有!
今までも機会あるごとに仲間には話してきましたが、仕事を進める上で非常に大切なことは、まずは”問題意識”。
「問題を問題だと気づく力」
ですね。
問題に気づく力が高い人は改善力も高い人です。
そして、その問題意識は、実は普段の行動力にも表れます。
- 落ちているゴミを拾う人、放置する人
- バラバラな製品を整理整頓する人、放置する人
- 伝票を見える位置につける人、見えなくても構わない人
- 納期が遅れていると挽回をする人、気にしない人
- 点検、検査や分析の記録をすぐに確実にする人、後まわしにする人
- 手順を確認して作業をする人、気にせず勝手なやり方でやる人
・・・・
これらは、問題意識のレベルが、そのまま行動に現れたものです・・
”問題や課題は、あるべき姿と現状のギャップ”
とも言われます。
問題、課題に気づかないということは、あるべき姿が描けていない、つまり目線や目標が低いという、厳しい評価をされかねませんよね。
問題意識を高める「あるべき姿」を描くには?!
それは、超Happyになっている状況をイメージする習慣から・・・
後ほどふれます・・。
さて、問題、課題に気づいたら・・・次に、どうすればいいでしょうか?
もちろん、チームでの仕事である以上、その問題、課題を「オープン」にすること。
共有化することが、重要です!
自分が気が付かないことを他人が気づいたり、他人の気づきから新たな気づきが生まれたり・・・
これが、チームで仕事をする、まさに醍醐味ではないでしょうか?
自己成長のチャンスも、チームでなら増えますよね!
個人が気づいた問題、課題をチームの課題にして、そこから成果を生むプロセスでは、コミュニケーションがやはり、とても重要ですね。
問題、課題のスケールを見える化して、コミュニケーションを円滑に
次に、コミュニケーションを通じて、気づきを共有化するためには、その問題、課題が「どれくらい」「どの程度」「どんだけ」問題、課題なのかを共有する必要が出てきます。
なぜなら、チームの成果とは、その課題や問題を解決した先にあり、それは多くの場合自分ひとりの力ではなく、仲間や第三者の協力を得て成し遂げるからです。
そのためには、問題、課題を「見える化」し、誰もが同じ見方で課題をとらえられる「指標」が大切です。
- 「手間がかかる」 ・・・どれくらい手間がかかるのか?
- 「遅れている」・・・どれくらい遅れているのか?
- 「〇〇不良がでる」・・・どれくらいの不良がどのように出ているのか?
- 「バラツキがある」・・・バラツキがどれくらいあるのか?
- 「わかりにくい」・・・何がどれくらいわからないのか?
・・・・
具体的な事実をもって、お互いにわかりやすい指標、数字でコミュニケーション(まずは、発信)をすることで、問題、課題の共有や改善が進めやすくなりますよね。
共通のルール作りと言ってもいいかもしれません。
問題をポジティブにとらえる
さて、「問題に気づく力」と「コミュニケーション」の重要性について述べました。
そうです・・・仕事ができる人、改善の力がある人は、毎日身の回りが常に問題、課題だらけです!!
「社長!そんなに問題ばかり抱えていたら、気持ち的にも大変すぎて、つぶれてしまいますよ!」
そんな声が聞こえてきそうですね(苦笑)
でも、本当にそうでしょうか!?
問題があることは、そんなに悪いことでしょうか?
私は、そうは思いません。
もちろん、生死を分けるような重大な問題に直面したらそんなことは言ってられませんが、仕事で私たちが直面するほとんどの問題、課題は、命に関わるほどの問題ではありませんよね。
(もちろん、命に関わる問題は、最優先で細かい理屈は無しですが)
「神様は、自分が乗り越えられない問題は、目の前に出現させない」
と言われています。
すべての課題、問題は、それを改善すれば何かが良くなる「機会」「チャンス」が見えている、教えてくれている、まさにサイン。
どちらかというと「良いこと」なのです。
だから、仕事ができる人、改善の力がある人は、毎日身の回りが常にチャンスだらけ・・・(笑)
つまり、「考え方」と「行動」ひとつ・・・
でも、日常仕事をしていると、頭ではわかっていても、気持ちがついていきませんよね・・・
そこで、仲間のみんながに普段から心がけて欲しいなと思っていること・・・
× 「こんな問題課題がこれだけあるから大変だなぁ・・・」
〇 「この問題課題をこれだけ解決したら、こんな素敵な姿が待っているよね・・・」
「問題や課題が解決したあとの、Happyなイメージ!」
それを、明確に!具体的に!イメージしてみませんか?
口に出してみませんか?
書いてみませんか?
アウトプットしませんか?
・・・最初から、実現できないと思う必要はありません。
お互いに、「どうHappyなりたい?」
課題、問題を共有したあとの素敵な姿や様子を、お互いに仲間と会話してみたらいかがでしょうか?
ポジティブな姿勢、気持ちは、ちょっとした行動、会話から変えられるんです!
「行動(発言)」ひとつ・・・・
× 「●●は問題だけど、どうせ解決なんて、できっこないし・・・・」
○ 「●●は、△△ほどの問題だから、○○くらい改善したら、きっと今に比べて※※になって、Happyだよねー!」
それはまさに、「何のためにやるのか?」ということにも繋がっていくはずです。
さあ、どうでしょう!?
- 問題意識が高く
- コミュニケーション力があって
- ポジティブな行動
が習慣の人のチームと、そうでない人のチーム。
あるべき姿が語られるチームと、そうでないチーム。
どっちの会社で皆さんは働きたいですか!?
どっちの人生を送りたいですか!?
課題、問題は、山積ですが、少なくとも自分は皆さんと一緒に、もっともっとHappyなチームを目指します!
※ 2018 社長VOICE に加筆修正
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