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自己紹介のようなもの(1)


「月日は、百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり」
松尾芭蕉の冒頭ですが自分のマーケティングや経営のコンサルティングもまた旅のような様々な出逢いと人生であると考えています。

私の旅の始まりは、"福島いわき"という地方都市から始まりました。
父の影響もあり、絵画と書道を小さい頃から鍛えられました。それは今だに、"VTSvisual thinking strategy(VTS)"を活用するセンスメイキング理論にも活用されているように感じます。

美しさとは何か?
体感や経験知の始まりです。

野球、バレーボール、サッカー、バスケット、柔道などを体得したのは、身長183cm、体重78kgに恵まれたことが、大きな要因でもあり、
スポーツをしているというより、普通の生活している感覚でした。

磐城高校の後、早稲田大学で佐藤慶幸教授との出会いで、かのマックスウェーバーの「プロティスタティズムの倫理と資本主義の精神」を教わった時に、衝撃を与えられました。これが今の道に進む原点だったのかもしれません。
100年前にウェーバーは、禁欲的プロティスタンダンディズムと、現在の資本主義の精神に、なんらかの相関性を分析し、仮説を作っていたのですから。今、年齢を重ねるとさらにその価値を感じざるを得ません。

これは面白い、そんな瞬間でした。人間と社会の動き、倫理観と全て解読できる仕事はないものか。
そう、こうして私の旅が始まったのです。

(続)

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