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9月1日(金) at 二条 GROWLY

【No Fun pre.不時奏Vol.17-オールナイト編-】
■日程 9月1日(金)
■会場 二条GROWLY
■時間 開場21:00 開演22:00
■料金 入場無料(2drink order) 投げ銭制
■出演 the engy, the McFaddin, YYBY, e;in, TEMPLE, 村島洋一,
KASHIKOI ULYSSES, Leo Atzori, theorem, ミノウラヒロキ•マジックショー, No Fun
■出店 □□□ん家

さて、この夏No Funとの共演第三弾。タイムテーブルは以下の通りの鬼の所業。切れ味するどく目にも止まらぬ。呑兵衛としてのアティチュードが問われます。

オールナイト不時奏!

オールナイトということで、オープンは21:00です。私の出番は26:15~、刮目すべしの深夜2時15分からです。

先日のアコースティック不時奏は本当に良いイベントだったように思います。窓から見える京都の山々が美しく、時折走る列車が風景に血を通わせ、暮れなずむ夏の灯は見る者の心をゆっくりと溶かしてくれるようでした。ご覧いただいた皆さんには、演者の透き通る音楽を確かに気取っていただけたのではないかと思います。
水道水だけどってテーブルに置かれた氷水の気遣いも嬉しかったし、何よりこういう場所を失くしてはいけないという主催側の意志がしっかりと感じ取れたこともまた嬉しかったです。

No Funの面々が、イベント開始から既に、良い雰囲気の会場をつくれたと伝えてくれたし、音響もS/N比がちょっと悪いけどって先に言ってくれていたので演奏中のノイズも安心して愛でることができました。いろんなことが雑念にはなり得ず、音楽は音楽としてそこにあってくれたのだろうと思います。
イベント途中にして既に、またデイイベントやりたいねと語り合う姿もなんだか素敵で、心が和やかになりました。

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時折、あと何回歌うことが出来るだろうと考えます。
悲しくなってしまうより早く、歌っていられる人生を送りたいと年老いる日々を憂いたりします。悲しみは悲しみとして受け止めるしかなく、その堆積を歌にしていようと奮起することもあります。

いろんな心揺れる日がある。

無理だと思うことが、本当はやりたいことの時。最後まで一度も無理だって思わない人が、その望みを叶えるのが理だとしても、何度でもやり直せば良いと言ってくれた誰かの言葉を私は頼りにしています。

またやろうね、歌い続けていようね。

而して同じビルでのイベントが9月1日に。
果たしてどうなってしまうのか。
次は公○食堂跡地以外を使ったGROWLYビル1F、ロビー、2Fの利用。前回とはまた趣の違う出演者の顔ぶれ。引き続き音楽の多様性を丸ごと吸収せよと言わんばかり、オールナイトで朝まで楽しみ切る。
京都にNo Funという魅力があって良かった。集った音楽たちはきっとぶつかり合って弾け飛んでまた別の光を発してくれる。目をつむるのはまだ早い。
”飲み残した酒が全部混ざったような朝”を目指したいと思います。

”青黒く晴れた俺の今日は君の昨日さ”!

咽せる。

その日の26時15分、まだ9月1日。
私が出演するのはGROWLY 2FのStudio Antonio Ast、いわゆるスタジオライブになります。距離の近さに緊張具合ピーク超えると思いますが、始まってしまえばなんのことはない、いつものこと。緊張は味方にしてしまって大丈夫。
今日と明日がつながったことを思えば!

音楽の発信源

2022年の10月過日に、No Funのヴァイオリン 周くんのLiuteria-TAKADAでのミニコンサートを聴きに行った記憶が、今でも私を励ましてくれます。
指先から滴る演奏は解像度高く私に突き刺さり、終演のMCは「こういう場所から、この小さなサロンから、音楽を発信していきたい。」と、そのような言葉であったと受け取ってます。
自分も無論道半ばですが、若き音楽家の気概に触れた気がして、身の引き締まる思いでした。
人やものや場所は永遠ではなく、いつかなくなってしまうものだから。

このnoteに書いているライブのひとつひとつ、そして私にとっての制作拠点である西京極Studio IZ。音楽の発信源は尊いもので。私のような音楽人の制作発信が、その場所を守っていくことになるかどうかは、もはや信じるしかなく。街の開発や老朽化でその場所がなくなることには抗うことは簡単なことではないでしょうし、オーナーの意向によってその姿を変えることもあるでしょう。なくなる理由はたくさんあります。

でも、なくなることに抗えないからと言って、守らない理由にはならない。
継続的な制作発信が伝播し、作品はいろいろな旅を経て、新しい音楽・人々の出会いのフィードバックとして発信源に返って来ることでしょう。そのフィードバックが返ってくる時に場所がなくならないようにする手筈の第一は、私たちがそこに居るということだと思います。楽しみを現場に求めることだと思います。繰り返し、制作、発表し、なんらかの交流を生むこと。そしてまた自らが楽しみ、思い悩むこと。疲れたら眠り、起きたらば食事をし、歌を歌い、酒を飲み、床の冷たさを知ること。天井や壁にも沁み込んだ音楽を揮発させ、詩に書き記すこと。

若き音楽家の気概。

ここから発信していくんだという決意。

誰かがどこかで今日も歌を作っている。そう信じられる音楽人に出会えてまたじんわりと意欲が湧いてくる。私が、音楽の発信源でもあるよな。なくなる理由に加担せず、存続する意義となろう。あなたが、音楽の発信源でもある。楽しみの源流の楽しむ粒子。

いなくちゃならない、存在なのです。

エントランスフリー!

というわけで夜通しライブハウスで遊びましょう。音楽のそこかしこを感じ取れる、素敵な機会をご用意してお待ちしております。
聖人君主のよう、色々語ってしまいました。身体に悪いことって案外わるくないです。タバコ吸おう。

重要なこと、オールナイト不時奏はエントランスフリーとなっております。ご予約は不要です。

また、出演者への投げ銭のご協力をよろしくお願いいたします。

注意事項

場所を守っていくということは、マナーを遵守することも必須です。GROWLYビルが在る近辺は住宅街となっています。苦情が入るとイベントが中止となってしまいます。特に今回は深夜も公演が行われます。屋外でたむろすることなく楽しみましょう。よろしくお願いします^^

その他のライブ

その他のライブ情報は以下の記事からどうぞ!

何卒よろしくお願いいたします。
ご質問・他の公演のご予約は下記メールアドレスまで、お気軽にご連絡ください。

yoichimurashima@gmail.com

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・お名前
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をご明記ください。

季節が変わっていきます。

どうかご自愛ください。


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