会社は、社内の業務データをもとに顧客の動向やニーズの変化を分析している

企業環境の変化は、外部の情報のみならず、社内のさまざまな業務データから読み取ることもできます。

どうしても目の前の仕事をこなすことに精一杯になってしまい、納品するなどして仕事を終えるとそれだけで安心してしまうということは少なくないかもしれません。しかし、試算表や決算書のみならず、さまざまな業務データから、会社が置かれている状況、社内外の経営環境に置きつつある変化を知ることができます。

もちろん、それは「やり終えた仕事」に関するデータだけを指すものではありません。

お客様や見込み客からの「問い合わせ」の内容や数、コーポレートサイトや商品サイト等のアクセス解析情報など、広い範囲に及びます。

こうしたデータによって示された「事実」、そこから読み取れる「傾向」は、往々にして「感覚」として持っている情報とは異なるものです。

データに基づき分析し、計画を練るという姿勢を組織に定着させることを意識することによって、より強い、洗練された事業戦略を打ち出していくことができるようになるでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?