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【淡路島旅行記4・5日目】

この旅行記では、旅行ポテンシャライトのYoiko(本業も旅行業です)が、独自の目線で各地域の観光を捉え、かつ楽しんだ内容を記録したブログです。当旅行記以外にも、旅行を五感で楽しむことをコンセプトに記事を別途掲載していますので、お楽しみに♪

本日挑戦したこと
・できる限り時間と食事をコントロールする
・ランチをするために長蛇の列に並ぶ

(4日目)
本日は、気持ち良く朝活から始まり、せっせとブログを書いていましたが、残念ながら7時頃から、この旅初となる小雨模様となり、しばらくトレーラー内で過ごしておりました。しかし、お昼近くなってお腹がグーグー呼ぶので、気分転換に周辺散策を開始♪

【12:00】たまご屋さんちのたこ焼きを味わう

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SNSでも気になっていた”たまご屋さんちのたこ焼きを求めて、トレーラーから海沿いに歩いてみました。片道約1.5㎞の道のりを海とトンビの鳴き声を聞きながら歩く。しばらく歩くと右側に目的の店が見えてきました。なかに入ると、たこ焼き以外にも、焼きそば・あんドーナツ・フランクフルト、それにイートインコーナーでは軽食も食べられるようでした。でもここではあえて”(玉ねぎがのった)玉たこ”をテイクアウトで♪8個入り350円は安い!食べる場所まで考えていませんでしたが(笑)、通りを渡って海岸に降りて、海を眺めながら食すことにしました。味の感想は、五感旅行ブログをご参照ください。淡路島に来てから、スッカリ食べ物の魅力を知ってしまいました。

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お腹も満たされたところで、のんびりしようと隣接する”カフェ カプチーノ”さんへ。店内は屋根の付いたテラス席(ワンコも入れるのかも?!)と2階席もあるつくりです。1階は比較的人が多かったので、誰もいない2階をリクエスト♪1人だけの特別な空間で快適でした。紅茶を飲みながら考え事をしたり、動画を見たりして過ごしました。店でかかっていたボサノバジャズのBGMが心地よく、ついつい長居してしまいました。次回は、パフェや食事を食べに来ますね♪


(トレーラーに戻って、少しお昼寝タイム♡)
※まだ、早起きにも不馴れなこともあり、気分転換にもなるので、必要に応じて”お昼寝”をするようにしています。20~30分休むだけでも、頭がスッキリします。

【15:30】ラウレア名物ロケット焼きを頬張る

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目覚めて海を眺めていると、夕食が心配になってきました。でも今日は、炭水化物ばかり食べているような・・・食に夢中になると、つい炭水化物をたくさん摂取してしまいます。それはそれとして、食べ過ぎると、次の食事時間にお腹が空かないことがあるので困ったものです。

でもこれまたSNSで教えていただいた”ロケット焼き”を食べない訳にはいきません。なぜって?偶然トレーラーハウスの真横にラウレアさんがあったのです。ロケット焼きは2個からの販売とのことで、2つ購入し、すぐ隣の白色が素敵なデッキで海を見ながら頬張る。外が少しパリパリとした生地の中はふっくらしていて、つぶあんとクリームがたっぷり飛び出してきてボリューム感がたまりません。さすがに1人で2個は多かったですが、天気がここぞとばかりに回復してきて、海や山側に沈む夕日を見ていると、たまにはこんな時間があってもいいよね♪という罪悪感なんてどこ吹く風。(食欲と贅沢な時間に対してです。念のため)

今日は、作業日兼のんびりする日と決めて過ごしました。旅行とはいえ、ずっと気を張っていると、かえって疲れてしまいますので、淡路島を十二分に楽しむためにも、大切な休息時間です。

(5日目)

【6:00】旅行一番のご来光日和

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旅行最終日ではありますが、今日がこの旅行一番のご来光日和となりました。(正確には、早寝早起を始めてからですが)とはいえ、絶対に満喫しようと心に決めて、トレーラー宿泊者の中で一番に起きて、海辺のベストポジションを陣取りました。日の出時刻は、6:33ですが、6時の時点で少しずつ明るくなってきていました。コートを着ていても、少し肌寒かったけれど、早起ができるようになってからは、これが醍醐味だと感じていましたので、夕日以外にも楽しみが増えたことが嬉しかったです。私と一緒に日の出を待っているかのように、トンビが鳴いているのが印象的でした。今思えば、大好きな海の近くや街中でさえトンビが鳴く声が聞こえてきて、いつしか声を聞くと気持ちが落ち着きました。日は徐々に明けていきました。すごくワクワクした時間♪今日という日が来てくれて”ありがとう”♡
※聴覚旅行として、日の出とトンビのコラボレーションを撮るつもりでしたが、タイミング良く鳴いてくれず。。。ちょっと残念。

移動時間までは、朝活を決行!ブログを書いたり、知りたいと思った知識に関連することをネットを調べたり、YouTubeで動画を見て学びました。

【9:30】バスで洲本市内移動

宿をチェックアウトし、バスに乗車。三宮行きのバスに乗るため、再び洲本に戻ります。繰り返しになりますが、本当にすこぶる天気が良い日です。淡路島を旅立つのは寂しいですが、天気同様、心は晴れやかで心地よかったのを覚えています。

【11:30】”魚増”で淡路島でのラストランチを楽しむ

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バスセンターに着いてから、初めて観光案内所にお世話になりました。(到着した日は、運悪く定休日だったのです)洲本で魚介系の昼食が食べられる場所をリクエストしました。そのなかに惜しまれつつも閉店してしまう予定だという”魚増”さんの名前がありました。旅マエから注目していたお店。でも、淡路島に今いる私には、「ここで食べなければ帰れない。食べる運命だったのかもしれない」と心の中の自分と対話してラストランチの場所を決めたのでした。

魚増さんは、開店時間の11:30に行っても、店先に長い列がみられました。なかは既に満席で入りきれないお客さんが並んでいるとか。普段は列に並んでまではご飯を食べようという気にはならない私ですが、今回の決意は固く、しばらく列に混じることに。ところがラッキーなことに、15分くらいで入れました♪天井が高くシンプルなカッコ良さが際立つ店内に関西弁で「いらっしゃませ♪」という声が響く。帰宅したら、もうこんな気持ちいい関西弁も聞こえなくなるのかな。。。と思うと突然寂しくなりました。(もう少しいたら、自分も見よう見まねで関西弁をマスターしていたかもという変な自信があります)

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店員さんにオススメの”魚増定食”を迷わず注文。焼穴子丼や海鮮丼も充分魅力的だったのですが、後悔はありません。魚増定食は、お刺身の盛り合わせ、タコの唐揚げ、小鉢(ひじきの煮物)、ご飯、海草がたくさん入った味噌汁、漬け物。お刺身は、厚めに切ったマグロやハマチが美味しく、特に気に入ったのは、下に敷かれた紫蘇が透けるほど透明なヒラメ♪しかも身はプリップリ♪♪タコの唐揚げも食材の新鮮さを感じる美味しさで、しかも山盛りです。食べ終わる頃には、興奮が止まらないほどウキウキした気分で、許されるなら大声で「美味しかったあ」と叫びたいぐらいでした。本当にご馳走さまでした。


【12:30】洲本→神戸空港へ移動

興奮冷めやらぬ中、少し急ぎ足で、予定より1本早いバスへ駆け込みました。バス車中は、淡路島に降り立った時とは違い、土曜日ということもあってか、少し混雑していました。一方私は、窓を覗く度に淡路島で過ごした旅を思い出しながら、読書をして、(すっかりお腹一杯で)時にはウトウトしながら、まずは三宮へ向かいました。そして三宮から神戸空港へ。

【16:30】神戸空港→羽田空港へ帰着

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すっかり空港での(コロナの影響で変更となったやり方での)チェックイン方法にも慣れ、スムーズに手続きを済ませる。初めて空港の展望テラスに上がり、飛行機が離着陸する様子をのんびり過ごした後、出発ゲートを見ると、何やら長蛇の列が。。。これまたコロナの影響なのか、往路よりもセキュリティーが厳しくなった様子です。ポケットに入れたものをトレーに出すのはもちろんのこと、コート等の上着も脱ぎ、足首が見えないブーツやハイカットシューズを履いている場合は、サンダルに履き替えてゲートを通る始末。「時間には余裕を持っていたものの、神戸空港のように搭乗ゲートが近くて良かった」と安堵しました。

とうとう淡路島を離れることになってしまいましたが、正直もっとしばらくいたかったし、五感を刺激だれるような季節ごとの楽しみも多い場所なので、また訪れて別の角度からも楽しんでみたいと思いました。絶対帰ってきます。

アイデアコンサルタントとして見た淡路島

今回、淡路島にひたすら恋い焦がれて、コロナがまだ落ちつかない中ではありますが、念願の上陸に成功。淡路島グルメ、地元の方の温かい優しさに触れ、また今も残る絶景や歴史の奥深さに出逢うことができました。ありがとうございました。
そこで改めて感じたことや学んだことがあります。それは、【淡路島地域のこれからの可能性】と【自然に培われた淡路島の方々の地域熱】です。
まず【淡路島地域のこれからの可能性】についてです。私は、とかく関東圏に比べて、ここの部分の可能性が非常に高いなと思いました。私が今まで関わってきた地域は、その地域にある文化の象徴とも言える建物や伝統工芸、景色がことごとく何かの理由(わけ)があって壊されてきた場所が多いです。日本は、戦後の焼け野原から高度経済成長期に向かって一から新しい建物や経済を確立してきた経験から、建物をたてるときも、一度古い建造物を壊し、リセットしてから新しい建造物をたてることを繰り返してきました。それによって、現代でも建築をたてると言うと、一度0(ゼロ)にしてから10(ジュウ)を作る習慣が抜けないでいるのです。イタリアが国をあげて街全体の景観を守るため、建物の外観や屋根の色を指定しているように、そこに根付く文化や個性を残すという感覚・重要性を日本人は理解していません。一度すべて壊してしまえば、後になって再建しようと思った時には、その建物をたてる職人さんがいなかったり、そもそもその地域に根付いていた文化がどんなものだったか知る人がいなかったりと、その大事さを感じた時には既に手遅れだったりします。
しかし、「淡路島は違うな」と思いました。そこに住む人たちが、ちゃんと淡路島文化の重要性を感じ、時に(一部新しい素材で補強したりして)ハイブリットな建築として、時に所有者を変えてという方法ではありますが、昔ながらの黒色が魅力的な木材外壁・どっしりとした佇まいと立派な玄関・淡路瓦が描く綺麗なカーブ・奥に連なる個性的な造りの2階建て家屋が今も残っています。これらの保存方法で、リノベーションが素敵なおしゃれカフェにすることも多々ありますが、そのものの魅力を観光として共有(シェア)し、地域文化を楽しむ♪という方法も、まだまだあると考えます。


また【自然に培われた淡路島の方々の地域熱】についてです。SNSを始め、現地で関わった淡路島の方々全員が、この”地域熱”を発信するモチベーションが高いことに感銘を受けた私は、旅行中、いや旅行の前後でも感動しっぱなしでした。私に地元”群馬”もそうですが、大概の方は「この地域の魅力は何ですか?」「オススメは何ですか?」と尋ねると「いや。。。特に特別なものはないしなあ。あまりオススメってないかも」という答えをたくさん聞きます。ですが淡路島の方々は違います。SNSでオススメ淡路島情報を集めていた時も、投稿した瞬間から、追いかけられないほどのコメントを頂戴しました。皆さん、その節はありがとうございます。しかも、私の交通手段を踏まえた上で詳しい道順を教えてくださる方もいました。現地上陸後も、地元の方と会話をすると、選びきれないほどオススメが飛び出してきます。誰も”オススメはない”などと言いません。しかも丁寧にフレンドリーに教えてくださいます。「皆さんはホントに素敵です」こうした地域の方が、しっかりと魅力を認識し、発信し、自然と共有できることは、凄く大事なことです。例えばで人をその地域に集めたい時は、人は魅力的な人に集まってくるからです。物に集まっていては、いつか飽きられてしまうことがあるのです。私も淡路島の皆さんを見習って、淡路島含め、各地の魅力を丁寧に語り、”地域熱”を広めていこうと思います。

個人的には、今回の旅行をきっかけに県境問わず、瀬戸内海に隣接する地域のそれぞれの魅力をもっと知りたいし、感じたいと考えています。


※プロフィール
 西潟由子
1982年生まれ。群馬出身。
◯外向型HSP×マルチ・ポテンシャライト=好奇心の塊。思い立ったが吉日性格。雑学と知識の収集家。ビバ多動力。

◯明星大学日本文化学科造形芸術学部プロダクトデザイン卒業。ツアーコンダクターで国内旅行(27都道府県、年間約300日添乗)を巡る。その後もオンライン旅行手配やクルーズ船旅行についても経験し、旅スタイルを学ぶ。現在も大手旅行会社にて観光ボランティアの仕事をしている。

◯個人活動として、 ※旅行ポテンシャライトを名乗る。「五感旅行」を提唱し、視覚・味覚・触覚・嗅覚・聴覚で楽しめる旅行を発信している。将来的にオンラインサロンで五感旅行を極めたいメンバーを募る予定。他にも約600人が登録「オンラインNIHON-GO!言語交流」のオーガナイザーで日本語と英語の交流の場を作る。いつか「地域観光×日本語」といったコラボビジネスも視野に入れている。アイデアコンサルタント、(茨城県)大洗カオスのカオスイベンタ―、江戸文化マニアの顔も持つマルチ・ポテンシャライト。

※旅行ポテンシャライトとは、これからの旅行業界、地域観光の在り方を考えた”次世代の旅行の楽しみ方”提案し、様々な角度から地域観光の可能性を探求する人。

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