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『Going my wayはありえない?』

◆人間は他人を通して自分をみている?
 一見すると、信念をもってわが道を行く強者や一匹狼も、実は他人との関係性でもって道を進んでいるのだそうです・・・。 

 結局のところ、人間は他人が気になる生き物。
 going my wayは厳密にはありえないようです。

◆たくさんあってもダメ?
 このような<他人との関係性>に関して、ネットに以下のような実験結果を見つけました。


ハーバード大学で学生を対象に実施した実験(2012年)。

  ❶世間の平均月収15万円で自分は30万円稼いでいる場合

❷世間の平均月収120万円で自分は60万円稼いでいる場合

❶❷のどっちを選ぶ?


 大半の学生は❶を選んだそうです。60万円稼ぐより30万円稼ぐほうを選択する。

 これは、人間が「額面ではなく周りとの比較で優っていたいという心理が強く働く生き物」という結果なのだそうです。


 つまり、人間は他人との相対的な立ち位置に影響されながら自分を満たし、絶対的な富の量などでは決して満足できないもの・・・といったところか。

◆他人との関係性で満足感
 <他人との関係性>に関しては、このようなたとえを思い出しました。

 「誰もいない森で木が倒れる音はしているのか?」という古典的な命題。

 これを少し現代風にアレンジすると、
「SNSにUPしないランチはおしくないのか?」という問いになるとネット情報にありました。なるほど今時!


 人間は他者との関係で生きているため、誰にも知られないと味は変わるし、木が倒れる音もしないというのが正解と考えるのも、なんとなくうなずける。

◆誰と比べてる?
 ならば、重要なことは、誰と比較するか?誰と関係性を持つか?

 これによって、気分的な浮き沈みにも大きく影響しそうな印象です。

 選んでしまった世界(仕事や境遇)は簡単に変えられませんが、その世界の中で人間関係はある程度は変えられるかもしれませんしね・・・。

 もし、いま自分の生き方がなんとなくしんどくて辛いなあと感じたとき。

 この関係性を振り返ってみて、比較対象を見直しても悪くないか。

◆他者比較では背伸びしないこと
 そもそも、人間は手が届きそうな他人と比較する傾向にある生き物らしいのです。

 要するに、私も大谷翔平さんや藤井壮太さんとは決して比較しない・・・。いや、してはならないといったことなのでしょうね。

 最後に、日々の生活や仕事でちょっと息苦しさを感じてきたら、比較対象が間違っていないか振り返ってみますかね。
 そして比較対象を修正しながら、日々気持ちよく生きていけたら、それはとてもよいこと。

            yoitenki4110

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