睦 ようじ

物書き。

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最近の記事

記事とか書くのをちょっと控えようかなぁと思った話

「人斬りってインスタントに『正義』に酔えるから走ったのですかね?」 オンラインで歴史小説好きのメンバーと話をした時の言葉だったと思う。 SNSの誹謗中傷や自分の正義を振りかざしての発言はそういうものなのだろうかと思った。 違う意見があった際にそれを否定する事で正義感に『酔って』ないか? そんな気がするのだ。 とはいえ、僕もプチ炎上をした事がある。 ゲームの二次創作イラストに、 「あれ、そのキャラの一人称って違うのでは……?」 とおせっかいを焼いてそのイラストレーターのファン

    • オンラインゲームでちょっとした外国人アレルギーになってた話

      どこの国かはその方の名誉やその国の人全員が悪いとは思いたくないので伏せておこうと思う。 PS4でスポーツゲームのオンライン対戦をした。 海外の言語が出たので「あれ?」と思ったが、まぁ対戦だし気にしなかった。 ひょっとしたら、あちら側も 「何で日本人がいるの……」 と思っていたかもしれない。 試合をしていたが、いきなりラフプレイばかりだった。 ゲームでスポーツをやりに来たのですけどー。 やっているウチに 「そんなプレーだと魂が腐るぜ!」 と、ガラが悪くなってきた。 結局、自分

      • メンタルの振り幅がひどくオタの自分を否定してた話

        「何で近くにイベントや映画が無いんだ?」 これで、何回クレーマーになりそうになった事だろうか。 メールや電話をしようと一回踏みとどまって、 「何で、僕は興味も無いイベントに抗議しようとしているのだろう……?」 と、いうわけでネットをしばらく断っていた。 開催側の立場を考えると、 「さ、採算取れないので……(汗)」 と言ったところだと思うので否めない。 それでも 「採算度外視で新規顧客獲得する気ないの~?」 と言いたくなる時はあるが(笑) あれだけドはまりしていたVtuberも

        • chatGPTに文句つけてた頃の話

          生成AI問題があり、僕も何度か試してみた。 ちょうどウマ娘から競馬をし始めた人もいるので、 国内外問わず競馬の話を問いかけていた。 3.0は有料であったし、海外の企業にクレジットカード情報を渡すのは怖いし(元から無いが)無料版で試していた。データベースとしては使えなかった。 競馬も知らない人でも一回は耳にしたであろうディープインパクトやオグリキャップ、またウマ娘で人気を博した勝ちレースが無茶苦茶だったからだ。 ディープインパクトの父馬であるアメリカの競走馬サンデーサイレンス

        記事とか書くのをちょっと控えようかなぁと思った話

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        • GWF奮闘記
          1本

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          断捨離しようとしたら人間関係まで断捨離し過ぎて危なかった話

          ※メンタルの事を書いてますので苦手な方は注意 一番最悪の時期である。 僕は一念発起して断捨離を敢行した。 「断」を飛ばして「捨」をいきなりしてしまったわけだがこれが悪手であった。 古本屋が本の墓場に見えた。 死ぬ前の遺品整理、形見分けとかの死を連想するワードが湧いた。 流石に危ないと思ったので行かない事にした。 断捨離はオンライン買い取りを使い何とかすませた。 ただ、必要なものも売ってしまった気もするので少し後悔はある。ちなみに今は古本漫画セットを購入できるくらいには回復

          断捨離しようとしたら人間関係まで断捨離し過ぎて危なかった話

          SNSが戦場に見えた話(なお相手はゲームした相手)

          よくSNSで何か情報発信してて、 「自分には無い……」 と比較し落ち込むので辞めろと、よくメンタルヘルス関係の方がおっしゃる話。実際に僕もそういう思いはある。 ところが一時期の僕には戦場に見えた。 例えば、TRPGのシステムやツールの批評をし別の人が批判意見を書く。 同じフォロワーなので喧嘩してるように思えた。 また意見の言い合いがあり僕も書こうとし、よくよく発言元を見たら単にTRPG動画配信者が昔の感想を言ってるだけだったのに、尾ひれがついているだけだった。 僕もそん

          SNSが戦場に見えた話(なお相手はゲームした相手)

          まぁ、何かやってみようかなと思った話

          おはようございます。 まぁ徒然書くならこっちがいいかなぁと思いnoteさんに執筆してみようかと。 中年のおっさんが、マー自己改革とかやってみるという事で。 1:心身の問題に向き合ってみた。 「体と心は繋がってる~」とか色々言われているでやってみました。まず、脚が悪いのでマッサージから……悪臭がしてきました(ぐえー)。ここからウォーキングとかしたりしてたのでちょいちょいやっております。 2:推し活お休み 「Vtuberドはまりして大丈夫っすか……?」 まぁここらは否めない

          まぁ、何かやってみようかなと思った話

          ???

          さてと、これなーんだ? そう、作者が尊敬する「かの選手」のリハビリ募金だね。 売名行為の類かもしれないね。 まぁ、こういうのも有りかなと思った。 本来はYouTube投稿のおひねりシステムスーパーチャット機能や 再生回数にて金額を募金しようと思ったが…… まぁ、仕方ない。何かとひどい時にある人にも 「自己責任でやります!」 って啖呵切っちゃった手前、まぁちゃんと治ってお仕事ついたらやるとしようか。 ー後書きー と言うわけで、今回にてファイヤープロレスリングGWFの執筆を完

          ファイヤープロレスリングワールド GWF奮闘記最終回:これから

          桜が散り、葉月の頃。 GWF社長の久松門左衛門は慣れない手つきでメールを送り、そっとPCの電源を落とした。首を上げ大きく、ため息をつく。 「……これで、あらかた整理はついたわい」 「お疲れ様です、私の方も各所の方に手続きをしておきました」 専務の高杉まひろが白湯を持ってきた。最近はお茶よりこちらの方が口に合うようになってきたのは老いてきたのかもしれないと静かに感じるようになった。 「はーい、こちらも海外勢に契約書とポートフォリオをネットで送っておいたから。どの団体でも活躍でき

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          ファイヤープロレスリングワールド GWF奮闘記3-3:年の終わりのハチャメチャ

          「さて、ようやく来年を迎えられる……かのう」 「大掃除お疲れさまでした。社長」 と、社長の久松にお茶を注ぐのは秘書の高杉ではなく、梶原敏一である。高杉は、年初めの早めに仕事に出るため、先に休みを取っていた。 「うむ。今年は色々あったわい。ようやく収録にこぎつけられる。と思ったら、先の流行り病で外国人選手は入国できなかったしの」 「まぁ、それでも少額ながらスポンサーの方々は皆揃って来期の契約を結んでくれたじゃないですか。それを考えるとまだ、マシかと」 「そうじゃの。他団体の出場

          ファイヤープロレスリングワールド GWF奮闘記3-3:年の終わりのハチャメチャ

          ファイヤープロレスリングワールド GWF奮闘記 3-2:冬支度中

          結局、秋にジュニアヘビー級の試合は行われなかった。 試合が社長兼レフェリーの久松が体を壊した事もあったが、 「どうせなら、お客さんのいるところでしたい」 と、チャンピオンのIKKI、挑戦者のジョーカーの言葉もあり中止となった。 そして、GWFには冬の時期がやってきた。 「この時期、いつもの事とはいえ、辛いねっと……」 「愚痴るなよ、シュン。食堂だけでやっていけないのに、今年もちゃんと雇ってくれてるんだ。文句はいえないだろ」 「まぁ、確かにな。しかし、この斜面を軽く行くおじ

          ファイヤープロレスリングワールド GWF奮闘記 3-2:冬支度中

          ファイヤープロレスリングワールド GWF奮闘記 3-1:早き冬の始まり

          「おやっさん、どうにかならんかの?」 「こればっかりはな」 「マジか……」 GWF、社長室。現社長兼レフェリーの久松 門左衛門とレスラーの代表である小暮、マッスルの三人は顔を突き合わせていた。 「しかし、どうしたぞな?動画収録ができるようになったはずやけん、これから興行を打ち出すって時にしばらく興行を取りやめるって」 「俺も小暮と同意見だ。納得がいかねえぞ、じいさん」 「お前ら、社長と……まぁ、いい。今はそれどころじゃないしの」 久松は茶をすすると肩を落とした。 「このご時世

          ファイヤープロレスリングワールド GWF奮闘記 3-1:早き冬の始まり

          ファイヤープロレスリングワールド GWF奮闘記 幕間:太田と藤戸の他団体移動の話

          松山空港。愛媛の窓口であるここに二人のレスラーがいた。 「えぇと、俺は東京か」 「私は宮城県ですね」 太田天兵と藤戸初花はそれぞれ、スマートフォンを眺めながら、専務の高杉まひろが入力してくれたスケジュールを見ていた。 「あ、でも私大阪経由だ。迷わなきゃいいけどなぁ」 「そんなに飛行場で迷うか?」 「太田さんには分からないかもしれないけど、私は迷うのです」 「藤戸が特別なだけだと思うけどなぁ……」 「あ、それはひどい!」 藤戸はよく道に迷う事が多い。デビュー当初も青コーナー入場

          ファイヤープロレスリングワールド GWF奮闘記 幕間:太田と藤戸の他団体移動の話

          ファイヤープロレスリングワールド GWF奮闘記 幕間:夏の終わり

          「夏が終わるなぁ」 「そうですネ。今年は一段と暑かったデスネ」 御堂筋条介とジョーカーは道場の隅で、水分補給をしていた。 先ほどまで、ジョーカーの対IKKI戦に向けて、基礎の練習やジョーカーの技の細かい調整を御堂筋が行っていた。 御堂筋はよく外国人選手の世話を焼く事が多く、これらの練習も付き合う事が多かった。本人の話だと、某有名ヒールレスラーの三番弟子と言うが、真実は定かではない。 ただ、御堂筋がレイヴンズで教える事は多く、アメリカンスタイルのジョーカーには合う事が多かった。

          ファイヤープロレスリングワールド GWF奮闘記 幕間:夏の終わり

          ファイヤープロレスリングワールド GWF奮闘記 幕間 龍虎揃い立つ

          無言でタックルを入れる。がぶられる。そこを転がして、ガードポジション。サイドポジションに移行する前に、固められ、ダブルアームバーで極められる。 タップ。 「……もう一度」 サイドポジションからリスタート。マウントを取ろうとするも取らせてくれない。力が抜けたのを見計らって、もう一度マウント、転がされる。そのままアームロック。 タップ。 「もう一度」 「いえ、ここまでにしましょう」 掛けられた相手は額の汗をぬぐうと時計を指さした。 「もう2時間近く、掛け合いしてますからね。そろそ

          ファイヤープロレスリングワールド GWF奮闘記 幕間 龍虎揃い立つ

          ファイヤープロレスリングワールド GWF奮闘記 2-6 挑戦の始まり

          3カウント。間違いなく入った。IKKIはゴングが聞こえたようなので、技を外した。相手の陣内は倒れている。勝ち名乗りを挙げていると、八坂や太田が陣内のセコンドについて頭を冷やしていた。 背中を軽く叩かれる。レフェリーの久松が後ろにはいた。片手を上げると場内から拍手が起こった。 ―これが、歓声なら。 今は、歓声は出せないので仕方ない。ただ、これで自分がジュニアのトップに立つ始まりだと思った。 IKKIはマイクを取るとスイッチが入っているのを確認し、叫ぶ。 「優勝しましたぁッ!!こ

          ファイヤープロレスリングワールド GWF奮闘記 2-6 挑戦の始まり