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①商品開発

前回の記事でデリバリー展開において①~⑥のことが必要になると記載させて頂きましたが、今回は①の商品開発について解説していきます。

デリバリー展開に限らず、店内飲食においてもどんな商品をお客様に提供していくかという「商品開発」は飲食経営にはとても大切な要素となりますが、お店の雰囲気や接客サービスでカバーできる要素がある店内飲食に比べ、デリバリーは商品自体の魅力がお客様満足度にほぼ100%直結すると言っても過言ではないでしょう。

その為商品の味だけでなくその商品にかける想いや拘り等を徹底的に追及していく必要があります。

つまりはごまかしがきかないということです。

紙のメニューに比べてデリバリーの場合はアプリやWEBでの注文になる為、紙面(テーブル設置メニュー)のようなスペースの制約がなくなります。

※こちらについては今後はテーブル設置メニューも電子化が進んでいくと思われますが、現状はまだ紙面が多い為その前提で記載しています。

その為、デリバリープラットフォーム上での注文獲得に当たっては下記の要素が必要となります。

・写真を掲載する
・商品の説明(拘りや想い)を掲載する
・原材料についても記載する
・その商品をカスタマイズ出来るようにする

これらを実践することで商品の魅力度が高まり、受注しやすくなります。

商品をきちんと写真で見せ、その商品に関する拘りや原材料を記載し、更にお客様の満足度を高めるために、量の調整や味の調整、また好きな具材の追加等を出来るようにするのです。

これらのことは紙面ではなかなか実現しにくかったことですので、むしろこれはきちんと商品開発に取り組みさえすれば成果が出やすくなるとも言えます。

また、注文いただいた場合はその商品に関する満足度がきちんと評価され、フィードバックされてきます。

評価が良ければ点数も高くなり、更に注文が入りやすくなるという構図です。

つまりはごまかしがきかなくなってきているということです。

逆にこれまで商品開発に地道に取り組んで来たお店や良いものを拘りを持って提供し続けてきたお店にとってはそれをアピールしやすくなりチャンスが増えて来たとも言えますので、経営が益々しやすくなったと前向きに捉えてみては如何でしょうか。

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