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過去問にこだわるな 桜蔭の歯車問題

今日は、子どもが通っている早稲田アカデミーで父母会があった。夏休みから中学受験までの日程をおおざっぱに説明してくれた。

2学期は志望校別にクラスが細分化されていき、土日にも授業が行われる。

担当者は「スケジュールがぎゅうぎゅうになりますよ」と言っていた。私にも夏はほとんどなさそうだ。

ただ、各学校の過去問については、あまりやり過ぎないで、塾の宿題をしっかりやってほしいそうだ。

確かにそうだな。

用もないのに、女子中の過去問まで買って取り組んでいる私は、どうかしている。あげくの果てに、子どもと一緒にやったりしている。できる子は塾の教科書をすみからすみまでマスターしているものだ。

もったいない気もするが、メルカリで順番に売ってしまおう。昨日1冊600円で売りに出したら、すぐに売れた。過去問マニアはけっこういるようだ。

私の知人は、

「いい年してなんで算数やっているの」

といぶかしく聞いてくる。しかし、これまで会社だの人間関係だの、空気を読むだのと周囲ばかり気にしていた。

算数という全く隔離された世界を楽しむのが、むしろ新鮮なんだよな。

というわけで、売る前に女子中の問題に取り組んで見た。桜蔭中の昨年の問題。歯車を4つかみ合わせた問題だ。

1問目は、力任せで計算して正解に達したが、2問目は頭が混乱して、よく分からなくなった。1時間ほどにらめっこ。

比率を使うんだろうと思ったが、複雑な分数が絡むため放棄し、解説ビデオを見てしまった。

有名校ほど、入試問題の解説ビデオがたくさんある。

もう一歩って感じだったなあ。
他の解説のページを見ると、23年の桜蔭の算数は伝統の複雑さが薄れ、分かりやすい問題なんだって。

桜蔭と言えば下剋上受験という本が思い浮かぶ。あれは、最終的に失敗する物語だけど、あそこまで子どもを追い込めないなあ。

私が苦戦した歯車問題は、難易度Aと最も解きやすい問題に分類されているらしい。

算数は社会と縁がないと書いたが、歯車Aが回転すると、Dが何回転するかという問題は、会社の中の動きを反映しているような気もするのだ。

この場合、Aは上司で、Dはヒラ社員ってこと。社長が一言言ったら、下は忖度して動かなければならない。Aが11回転したら、そもそもDは100回転くらい回ることになりそうだ。

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