雑感2つ

マルセル・モースの『贈与論』をゆーっくりと読み進めていていくつかのことをぼんやり連鎖的かつ並行して考えている。下記はどちらも本の内容とは直接関係ないけれど、連想のメモとして投稿します。

雑感1 個別のものを見ていくことで逆に分かち合えるかもしれないのかもしれない
誰とでも仲良くなれるようにと思いつつ、あまりに幅広いことに取り組もうとして、誰とも仲良くなれなかったので、個別具体的なことをしようと思った。これは、普段団体の運営やワークショップを実施してきた中で気づいたことだし、同時にNPO以外にも趣味の音楽やアニメ・漫画のことなどもそうだ。特定の誰かを対象にできない活動はどこかぼんやりしてしまうし、逆にある一つのことをやろうと思ってやってみるとそこから連鎖的に次の動きにつながっていく。
そうすると逆に、誰とも共有できないもどかしさから、今度はジャンル間で共通宇して使えるアーキタイプのようなものを想像するようになった。これは自分自身では面白い心の動きだと思うし、忘れては思い出していることだと思う。
あらためて、細かいことを突き詰めたほうが自分に合っているし、そこから世界が広がると思う。これを忘れないようにしたい

雑感2 一つの動きが次の動きを誘発することで生まれる規則と混沌
抽象と具体の話をぼんやり考えていて、対照的な概念として、規則と混沌の話も考えつつ、自分で何かを作る時の
これから、部分的には精緻かつ法則的に作られているが全体を見渡すと混沌とした濁流のようなものを作ってみたい。その時には繰り返しや規則性、幾何学を用いることになる一方で、きっかけみたいな、雨粒のコアみたいなものが創作のための背中を押してくれるのでしょう。
一つの動きが次の動きを誘発してくれるようなことを感じるために、何かを作ろう

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