近況:入院して退院しました

久々の投稿

久々の投稿のタイトルが少し仰々しいですが、今週短い期間入院していました。(更新間隔が空いたのは筆不精のためです。)
ものごころついてから健康に恵まれ入院したことのなかった私ですが、簡単な手術が必要になったため入院することになりました。メモ代わりに経緯とか感想とかを記しておきます。

グロテスクな画像とか出てきませんが、病気に関する描写があるため苦手な方は閲覧にご注意ください。


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きっかけとこれまで

もともとあまりお腹の調子が良くなかった私は特に大学に入って以降、お腹がゆるくなることが多くなっていました。
卒業して就職して以降は生活リズムが規則的になったことから、調子が良くないのは変わらないけれど体調の管理は比較的安定して行うことができていました(基本的ですが朝トイレに入ってから出かけるようになったので昼間お腹が痛くなる心配がなくなった、とか)
昨年の夏にお腹の調子が悪くなることがありました(血が出ていた)。仕事は繁忙期ではないものの、やることが仕事でもそれ以外でも増えているなーと感じてしばらく経ってからの時期ではありました。その時は地元の少し大きめの総合病院へかかり、診てもらうことになりました。医師からは症状が続くようであれば腸の検査を行い、そうでなければ様子見、と言われました。その後調子が悪くなることはほとんどなかったので、様子を見ることにして、特に生活とかも変えていません。昨年から在宅勤務になっていたので多少運動不足にはなっていましたと思います。
そんな生活が続いたあと、今年の6月頃に一度おなかの調子が結構悪くなることがあり(また血が出た)、かなり心配になったのでもう一度同じ病院にかかりました。そこで医師から検査を勧められ血が出たりした原因を調べることになりました。
検査はしたのですが、血が出る原因になるようなものは見つかりませんでした。その時点で症状自体は止まっており調子は良くなっていました。ちなみに退院した現在でも血が出た原因自体はわかっていません。
検査が無駄だったかなと思いきや、検査して良かったことは大腸ポリープが見つかったことでした。大きさは約9mmでした。大腸は痛覚がないためポリープ自体に自覚症状は出ないとのことでした。なので具合が悪くなっていなかったら検査もしなかっただろうと思いますので、見つかったのは不幸中の幸いと言えます。
お腹が痛くなる原因はわからない一方でポリープは見つかった(良性のものだったかどうかは現在検査中)ため念のため手術して取りましょう、ということに。時期は半年から1年以内が望ましいということでその場で取れる一番早い日程で入院の日程を決めました。このやり取りをしたのが7月上旬で入院は9月だったため見つかってから2,3か月後に入院したことになります。

入院を決めてから入院まで

禁止事項等はなかったため通常通り過ごしました。ただやはり心配だったのはコロナのことで陽性になると入院ができなくなるし、同時に入院中の感染リスクも心配でした。予約の時点で私はワクチン接種をしていなかったですし見通しもついていなかったので判断が必要でした。後回しにしてもいつ摂取できるかわからなかったため、入院の日程を優先しました。
私は30代ですが、その後自治体から接種権が届き、予約を試みたところ、なんとか8月上旬の日程で1回目の接種(ファイザー)の予約ができました。2回目を受けることができたのは入院の約10日前でした。病院に問い合わせたところ2回目から1週間立っていればワクチンの日程とも競合しないとのことだったのでワクチンもなんとか入院前に接種ができたことは良かったです。(行き当たりばったりではありましたが)
7月以降から、健康に関する意識を変えたいなと思い始めるようになりました。通常通りの猛暑でしたので、早朝にサイクリングをしたりして過ごしました。

入院前後

内視鏡での手術となるため、前日から準備が始まります。
前日飲食可能なのですが具が入っている食べ物はNG、飲み物は水かお茶のみという制約がありました。メニューを考えるのが結構大変でした。白米とか食パンは食べられたのでお腹は空きませんでした。
当日は朝から食べられず、腸を掃除する飲み薬(といっても2リットルあります)を飲んで、午後から病院に移動しその日の午後に手術を受けました。
入院生活で印象的だったことをいくつかメモしておきます。手術の詳細は割愛します。
・4人部屋で患者は私を入れて2名でした
・相部屋の方は高齢の方だったのですが、話しかけてくれたり励ましてくれたりして、ありがたかったです。
・小ネタですが、その方から持ち込んだゴルゴ13を一冊貸して頂きました。キンドルとか持ってきていたのですが、まさか入院中にゴルゴを読むことになるとは思わなかったけど、面白かったです
・手術中は、先生や看護士さんが話してくれるのですが、看護士さんはコロナの状況でフェースシールドを付けていたので少し指示が聞き取りにくかったというのはあります
・手術自体は円滑に進行し成功裏に終わったので良かったです。
・理由はくわしくわからないのですが、病室は小児科と産婦人科があるフロアにあり、壁に保育園にあるような切り絵(うさぎとか大きなカブとか)が貼ってあり、自分のような大人のためではないとはわかりつつも和みました
・入院してからその日の寝る前までは点滴をし続けました。短い時間だったとはいえその間は不便でした。長期入院されている方の不便さを少し垣間見た気がします。
・私は一泊二日の入院だったため、一晩経って、翌日問題ないことを確かめてから退院手続きとなりました。退院が決まる直前まで、予定通り退院できるだろうか、と不安は残りました。
・コロナに関しては感染症対策をきちんとされていたので安心して過ごすことができました。

感想

まだ経過観察中の身ではありますが、無事退院できてホッとしています。病院で多くのスタッフの方が勤務されている様子をみて多くの方が医療に携わられていることを実感し、医療関係者の方に対する尊敬の念を新たにしました。同時に入院前後で家族にも心配をかけたり協力をしてもらいました。ありがちですが、今の自分のくらしが多くの人の支えによって成り立っていることを実感しました。
病気になりたくてなった人はいない一方少しだけ過去の自分が〇〇だったからかかってしまったんじゃないか、という思いにかられることもありました。治療中に前向きに過ごすための心の持ちよう、というのは事前に鍛えられるものでもなさそうで、考えたいテーマではあります。

これから

手術は終わってしまったこともあり、医療的に何かできることは今のところないけれど、再発とかは怖い、またなったらやだなあ、という気持ちはあります。
そこで、できることと言えば健康に気を使うことくらい。でもどうやって?と問うてみた際に、思いつくのは、こんなことです
・健康のためにもっと運動しよう
・心の持ちようについて考えてみたい
・健康観について考えてみたい(寿命について、治って良かったと言えるのはどういう時か、等々)
運動については、ここ2,3年は特に忙しくなると運動をすっぽらかしてしまっていたのですが、週当たりの運動量を確保するようにしたいと思っています。逆にその分、時間の管理にもう少し慎重になろうと思います。
気持ちの上ではまだいろいろと今後の自分の過ごし方などもやもや考えている状態で、またブログとか書くかもしれないし書かないかもしれません。また準備ができたら考え方について人と話し合ってみたいなという気もしています。

長文になりましたが、ここまでお読みくださりありがとうございました。最後に写真を一枚貼って終わります。

IMG-3223朝の芝川20210910

(ジョギングをしてみたが、果たしてどこへ行くのやら。早朝近所の川沿いにて)










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