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【考察】全部知ったら鳥肌?IVEの楽曲は全て繋がっている?5曲分のMVの伏線やストーリーの解説。

【はじめに:なぜこの記事を書いたか】

初めまして。note一発目です。よじゃどるニキです。
とんでもないことに気づいてしまって、居ても立っても居られず初めてnoteを書きました。

先月3月27日にIVEのファーストアルバム「I AM」が発売され、同タイトルのリード楽曲のMVも公開されましたね。

滑走路や飛行機など、エレガンスなトーンが非常にかっこいいMV。しかし、MVを見てた時、ふと思いました。

「そうえいば、なんで今回のモチーフって飛行機や空港なんだろう・・」

この気づきから、鳥肌もんの気づきがどんどん連鎖していきます。
結論から言います。

「IVEのデビューから始まる楽曲5曲はすべて計画されていて、ストーリーが繋がっている」

あくまで個人的な解釈ですが、なぜそう思ったかを以下つづっていきます。

  1. おさらい:5曲の楽曲について

  2. それぞれの楽曲コンセプトについて

  3. 5曲分のMVから見る伏線と回収

  4. 全てを踏まえたストーリー解説

1.おさらい:5曲の楽曲について

まず簡単にリリース済みの楽曲を簡単におさらいです。
※改めて5曲を横並びで眺めることで気づくこともあるので、改めて各曲の印象を見てみてください。

①1曲目:ELEVEN
デビュー曲です。エキゾチックで魅惑的な感じ。

②2曲目:LOVE DIVE
全体的にラブリーな配色や衣装やトーンですが、なんだかすこし不安になる楽曲テイスト。

③3曲目:After Like
鮮やかな色で非常にポップなテイスト。
(どうでもいいですが、僕は圧倒的にこの曲が一番好きです)

④4曲目:Kitsch
サビまで爽やかな感じと思いきや、攻撃的なトーンもある、いろんなテイストが混在する曲やMV。

⑤5曲目:I AM
白黒で統一されたビジュアルが特徴的で、洗練されて力強い感じ。

改めてですが、やっぱりもれなく全部良い。
メンバーのビジュ、歌唱力、ダンス力はもちろんのこと、
5曲それぞれ全部個性的で、全部良いですね。
それでは、それぞれの楽曲の繋がりについて書いていきます。

2.それぞれの楽曲コンセプトについて

これらの楽曲コンセプトを自分なりに整理すると、以下の図の通りになります。

楽曲ごとのコンセプト整理の図

以下解説します。

①1曲目:ELEVEN
「無表情だったあの日」「芽生えて咲き乱れるのblue」という歌詞からみれるように、「何かに出会って気持ちが変化している」という心の変化が見れます。

②2曲目:LOVE DIVE
「抑えきれない導きと好奇心」「もっと溺れて深く」「お望みなら大胆に飛び込んで」という歌詞からみれるように、「没入するほどのめりこみ、怖がりながらも溺れていく」という心境が見て取れます。

③3曲目:After Like
「自分でも自分がよくわからない」「愛ってこういうこと?」という歌詞からみれるように、「愛ってなんだっけ」という問いかけをしまくっています。

④4曲目:KITSCH
「私は見た目通りに生きる」「私が好きなことをして生きてもいいでしょ」というように、「相手がどうであれ、私がすべて」という強い意思表示があります。

⑤5曲目:I AM
「君は君の道に私は私の道に」「昨日とは違う私」「暗闇に迷っても飛び上がれば光が見える」といった歌詞かれみれるように「私は私らしく生きていく」という新たな決別が見て取れます。

勘のいい方は既にお気づきだと思いますが、
「ある恋愛の始まりから変化、結末と再出発」
というストーリー性が既に歌詞の考察から感じ取れると思います。

3.5曲分のMVから見る伏線と回収

前項では歌詞からの推測でしたが、MV側面でもつながりが多く見て取れます。

①1曲目:ELEVEN
主な伏線が2つあります。

伏線1.「1,2,3,4,5,6,7」


一言で言うと「あなたがいることによって、私は何色にでも輝ける」という世界観です。
7で止めている。7色にでも輝けるという表現。なぜ7色なのかは後述します。

伏線2.「弓をいるポーズ」

2曲目、LOVE DIVEに続く伏線。
相手に対する「アタック」的なニュアンスです。

②2曲目:LOVE DIVE
こちらは1曲目の伏線回収が1つ、新たな伏線が1つ存在。

・伏線回収「弓」


1曲目の弓をいるシーンから、今回は弓がメインモチーフになっています。前曲では「仕掛け」なニュアンスから、飛び交うニュアンスに進展してます。

・新たな伏線「羽」

天使っぽい羽がモチーフになっており、没入・飛躍を表現しています。
飛び込む、というようなまさにダイブに関する飛躍的な表現。
後述にて伏線回収します。

③3曲目:After Like
こちらは伏線回収が1個、新たな伏線が2個です。

・伏線回収「7色」


冒頭シーン。また、各メンバーの衣装カラーリングが光の三原色を2色ずつ組み合わせて出来る色、レッド、グリーン、ブルー、シアン、マゼンタ、イエローになっている。また、それらを合わせると白の7色。サビは白のみの配色。
そして1曲目ELEVENのジャケットが赤、2曲目LOVEDIVEのジャケットが青、この曲が緑。
冒頭ELEVENの7をここで恐らく回収。

・新たな伏線1個目「滑走路」

サビの真ん中の線。道路とも取れるし、滑走路とも取れる。

・新たな伏線2「飛行機」

リズの背景が管制塔、飛行機。
またこれは伏線ではないですが、どのメンバーシーンにおいてもカメラが移りこんでいます。つまり「演じている」という世界観なわけです。

④4曲目:Kistch
この曲は伏線回収が1個。

・伏線回収「羽」
2曲目LOVE DIVEに出てきた「翼」を燃やすシーン。没入した自分に対しての強い決別を表す意思を表現です。
また、このメッセージから相手に囚われず、強く自己肯定すべきというニュアンスを感じ取れます。

⑤5曲目:I AM
ここでは一個の伏線回収をします。

・伏線回収「飛行機」「滑走路」

3曲目の滑走路シーンと飛行機シーンを回収しています。

ね、繋がってますでしょ。

4.全てを踏まえたストーリー解説


【総合的な解釈】
全体通じ一文で表すと、
「自分を何色にでも輝かせるような相手に出会えた気がしたが、結局は本質的な自分は何色でもなく、自分は自分らしくあるべき」という世界観なのかなと思います。

①1曲目:ELEVEN

  • 何色にでも輝けるような可能性を感じたポジティブな世界観。

  • その気づきを与えた相手に対する仕掛け、積極的な姿勢

②2曲目:LOVE DIVE

  • その相手に対して身を投げ打つくらいの飛び込むニュアンス。

③3曲目:After Like

  • 自分は何色に染まるべきなのか、またそれを演じるという姿勢(あえてカメラが全てのシーンに映りこんでいるのはその表現)に対する迷い。

  • 相手本位の恋愛とは何かという問い。

④4曲目:Kistch

  • 没入や自身の本質に対する問い。

  • 相手本位で没入に対する違和感や自身に対する肯定感の再定義。

⑤5曲目:I AM

  • 何色にも染まらず白、黒という自分らしさとの向き合い

  • 鮮やかな色に対しての浮つきに対しての決別。


いかがでしょうか?
勿論過大解釈もあるかもしれませんし、誤解もあるかもしれません。
ただ、自分にはこの5曲が繋がっているようにしか思えませんでした。

これを正とするか、否とするか、受け取り手の自由だと思いますが、
自分は「初めからアルバム出すまで決めてたよん」とプロデューサーがどや顔しててもおかしくないなと思いました。
初めからヒットがやくそくされていたかのような怖ささえ感じるとともに、

「やっぱIVEってすげえ」

と思いました。こう思うとワクワクしますよね。

レイちゃんのこともありますが、また元気に6人が始動するタイミングを心より楽しみにしています。

以上、よじゃどるニキでした。

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