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新感覚カルテ「COMO」発売

【新感覚カルテ「COMO」2022年9月10日解禁】
 この度、明治国際医療大学学内ベンチャー企業「YOJYOnet(株)」は、2022年9月10日(土)「考えるカルテ:COMO」を本格リリースしました。そこで、「COMO」と他のカルテとは違う4つの特徴を紹介します。

「カルテがセラピストの武器になる時代」
 「カルテを書くのは面倒くさい」と思ったことは誰しもあるのではないでしょうか?
それは今までカルテは治療情報を残しておく「記録」としての役割しかなかったためで、記録をあたから見なければ入力する必要がなかったからです。しかし、新感覚カルテ「COMO」は、入力された患者情報から該当する病気を予測し、検査や治療法をアシスト*してくれる機能が付いています(有料機能)。病気に関しては、鍼灸・柔道整復師の臨床で遭遇する機会の多い約500疾患の中から選び出すと共に、病気の確定には尤度の高い検査、治療部位の決定には治効機序に基づいてAIが推奨してくれます。なお、こちらのAIに関してはその公平性を担保するために、アルゴリズムの骨格を明らかにしている説明可能なAIと呼ばれる最新のAIの仕組みを利用しており、そのアルゴリズムは「いちばんやさしい痛みの治療がわかる本(医道の日本)」の中で紹介されている、感度・特異度・尤度が使われています。
 これからの時代、様々な分野や複雑の症状を持つ患者様の治療を行うことが多い鍼灸師や柔道整復師には、強い味方となります。
(*COMOでは病気を予測してくれる過程をサポートしてくれますが、最終確定はセラピスト自身となります)

「カルテはセラピストのため、そして患者のため」
 従来のカルテは、治療院が購入したものを利用しているため、治療院が変われば前の治療院で受けた治療内容を正確に知ることはできませんでした。しかし、「COMO」は患者アプリにカルテ情報を保存しているため、基本的な治療内容は患者自身がいつでも確認できるともに、次の先生にその内容を共有することが可能です(共有部分は主訴や病態把握、治療方針など一部に限られます)。
 さらに、「COMO」はセラピスト自身が個人で登録したアカウントを治療院でグループ化する仕組みであるため、複数の治療院から招待があれば1つのカルテで複数の治療院の情報を見ることができるとともに、グループから外れればグループ内のカルテはみられなくなります。なお、治療院グループから外れても、どのような患者さんを治療してきたかの治療履歴やその評価はセラピストのアカウントには残るため、使い続ければ自分の臨床履歴を証明してくれる履歴書としても使え、転職の際にも役に立ちます。

「カルテの基本機能は無料」
 患者への予診票の送付、カルテの入力、予約機能など、基本機能はすべて無料です。予測診断や治療部位の予測などの有料機能を利用しない限りは、お金が請求されることはありません。
 なお、有料機能では、セラピストの力になる診断予測・治療部位予測、体調管理アプリ「YOMOGI」との連携、セルフケアコンテンツの使用などが利用できます。ベンチャー企業が作成したカルテであるため、有料機能に関しても「1セラピスト月1,000円」と格安で提供しています。

「カルテは日々進化する」
 上記の特徴は「COMO」の一部の特徴に過ぎません。体調管理アプリ「YOMOGI⁺」との連携や治療に加えて東洋医学の弁証に基づいて診断予測を行う体調管理モードを搭載しているなど、その特徴を上げればきりがありません。そして、機能はこれだけに留まらず、日々新しい機能が提供され、Update*されていきます。AI搭載であるため、皆さんが使えば使うほどカルテ自身が学習し、最適化されていく仕組みです。是非、皆さんの力で「COMO」を育てていただければ幸いです。
(*Updateに関しては、随時Facebook内、ホームページ内で更新していきます。)

まずは、治療者アカウントを作成し、新しいカルテの機能をお試しください。(登録後1か月間は無料ですべての機能が利用できますし、1か月以降も基本機能は無料です)

カルテのダウンロードサイト
Good health communications:GHCs*
https://good-health-comms.jp/

COMO
https://good-health-comms.jp/como/

カルテやアプリに関するコミュニケーション
Descord
https://discord.gg/hhY8kRWX9C

* Good health communicationsは体調管理アプリ「YOMOGI⁺」とコミュニティメモ「COMO」が連携することで患者とセラピストが良い関係になることを願いつけられた仕組みの名前です。

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