前頭前野を鍛えて、脳をチューニングする

新年、新たな気持ちで頑張ろうと思っている人は多いのはないでしょうか?そこで、今年1年脳をフル稼働させて、最高のパフォーマンスをあげるために、脳を鍛えて、チューニングする方法を考えてみたいと思います。

同時進行で前頭前野を活性化させる 
前頭前野は注意を促したり行動の命令を出したりする脳の司令塔の役割を担っています。同時進行すると2つの事にたえず注意を配り、次々と命令を出さなくてはならないため前頭前野は活発に働き続けます。
 加齢により前頭前野の細胞が死滅していくことが記憶力低下、さらには認知症などの原因になるといわれています。つまり積極的に同時進行作業を取り入れ、その力を高めていけば前頭前野が常に活性化し、脳の老化予防につながります。

参考:同時進行力とは?
 同時進行力とは2つ以上の作業を同時に進める能力のことです。
例えば、電話対応しながら別の作業をこなしたり、同時に別の料理を仕上げるなど。この同時進行力をいかに高めているのかが脳の老化に関係しています。

パラレルアクションで前頭前野を活性化させる
 運動の命令は前頭前野が出しており、前頭前野は命令により運動野が身体を動かします。左右同じ動きを繰り返す場合、前頭前野は最初に命令を一度送るだけで、後は運動野が身体を動かし続けます。そのため、一般的には運動中は前頭前野は働く必要がまったくありません。
 ところが別々の動きを同時進行すると、前頭前野は動きを間違えないよう常に注意し、2つの動きの命令を出し続けなければなりません。つまり運動野に2つの命令をたえず送るため前頭前野は活性化し続けます。このためパラレルアクションを行うと前頭前野が良く使われ脳の老化予防に繋がります。

参考:パラレルアクションとは?
 パラレルアクションとは右手と左手で違うことを同時進行させることで、脳の前頭前野が活性化します。たとえ間違ってうまく出来なくても動かしているだけで前頭前野が活性化し、脳のトレーニングになります。

参考資料:https://www.youtsutaisaku.com/aru63.html

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