いろんなメーカーのカメラを実際に使って比較する動画をアップしている、鈴木心さんのYouTubeチャンネルを時々見る。他のカメラ系YouTuberと違って、どんなメーカーの製品だろうと全く遠慮せず、プロフェッショナルな批評眼になるほどと感じることが多い。

初めて買ったミラーレスのソニーα7IIを売って、中古のα7sを買ったのも鈴木さんのブログの影響だ。だが、Leica M8.2/M9を使うようになってから、α7IIやα7sの出番がどんどん減っていった。

昨日のモデルさん撮影で久々にα7sを使ったが、α7s＋オールドレンズでの撮影はもう楽しめなかったし、撮影した写真にも特に惹きつけられることはなかった。僕にとっては、Leica M8.2/M9が一番の相棒であることは変わらなかった。

ライカが初めてデジタルカメラに挑戦したLeica M8は、一般的には評価が低い。UV/IRフィルターをつけないと、黒が紫に写るカメラなんて聞いたことがない。でも、時々M9を超えるヒット作を産むので油断ならない。

プロカメラマンやYouTuberの意見は参考にはなるけど、鵜呑みにはしない。他人のロジックが自分の感性と共振するかどうかは、実際に使ってみないとわからない。素人には素人なりの使い方や感じ方がある。ある意味、スペックや利便性はどうでもいい。

僕のような週末カメラマンにとって大事なのは、撮影する楽しさとシンプルな操作、自分が見てグッとくる写り。以上、レンジファインダー＋CCDセンサー大好きマンの独り言でした。