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ソルジャーと呼ばれる元野村證券の営業マンが野村證券エピソードを大公開!!※全て顧客名は伏せてあります。11839文字。新規営業職って実は面白いんじゃね?特別に営業エピソード大公開しちゃうよ!!

お世話になります。
efly.incCEOを務めています稲葉と言います。

仕事は、キャリアアドバイザーとして皆様のキャリア相談を受けています。

少しでもお力になれればと、日頃はtwitterで発信を続けています。

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※後者は法人アカウントになります

多くの方にお伝えしたいので、拡散して頂けると非常に嬉しいです。


早速ですが、アジェンダに入りましょう!

<アジェンダ>

1. なんでこれ書いたの??

2. 稲葉体験談ベスト10

10位 札幌の雪道でこけたおばちゃんを助けてあげ、100万円約定事件。

・9位  裏商工会議所を突き止めた稲葉の執念。そして借金抱える事件。

・8位   母校の智辯学園決勝戦を見に仕事をサボり、自宅に帰ってテレビを見ていたら同期のファインプレーCALL事件。

・7位       5億円入っている銀行通帳渡されて、代わりにこれで振り込んできてーと印鑑を渡されるという稲葉の事信頼しすぎてて、逆に僕がお客様にこんなことしたらあかんと叱るという謎の事件。

・6位   どうしても失ってはいけない営業用の地図が風に吹かれてホテルの屋上(一般人出入り禁止)(ホテルは15階建てくらいのかなりデカめ)に飛んでいき、必死に支配人に「この地図をなくした時の弊社の詰めが危険だ」と訴える稲葉史上最高に気持ちの乗った提案事件。

5位   地主のおばちゃん衝撃の発言。旦那さんに唾を吐かれる。ラストの結末驚愕の三億円の注文オーダー。しかし、断ってしまう事件。

・4位 北海道経済を支える四人(一人はニトリ会長)のうちの一人との面談を野村證券札幌支店の歴史上10年以上なかった面談を札幌の気づきあげた人脈をフル活用して遂に出会う。

・3位 弁当二つを手に、12時ちょうどに飛び込み営業。まさかの日本ハムファイターズのチアガールの超絶美人の娘さんと結婚しないかと提案される。会社も譲ると言われて、稲葉真剣に人生を考える事件。

・2位    リムジンが目の前で止まり、営業マン人生が確実に変わると予感。稲葉コンプラギリギリの所で攻めることを覚悟事件。※絶対にダメだからマネしないでね!!

・1位     毎日会社の受付で公害レベルのおはようございます。社長室と会長室が近くなので、会ったことのない社長に送る直筆手紙と両手でギリギリ持てるほどの花束を本社に持って飛び込みその願い届き、次の日には5000万円の投資信託買い付け事件。


3. 新規営業職について感じること

・新規営業職実はめっちゃおもろいんとちゃう?
・今後のキャリア選択の広がり

4. ※野村證券は本当に良い会社
・イメージとは違う最高の会社
・最高の同期
・これからの野村證券は必ず立ち上がる


本文

1.何故この記事を書いているのか。

私はキャリアアドバイザーとしての仕事都合で色々相談者様から仕事の話を聞いています。その中で営業職の方から特に感じる事は、みなさん楽しくなさそうだなと。

営業職をアップデートするために、自分が出来ることは一体何だろう。

営業職を本質的に理解して、ロジカルなアップデートな方法だと全然面白くないなと思ったので、シンプルに下らない面白そうな話を書いたら、営業職って辛いけどこんな事もあるよなという所に少しでも近くのではないかと感じ、こういった記事を書かせていただいています。

少しでも私が出会ったことのない方が、この記事を読んで「明日から仕事頑張ろう」と思っていただけたら、本当にお腹が一杯です。

長いですが、是非お付き合いください^ ^

2.稲葉の体験談ベスト10

10位 札幌の新規外交中に街を歩いていたら、おばあちゃんがコケて助けてあげたら家に呼ばれて、その場で新規口座開設と100万円株式買い付け。

今日も数字を上げないと、支店で死んでしまうと冷や汗をかきながら街中を駆け巡っていたある日、

目の前で凍った地面に足を取られたおばあちゃんが転倒した。

すぐに走っていき、おばあちゃんを助けてあげると

おばあちゃん「あんた良い子やなー。スーツピシッと着て何の商売してる子なん??」

稲葉「僕は証券会社のセールスマンです。今日も上司に怒られてほんまにきついねんおばあちゃん笑 あ、余計なことまで言いましたね、すみません、気をつけて歩いてくださいね!じゃあ!」

おばあちゃん「あんた関西の子なん??関西弁だよね。一人でこんな北海道まで来て商売して偉いね!お家来なさい!お菓子でも出してあげるからさ」

稲葉「ありがとうございます。じゃあ折角なので、少しだけ」

このあと、おばあちゃんがあんたみたいな良い子が苦しんでるの可哀想やから100万円だけ預けよっかなと言ってくださり、株式の買い付けを。

金額は証券会社的には、微々たるものでしたが人の暖かさを配属してすぐに感じたことにより、辛いこともあるけどこんなに温かい出会いがあるんだ、と感じることが出来た今でも思い出深い一件でした。

9位 裏商工会議所を突き止めた稲葉の執念。そして借金抱える事件。

ここで少し野村證券に王道の営業方法についてご紹介します。

野村證券の王道の営業は、

飛び込み、電話、社長宅の前で出待ち、筆で書いた巻き紙

親友の池山君という男のために、代わりに書いたものですが、、笑

こういった手紙を送り、社長様の心を掴むべく日々動いていました。

僕は与えられたそれらの手法の中で、一年目に野村證券では栄誉である新規口座開設100件を達成することが出来ました。

自分としては、満足していたことも事実ですが、手紙や飛び込み営業、電話などの手法は古い手段なのかもしれないと気づき始めました。

野村證券の営業が皆口を揃えて言う

「お金持ちのお客様に接していきなさい」

という言葉に少し違和感を持ち始めていましたことが原因でした。

正しいが、それだけだと正しくない。

野村證券の営業は、珍しいくらい体育会気質で皆素直な人間が多いです。本当に人事の戦略がスケスケかのような、人間的に気持ちの良い人たちで構成されています。(こういう会社だったからこそ僕は今でも大好きだ。サラリーマンをするなら野村證券が一番今でも良いと思う)

何を言いたいかというと、上司に言われたことは皆鵜呑みにする傾向があります。

証券会社の営業は皆このように教えられているはずです。

だから、年商や利益の高い企業には証券会社の人間が営業をかけまくっていて、相手も嫌気がさしている。そして、ライバルも多い。

それなら僕は、飛び込みや電話など古い営業の仕方ではなく、

「紹介営業戦略」「誰も知らない(営業のかけられていない)お金持ちを開拓する」「お金を持っていなくても、北海道の財界で力のある人を開拓する→そこからの紹介」

というあまり証券会社では聞かない戦略に切り替えました。

人間は皆「類は友を呼ぶ」だと僕は思っています。

何が言いたいかというと、お金持ちの友達はお金持ちです。

あり得ないくらいの大金持ちのお客様が僕のお客様にはいなかったので、まずは一人でも開拓する必要がある。一人さえ開拓すれば、後はお客様に価値を還元していれば必ず紹介が来る。

しかし、この一人が本当に難しい。

資産数100億円の人に、惚れてもらいお客様になってもらうことが難しいから証券会社の営業は難しいのである。

正攻法で戦っては不可能だ、

そう考えた僕は、

「誰も知らない大金持ち(営業されることに慣れていない。偏見がなく、価値がある提案をすれば聞き入れてくれる)」

を開拓することにしました。

お客様に会う度に

「皆が知らない大金持ちの人を知らないですか??」

と聴き続けて半年、、

札幌の繁華街のスナックの一室が、裏商工会議所と言われて、地方銀行の頭取や上場企業の社長、年商1000億円を超える企業の社長が交流するスナックがあるという情報をゲット。

しかし、そこは超高級スナック。

証券会社の営業(証券会社の社員は平均でも年収が1000万円を超える)といっても、当時はまだ二年目。

金遣いの荒い自分に勿論貯金などはなかったが、どうしても成果を残したかったので、情報を聞いた足でそのまま三菱UFJ銀行とアコム、プロミスに行き消費者金融の枠を作成する。(200万円)

この200万円を元手に、仕事が終わったらそのまま裏商工会議所に週に二階のペースで行くようになる。

ここで色々な北海道財界を代表する経営者様にお会いしました。

上場会社の社長様5人くらいや非上場オーナー企業の社長様、ドクター、弁護士などです。

結果的には、200万円全てを借金して叩いて、多くの優良企業社長との人脈を手に入れることに成功する。

今となっては、異常な行動であったが当時はそれくらい前向きに成果を出したいと思っていた。振り返れば、異常で体験談としては面白かったので9位にランキング。

8位 母校の智辯学園決勝戦を見に仕事をサボり、自宅に帰ってテレビを見ていたら同期のファインプレーCALL事件。

僕は智辯学園高等学校の出身であり応援団に所属していた。智弁学園高等学校は、野球の名門で姉妹校である智辯和歌山とともに甲子園の常連校である。

僕が野村證券の二年目の春に甲子園の決勝までいき、遂に決勝戦の当日。

勿論僕はその日は平日だったので、会社があるがどうしても応援したい、ということで

「営業行ってまいります!!!!」(野村では営業に行く際は若手は大きな声で営業に行くときにこれをいうのが通例)

と言いその足で会社の寮に戻り、テレビをつける笑笑

智辯学園が無事優勝して、誰もいない寮で一人

「うxおおおおおおおおおおおお!!!!u¥xフォヴェおPR会う位ジョイerjご愛jろうoo」

とテンションが上がっていたら、野村證券の同期から急に電話が来て

同期「稲葉!お前、今日野球の試合見に寮に行くって言ってたよな??今、寮の確認検査に総務部長がいってるぞ!!」

と言われる。(野村では、寮の立入検査といって、綺麗に寮を使っているのかなどの検査が年に数回ある

これはやばい!!自宅にいるのが見つかっては、確実に詰められて俺のメンタルが死亡してしまう!!

僕の部屋(寮の11階)から玄関を覗くと、もうすでに総務部長が丁度到着したところだった。

人生終わった、しかし、クズとしてここは負けられん。

階段でメタルギアソリッドのスネークのように身をこなしながら降りていき、バレずにマンションを無事脱出。

今でも忘れない最高のクズなエピソード。

7位 5億円入っている銀行通帳渡されて、代わりにこれで振り込んできてーと印鑑を渡されるという稲葉の事信頼しすぎてて、逆に僕がお客様にこんなことしたらあかんと叱るという謎の事件。

僕と一番関係性が深かった大好きなお客様とのエピソード。

稲葉「今日は良い株を下調べしたので聞いてください!」「この会社の特徴は」

お客様「稲葉別にいいよ!説明なんていらん!いくら買えばいいの?」

稲葉「2600万円です!」(説明聞かんのかい笑

お客様「いいよー。証券口座に入ってたっけ??」

稲葉「入ってません。振り込んでもらう必要があります」

お客様「ここに通帳と印鑑が入ってて、今から銀行の支店長に電話するから稲葉が来たら振込の決済させてといっておくから、お前通帳と印鑑渡すからいってきてな」

稲葉「ダメです!!笑笑笑 信用してくれて嬉しいですが、流石にやりすぎです!僕は騙さないですが、もしもの時があるので絶対にこういうことはしないでください!!笑」

お客様「わかったよ笑」

という思い出深いエピソード。

6位 どうしても失ってはいけない営業用の地図が風に吹かれてホテルの屋上(一般人出入り禁止)(ホテルは15階建てくらいのかなりデカめ)に飛んでいき、必死に支配人に「この地図をなくした時の弊社の詰めが危険だ」と訴える稲葉史上最高に気持ちの乗った提案事件。

どうしても失ってはいけない地図を見ながら、自転車で営業場所を探していたある日。いきなり突風が吹いて、地図が飛んで行った。

稲葉「これはやばい!!!やばい!!!総務に殺される!!俺の出世が、、、、やばいやばい」

風が下から吹いていき、身長188cmの僕でも届かないくらいのところに飛んでいき、さらに上昇し、15階だてくらいある建物の上に落ちていったのを確認。

自転車を走らせ、その建物に到着するとホテルだった。

ホテルの受付に行き

稲葉「今この建物の上にどうしても必要な書類が上に乗りました。お願いですから、取りに行かせてください」

受付「当ホテルの屋上は立ち入り禁止になっておりますので、申し訳ございません。」

稲葉「あの紙を失うと、俺は死んでしまう。支店で詰められて、僕は生きていけない、、本当にボコボコに行かれるんです、もう僕は死にたい、あの紙がないと死ぬ、、、」

受付「わかりました。支配人に確認します」

支配人「わかりました。お気持ちは察しましたので、特別に私と同行という形で許可します。行きましょう。」

支配人とともに、わけのわからん非常用階段を登りまくった結果、屋上に落ちている紙を見つける。

支配人と抱き合って

「ほんまにありがとうございました。あなたのおかげです。もしよかったら株買ってください!!っていったら笑われて断られましたww

5位 地主のおばちゃん衝撃の発言。旦那さんに唾を吐かれる。ラストの結末驚愕の三億円の注文オーダー。しかし、断ってしまう事件。

札幌で高額納税者の地主の人がいると聞きつけた。野村の営業マンが誰がいっても、断れている先。

稲葉「面白い。俺が絶対に開拓してやる」

この意気込みで飛び込み。

老夫婦で住んでいる家だが、早速旦那様に唾を吐かれて、

「証券会社嫌いなんだよ!!!お前次来たら本当に殴るからな!!!」

と叫ばれて、その日は終了。

これはどう攻略するべきか、、と思案。

次の日もう一度行くと、旦那様がご不在。奥様が咳をしながら出てこられて、

「昨日はごめんね、いつもああなの」

と言いながら咳き込みをされていた。

稲葉「ちょっと待っててくださいね!10分後に改めて来ます!」

と言って、薬局にいき、風邪薬と飲み物、軽食を購入して再度訪問。

稲葉「風邪薬買ってきました!これでゆっくりされてください!あ、、雪結構積もってますよね??僕雪かきやりましょうか??」

奥様「申し訳ないなー本当にいいの??」

稲葉「いいですよ!!」

そういい、その日は、一切営業活動をせずひたすら雪かきをして1日を終える。

秋冬の雪が降る日は、必ず毎日雪かきをしていたある日、

奥様が出てきて、

奥様「いつも雪かきしてくれていたんだよね。見ていたよ。でも今は稲葉くんのために何もしてあげられないの、、旦那さんが証券会社が嫌いでごめんね、」

稲葉「大丈夫です。好きでやってるだけです。お困りのことがあったらいつでもいってください」

それから一年半の歳月がたったある日、

支店から一本の電話が僕に。

課長稲葉!!!お前の知り合いの人から三億円分債券を買いたいと電話が来ているぞ

稲葉「え???誰ですか????」

課長「xxxxxxさんだ。お前知っているのか??」

稲葉「一年半前の、、、」

しかし、実はその時僕は、一週間の休みを活用して、リクルートキャリアの面接に東京に来ていたのであった。

稲葉「この気持ちは非常に嬉しい。一年半前のことを覚えていて、僕に大金である三億円ものお金を預けてくれることほど、営業マンにとって嬉しいことはない、、しかし、僕は今転職活動をしていてお客様の方向を向けていない、この状態で退職祝いのような形として、三億円を受注すると僕は支店ではヒーローになれるが、お客様はどう思うだろうか、、お世話になった野村證券には本当に申し訳ないが、断ろう

電話にて

稲葉「xxxさん、支店から聞きました。僕は、こんなに嬉しかった日は今までで初めてでした。心からありがとうございますとお伝えしたいです。ただ、僕は転職活動中で、お客様の方向を向けていないので、注文を受けるにふさわしくありません。なのでお許しください。注文に関して、受付に行っていただいたらお買い付けできますので、お許しください」

お客様「いいのよ。ずっと稲葉くんのために買ってあげたいと思っていたの。稲葉くん言ってたよね。数字が出たら、僕は出世という夢を獲得できるって。だからずっと応援したかったの。だから別に商品が欲しかったんじゃないの。稲葉くんの力になりたかっただけなの。でも稲葉くんが、前向きに転職活動をしているなら、応援しているからね!!」

と言ってもらいその場で号泣。

後日、札幌に戻った際に、直接お礼を言いに行きました。

日々断れてばかりで、損をすれば優しかったお客様が豹変することをなんども経験して、人の汚い部分も多く見てきたが、こんなにも温かい世界があるのだと思った一件でした。

4位 北海道経済を支える四人(一人はニトリ会長)のうちの一人との面談を野村證券札幌支店の歴史上10年以上なかった面談を札幌の気づきあげた人脈をフル活用して遂に出会う。

本社ビルは、そびえ立つように立つ北海道経済を支えていると言われる年商1000億円を超える会社。

札幌支店に初めて配属された時に、自分の営業エリアを回っていた時に、運命的なものを感じた会社。

稲葉「こんな大きな会社があるのか。なんて美しい会社だ。俺が必ずこの会社を開拓してやるんだ。」

こう誓ったのが、一年目の五月。

その日から、毎日飛び込み営業。毎日手紙。毎週本業に役立つ業界レポートをまとめて送付

これを続けていた結果、一年目の秋に常務を開拓。

常務に可愛がられていたが、どうしても社長には会えない、、

このままだと、僕はこの会社を開拓することができない、

どうしよう、、、、

そう考えていたある日、後ほど出てくるリムジンに乗っていた社長の紹介で遂にアポイントを取ることに成功。野村證券札幌支店では、電話で話すことすらできていなかった先に着座でアポイントを取り付けたのである。

野村證券時代、そして、リクルートキャリア、そして今独立をした稲葉だが、今まで一番緊張感があったとおもう商談だった。

本当にこんな中二的なツイートを当時していましたが笑

この商談の8分前のツイートですね。それくらい僕は人生をこの商談一件に人生をかけていました。

結果は、燦々たる敗北。年商1000億円を超える経営者には、何もかも通じなかった。当時天狗になっていた自分のメンタルを一撃でぶっ壊される出来事でした。

内容としては、実はその社長様は証券会社の出身で二年目の自分より知識が圧倒的に豊富だったのです。

それに対して、入社して二年目の自分では全く太刀打ちができず、ひたすら試されるような質問をされて答えれずに終わってしまった。

自分の営業マンとしての付加価値は何もないということに、社会人になり初めて気づいた出来事でした。僕は可愛げのみでセールスをしていたのだと。この一件より、入社してから自分は一体何をしてきたのか。数字を出す一方で、自分自身の付加価値を高める努力はしてきたのか??僕は何をしに野村證券に来たのか?将来何をしたいのかということを初めて考えるきっかけになった商談でした。

3位 弁当二つを手に、12時ちょうどに飛び込み営業。まさかの日本ハムファイターズのチアガールの超絶美人の娘さんと結婚しないかと提案される。会社も譲ると言われて、稲葉真剣に人生を考える事件。

とある会社様。歴史は100年を超える名門企業様。どうしても開拓したいとおもうが、何度訪問しても受付に断られてしまう。

そんなある日、とある中華弁当を食べていたら

稲葉「この弁当うますぎ!!こんなうまい弁当が札幌にあったのか、あ!!この弁当二つ持って12時に飛び込んだらさすがの社長も会うしかないやろ!!」

と思い、弁当二つ買って12時に訪問笑笑

受付「今日もきたんですね、なんども言っているようにお帰りください」

稲葉「実はですね、本日は違います。弁当二つ買ってきました。テヘペロ。社長と食いたかったので持ってきちゃいました!!」

受付「あなたは本当に面白い人ですね笑 わかりました。社長に聞いてみます。」

受付「社長が良いとのことなので、通します。どうぞ。」

社長「お前バカだよな笑」

稲葉「申し訳ございません!社長に会いたくて、こんなことしてしまいましたが、基本的にはいつでもバカです!!」

社長「バカな奴は嫌いじゃない。まぁ座れや」

と喋っていく中で、あまりにも気に入られ日ハムのチアガールにいる超絶美人な娘さん(僕と同い年)と結婚前提に付き合わないかと真剣に話される。

社長「実は跡継ぎがいなくてな。100年以上続く会社だから、倒産なんてできない。稲葉、お前会社作りたいんだろ。それなら、俺の会社やらないか。」

稲葉「適当なことは言えません。なので、少し考える時間をください」

本当に考えましたが、自分自身当時は何をしたかったのか分からなかったが、100年の名門企業の覚悟が持てないまま行くことは違うなと感じました。

そしてすごく丁重にお断りさせていただきました。

社長は、そういうのが逆に良いんだよなーと喜んでいましたが、笑

ただ、初めてそのようなことを言われて、営業マンとして非常誇らしい一件でした。

2位    リムジンが目の前で止まり、営業マン人生が確実に変わると予感。稲葉コンプラギリギリの所で攻めることを覚悟事件。※絶対にダメだからマネしないでね!!

一年目の冬。一年目の冬時点で新規開拓件数100件を超えて支店で信頼を得ていたが、一つ陰りのある見方をされていた。

上司「稲葉は新規開拓は得意だが、お客様に信頼されていないとおもう。なぜなら、入金を全然してもらっていない」

これは本当にその通りで、僕は可愛げだけで営業していたので、開拓はできてもそこからの入金というハードルを超えれていなかった。可愛げがある分、人としては安っぽく見えていたのだろう。

今まで、ずっといじられキャラで生きてきて、周囲にアホ扱いされてそんな自分が嫌いじゃなかった。別に愛されてるし、ムードメーカー的な存在が一番良いからねと思っていたが、初めて人に可愛がられるだけでなく信頼されたいとおもうようになっていたある日のこと、

仕事の帰り道(帰り道はすすきのの繁華街を通る)で目の前でリムジンが止まった。

その瞬間、時間が止まったことを今でも覚えている。

リムジンから運転手が降りて、運転手が後部座席の扉を開けて出てきた人、、

僕の目からみたときに、

「どこかの経営者であることは間違いない、只者じゃない、あの雰囲気は、相当すごい人間だ。顔に自信が満ち溢れている。」

そう思った。でも僕には声なんてかけれない。怖かった。

そうおもうたびに、手が震えてきたのを覚えている。

思い出したのは、

上司「稲葉は顧客に可愛がられても、信頼されない。入金が出来ていない」

稲葉「俺は、この奇跡を絶対にチャンスに変える。俺はこの一件を通して、なりたい自分に絶対に近づいてやる」

そう思い、

リムジンから出てきた人に声を掛ける。

稲葉「す、す、すみません!! 僕、関西から来たばかりで良い飲み屋さん知らなくて、よかったら案内してくれないですか???」

xxx「お前、さっきリムジン降りたときに横にいた男だよな。お前札幌もう慣れてるだろ。どういう意図で俺に声をかけてきた?でも嫌いじゃない。お前の面構えから見てセールスマンだな。お前みたいな夜の21時でもセールスをしてくるチャンスを常に狙ってる営業マンは俺は好きだ。来い。会員制のbarに連れて行ってやる。行くぞ!」

稲葉「はい!!!!お願いします!!」

名刺交換をすると、上場会社の社長だった。

野村證券が、どうしても開拓したいと考えていた一社の一つであった。

その後、社長がワイン会という北海道の財界を集めるパーティーの主催者でもあり何度も何度も呼ばれ、別荘にまで呼ばれる。

本当にお世話になった社長で、あの方に出会えた僕は幸せ者だなと今でも思う。

1位     毎日会社の受付で公害レベルのおはようございます。社長室と会長室が近くなので、会ったことのない社長に送る直筆手紙と両手でギリギリ持てるほどの花束を本社に持って飛び込みその願い届き、次の日には5000万円の投資信託買い付け事件。

札幌にある自社ビル10階建てのめちゃくちゃ綺麗な会社。ここを開拓したら、俺は大物になれると勇んだのが1年目の冬。

10回ほど飛び込みをしたが、全て受付ブロック。

しかし、僕は見た。受付の近くに会長室、社長室があった。

これは、僕と受付のやりとりが必ず聞こえるはずだ。

そう思い、毎度、めちゃくちゃでかい声で

稲葉「野村證券の稲葉です!!!!!本日も参りました!!!お役に絶対に立ちます!!!ご迷惑だと思いますが、お許しください!!必ず役に立ちます!!!!」

と挨拶をしていた。

しかし、如何にもこうにもいかないなーと思ったある日。

社長の誕生日が一週間後ということを知る。

これはチャンス到来だと思い、巻紙と共に両手でギリギリ持つことができる花束(8000円)を購入し、それを持参して飛び込み。

受付「稲葉さん、毎度言っていますが、社長には会えません。そして、このような物を持ってこられても困ります、、」

稲葉「あそこの棚に飾ったら、社内の雰囲気がパッと明るくなってめちゃくちゃいいと思います。みなさん今日も元気そうに働いておられてすごく素敵な会社ですね!!僕の花でさらに良い会社になりますね!!アッハッハ!!と大声で笑う。」

その後、コールセンターより支店にいる僕に電話が。

コールセンター「稲葉さんですか、xxxx株式会社のxx様から電話がきています。おつなぎします」

稲葉「お願いします」

社長「お前が稲葉か。馬鹿でかい花持ってきやがって。お前、声でかいんだよ。毎回お前がくるたびに、俺お前の声筒抜けなんだようるせーな。とりあえずお前今から来いや。来れるか??」

稲葉「はい!!伺えます!お願いします!!アポは全然入っておりません!!!!笑」

社長「バカすぎだろお前笑 わかったから早く来いや」

20分後

社長「お前何で呼んだと思う??」

稲葉「調子に乗りすぎていたので、叱られるかと。しかし、後悔はありません。」

社長「違うぞ。運用資金5000万円を用意した。お前の好きなポートフォリオで運用してみろ」

稲葉「、、、、、、、、、(当時1000万円以上の契約をまだとったことが無かった)」

社長「あのなー、5000万円買うって言ってんだよ。お前の運用プラン聞かせろや」

稲葉「ありがとうございます!!!!」

後日無事契約に。そのあと社長に、いろんな人を紹介していただいて数字が出て、東京の表彰式にも呼ばれる。

忘れない本当に社長との思い出。大好きな社長。

あの社長のためなら、今だってなんでもできるなと思うこの出会いに本当に感謝。

3. 新規営業職について感じること

・新規営業職実はめっちゃおもろいんとちゃう?

僕は証券会社を辞めた後、今でも長くHR(人材業界)に携さわっている。

営業職の募集となると、新規営業とルート営業では、応募数は全く違うのである。

勿論、ルート営業の方が応募数が多いのである。

新規開拓ほど、精神をすり減らないという考えが結果として出ているのだと思うが、個人的には非常に勿体無いと思う。

新規営業には、最高の出会いがある。

自分の心が震わせるような出会いがある

僕は科学的に説明は一切できないが、紹介や簡単に出会うことができた人と、自分で飛び込んで開拓したお客様とでは、繋がりの深さが全く違う。

新規開拓営業にしか出来ないお客様との出会い、濃い繋がりが待っている。

僕は、その面白さに熱狂した。

是非今から転職活動を考える人に、新規開拓という選択肢を増やして欲しいなと思っているのである。

・今後のキャリア選択の広がり

キャリア論という目線で新規開拓営業を紐解いてみよう。

市場価値というところで言っても、非常に市場価値は高い。

新規開拓営業は、どのような商材を持っているかにもよるが間違いなく、コミュニケーション能力が最も問われる職種である。(なくても問題はないが)

そういった意味では、新規開拓営業をしていた人間の他職種への採用だったとしても、コミュニケーション能力が担保されているというところで言うと企業側の採用担当しては、採用しやすい傾向にはある。

僕が、経験してきたことは勿論ここに書いた楽しい事ばかりではありません。

しかし、この最高の出会いや経験をした。

だから、僕は新規開拓営業という一件レガシーに見える職種を一度選択肢の一つに入れてはいかがなと思います。

あとは、この記事を書いたのは、現在新規開拓営業に疲れて、元気がない人へ。

思い出してください。

今お客様の数が少なくても、大好きなお客様と出会えたのは新規開拓営業という職種のおかげではないですか?

初めて契約をとった日のことを思い出してください。

辛いこともあるが、最高の出会いもある。

どうせ会社に行くなら、最高の出会いに思いを馳せて、楽しみましょう!

これさえ伝われば、嬉しいです。

4. ※野村證券は本当に良い会社
・イメージとは違う最高の会社
・最高の同期
・これからの野村證券は必ず立ち上がる

野村證券は最高の会社です。

少し触れましたが、最高の同期と最高の上司がいます。

皆、本音でぶつかる体育会気質の思いやりのある非常に人間味がある組織です。

組織コンサルとして色々な会社にジョインしましたが、こんな良い会社は本当にありません。

もう一度サラリーマンをやるならどこがいい??と聞かれたら、

間違いなく僕は野村證券と答えるだろう。

そして、直近では決算には苦しんでいますが、必ず再興します。

LINEとの提携や、VC部門などを構えて変革のタイミングです。

就職活動を行う学生には、是非入社してほしいと心から思います。

そして、現在野村證券で働いている人は誇りを持って働いていただきたいと思っています。

1万文字を超える記事になってしまいましたが、みなさま読んでいただきましてありがとうございます。

有料にはしないので、是非twitterアカウント(個人、法人)をフォローしてください笑
そしてリツイートして拡散していただければ幸いです。

また何か言っていただければ、記事を更新しまーーーす!

転職相談もドシドシ待っていますー!!!

efly CEO 稲葉

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稲葉 泰志(Inaba Hiroshi)

efly CEO twitter 【個人ID :@49_lax 】【法人ID:@efly_0815】
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