【新規館長向け】ガールズクリエイションの始め方、進め方

はじめに

 ガールズクリエイションというとにかく真剣で不器用なゲームがあるので機会さえあればダイレクトマーケティングしているのですが、最初の一歩はなかなか踏み出しにくいものです。何もわからない方でもとりあえず自分の足で歩けるようになるまでの道筋を概説します。ストーリーのネタバレは一切ありません。もしストーリー/キャラクターの魅力にまず触れてみたいのであれば、以下にnoteを作成していますので必要に応じ参照くださいませ。雰囲気だけ掴みたいなら上のPVを参照ください。ガールズクリエイションの空気はこのPVの雰囲気を裏切りません、キャラクター、BGM、シナリオ面でハードル上げても大丈夫です



DMMの新規登録

 既にDMMのアカウントを所持していらっしゃる方は次項目から始めてください。

 ガールズクリエイションはDMM/FANZAの独自プラットフォームで展開されている基本無料ゲームです。通常のソシャゲと出入り口がまず違うのでそもそもDMMゲー、FANZAゲーに触れたことのない方も少なくないはずです。DMMのアカウントを持っていない方も多いでしょう。それがためになんだか億劫で最初の一歩を踏み出せないことがあると思います。ここで踏み出してしまいましょう!

 上のDMMのページに飛ぶと右肩あたりに「DMMアカウント登録」のボタンがあるはずです。押下しましょう。

 求められる情報はメチャクチャ少ないです。秒で終わります。具体的には、以下しか求められません。

 GAMESの規約で複数アカウントの所持が禁じられているためこれ以降の画面には進みませんが、Xと紐付けるなりメールアドレスと紐付けるなり随意にサクッと片付けてしまって構いません。瞬殺です!

ガールズクリエイションをはじめる

 DMMにログインしたうえで、上記URLを開いてください。即ガールズクリエイションが始まるはずです。DMMの登録以上に一瞬です。

 「DMMGAMEPLAYER」という独自のプレイヤーをインストールしてそこからはじめることもできますが、本記事はとっつきやすさを最優先しているため、webブラウザ版を案内します。ブラウザ版とプレイヤー版でできることは違いません。目押しなどのラグるとまずいゲーム上の要素はガールズクリエイションには一切存在しないため、webブラウザ版で開始しても問題ありません。プレイヤーと連携すると石が貰えますが、これは後から連携しても貰えるのでブラウザで開始して損することは一切ありません。

 ただし、上のURLから開始すると少しだけ損することがひとつだけあります。上はDMMの「ガールズクリエイション」のリンクです。FANZAの「ガールズクリエイションR」のリンクではありません。

 詳述はしませんので察していただきたいのですが、DMM版で「ガールズクリエイション」を開始するとチュートリアルで「寝室」をひとつ即時見る機会を逸します(私がそうでした)。

 「寝室」が気になる場合は上のリンクからではなくFANZAからはじめましょう。その場合、グーグルで「ガールズクリエイションR」で検索して公式サイトに入り(NSFWどころの話ではないので背後に重々注意してください)、少しだけスクロールして以下からRのFANZAブラウザ版を起動してください。

 なお、寝室を見る機会を逸したといってもその子の寝室はさほどの労力をかけずにあとから見返すことはできますので、DMMで開始したからといって致命的な損失にはなりません。めんどくさいからこのnoteからのリンクで完結させたい場合、DMM版からやるのは全然アリだと思います。

 なお、当該チュートリアル寝室対象は以下の子です。連続イベントなどでわりと顔を出すうえ、館長たちの間でこのチュートリアル寝室は何かとネタになっているので気になるなら一手間かけてFANZAで始めるのも全然アリです。フィーリングで決めてしまいましょう! DMMではじめてもこの子にはほぼ必ず会えます。後述しますがガチャで引くのは難しくないですし、ガチャ以外の「石を使わない」方法でも狙い撃ちする手段があります。難しく考える必要はありません。フィーリングでDMMから行くかFANZAで行くか決めましょう! たいした差にはなりません!

なんかはじまったけど何をすればいい?

 なんか始まったものを読み進めていると、引き直し可能な10連ガチャが始まります。ガチャ演出をスキップすれば10秒間隔ぐらいで回しまくれるので(演出が気持ち良いので初回~数回は眺めてみるのをおすすめします。BGMもとてもよいのでしばらく聴き浸るのもアリです)、気に入った結果になるまで連打し続けられます。

 ――何もわからないから何が気に入った結果になるかわからないんだよ!

 ですよね!!! なので、方針をわけてご案内します! はじめたばかりの館長の「気に入った結果」、そして「なるべく後悔しない結果」にアプローチできるよう案内します!

引き直し10連の基礎知識

 ガールズクリエイションのガチャの提供割合は以下のとおりで、引き直し10連もこれに基づきます。

 最高レアは6.21%の確率で出現します。ただ、この「スタイル」と「イマージュ」がよくわからないかと思います。ガチャ結果が○枠で囲まれているのが「スタイル」、◇枠で囲まれているのが「イマージュ」です。

 かなり端折った説明をすると「スタイル」は一般に言う「プレイアブルキャラクター」である「藝術家」の各レアリティ違いです。同じ「藝術家ブグロー」でも星3~星5が存在します。対して「イマージュ」は「装備の一種(礼装枠)」と最初は考えて問題ありません。

 ただし、戦闘中「藝術家」は装備している「イマージュ」に交代することができますし、「イマージュ」にも交流や寝室があり、またホームに配置することもできます。つまり「装備」と言っても彼女達はかなり「キャラクター」であり、現在のところ「イマージュ」にはレアリティ違いの同一存在はいない(藝術家ゴッホの「星月夜」がルーツのイマージュ「ネイト」は星5しか存在しない)くらいのことを最初は覚えておけばよいです。

 ざっくり「キャラクター」と「装備」にわけましたが、上図のとおり「藝術家」と「イマージュ」は実際には「キャラクター」として一括でまとめられています。ただ、そのことはゲームを続けながら実感していけばよいので、まずはキャラと装備とざっくり考えておいて問題ないです。

 引き直し10連は星5「スタイル」(○枠の子)が1人確定で出現するのですが、この引き直し10連、なんと最高レア一人固定などというけちなことはしません。確率の神様に愛されれば2人でも3人でも最高レアが出てきますし、試行は10秒くらいで1回なので試行回数で全てをねじ伏せられます。ここまでが基礎知識です。まだ「何を引きたいか」はわからないと思います。大丈夫です、本noteと参照リンクだけで完結するよう案内いたします。

引き直し10連でおすすめしないこと

 引き直し10連は「最高レア3人」を目標にするとよいですが、より厳密に言うならば「最高レアの"スタイル"3人」を目標にするのが穏当です。これはキャラクターと装備の関係からなんとなくそうだろうと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、より切実な理由があります

 最高レアを含めた初期実装恒常イマージュは全てガチャ以外の手段から入手可能です

 つまり、わざわざガチャを回すまでもなく手に入るイマージュのために枠を潰すのは非常にもったいないです。仮にストーリーを読んでいって引き直し10連対象のお気に入り最高レアイマージュが自分の中でできてしまったとしても、ガチャ以外の方法で手元にたぐり寄せる手段があります。しかも、ある程度狙い撃ちできます。なので、引き直し10連ではいったんイマージュのことは考えないことをオススメします。後にとても大切に思う子がいたとしても、ガチャもしくはその他の手段で必ずやその子に会えるだろうからです。

3つの最高レアスタイルを引くことへの基礎知識

 これで選択肢がおよそ半分に減りました。最高レアのうち「スタイル」だけを狙い撃てばよいわけです。そして、この「スタイル」というのが少々複雑な性格をしています。

 基本的なソシャゲだと、「レア違い」の同一キャラクターはゲーム上別キャラだと思います。ですが、ガールズクリエイションにおいてはそうではありません。具体的にみてみましょう。

 ガールズクリエイションのとても面白いところなのですが、不器用すぎて最初とっつきにくすぎるので、わかりやすく説明します!

 これが藝術家の性能画面なのですが、なんのことだか全くよくわからないと思います。大丈夫です、最低限わかるようにします

 上の画面は大まかに3つの区分でできています。左側の何やらゴチャゴチャ埋まっている箇所と、真ん中の何やら可愛らしい藝術家と、右側のステータスです。

 まずガールズクリエイションにおいて、レア違いの藝術家は同時存在できません。では低レアに意味がないのかというと全く違います、要りすぎます。色んな意味で低レアを使いまくります。具体的に話していきます。

 左側の枠の左上、つまり藝術家の顔が映った丸いアイコンがあると思います(ガチャ結果の枠が丸いとはこのことです)。今左枠には藝術家ブグローの最高レアスタイル「美少女画界の至宝」がセットされています。

 その属性は青色(ゲームではセルリアンと呼ばれますが便宜上青、緑などと言っていきます。基本的にプレイヤーである館長たちもそう言うことが多いです)で、ソシャゲの常ですがこのゲームには属性相性が存在します。

本note執筆から1週間程度、
2024年3月29日のアプデにて紫・白の相克について
相克→こちら側が一方的に有利になりました!
ガールズクリエイションはかなりの頻度で
プレイ環境を改善しているという事実を残すためにも、
当時の記載の記載はそのままにしてあります。
今は白で紫、紫で白を殴りに行っていい!!
本当に根本的なところ含め改善に意欲的なゲームなんです……!
(2024.3.30追記)

 赤緑青が三すくみで白紫が「相克」です。スタイル画像のエレメント補正欄には別の色(灰色や黄色が存在し、白や紫が存在しない)ですが、初心者はエレメントのことは忘れていいです。エレメントと属性がわかれていて情報の濁流でうわぁ……となるのがガールズクリエイションの不器用なところのひとつなのですが、うまくやりすごす方法は段階的に学ぶことなのでいったんエレメントは忘れてください。「カラー属性」だけ見ましょう。基本的な属性相性はこれだと思って良いです。

 スクロールしないでよいようにスタイルを再掲しましょう。

 藝術家ブグローの最高レア星5は「青」、次の星4が「緑」、初期の星3が「白」です。つまり、「赤」相手なら最高レアの「青」を、「青」相手なら星4の「緑」を使った方がよいわけです。

 とはいえ星4の「緑」より星5の「緑」の藝術家使った方が良いんじゃないの? と思う方もいらっしゃるかもしれません。そうならないのがガールズクリエイションです。

 左枠の3段目、スキルっぽいアイコン(技法と呼びます)が3つ並んだ箇所を見てください。私は3つの技法をブグローにセットしています。

 星5スタイルの技法「可愛いは正義だ!」と星4スタイルの技法「肉感スラッシュ」と星5スタイルの技法「美少女画壇講義」です。前者2つが種類の違う攻バフつき高火力単体攻撃で、最後の技法がHPドレイン攻撃です。つまりバフをかけてカンストを叩き出してバカみたいな量回復する、というワンマン暴走完結型です。

 あれ、と思った方がいらっしゃるかもしれません。左上で星5のスタイルをセットしているのに星4の技法を使えるのか? と。使えます。藝術家はどんなレアリティであっても、それがたとえ星3スタイルであっても星5の技法を問答無用で使えます。

 つまり、「スタイル」ひとつ増えるごとに対応できる属性が増えるかもしれず、また全属性共通で使える「技法」のリストも増えるのです。さらに、藝術家の最高レベルは「スタイル」とその重ねに依存するため引けば引くほど得しますし、バケモンのようなスキルセットで星3が暴れ回ることは日常茶飯事です。つまり、私の構成の場合「ブグローが強いのであって、その強いブグローを青/緑/白と使い分けられる」というのが実際のところです。マジでレア度関係ないのです。

 また、藝術家の技法には「熱情」というスパロボで言う「気力」、つまりある程度敵を殴るなりなんなりしなければたまらない値があって、それを稼がなければ使えない技がありますので(たとえば美少女画壇講義は必要熱情115、一方通常の藝術家の初期熱情は100で1ターン目から美少女画壇講義は基本使えません)、高レアの高熱情を要するスキルで3枠埋めるとなんらかの対策をしない限り初動で機能しなくなります。つまり、少なくとも現状星3のたとえば熱情指定のない技法が1枠を埋めるに値する場合が多々あります。

 低レアが死んでいるわけではない、むしろバンバン出撃する。しかしあるいはだからこそ高レアが要る――この意味をなんとなく掴んでいただけたかと思います。

 他にも「絶技」や「イマージュ」などこのパレットでは見るべき点が多いのですが、「初回引き直し10連」のために必要な基礎知識はこれで十分です。

 強いて言うならば、星3~星5の個別ストーリーは時系列の連続があるため、お気に入りの藝術家(まだ決まっていないはずです。大丈夫です)が定まったならばその子の星3~星5を揃える、そのためには星5スタイルが2つでも妥協する、といった変則的なやり方も全然ありだと思います――ただし星5を埋めたならばそのうち星4は埋まるので個人的には星5を3枠埋めるのを推奨します。

 まだ「どの藝術家の最高レアスタイルを3枠とろうか決まらない。そもそも藝術家って何? 誰がいるの?」状態だと思います。それが普通です。ここまでの情報でそれが固まるとは思っていません、まだ基礎知識です。安心してください。

好きな芸術家を決めよう! ファーストインプレッションと性能の簡略な概観から

 基本的にソシャゲをはじめるときは、「好きになりそうな子」と「性能でお世話になりそうな子」の軸で考えると思います。どちらかを完全に放棄する人もいるかもしれませんね。いずれにせよ、今の段階では「どんな子がいるのか、どんな性能なのかまったくわからない。何も決められない」と思います。そこで、各藝術家の「実際の姿、口調、声色」といったファーストインプレッションでの大事な部分を公式から、性能面の簡単な(不勉強ゆえ偏っているところも多々あるかと思います)説明を私から行いたく思います。

【古参館長へ】
私はブグロー、ロダン、ミケランジェロ、アルテ、アングル、セザンヌあたりを愛用する近接火力型編成の館長です。ピエタを置いて強引に火力で破壊するゴリラタイプ――そのため一部ご紹介の理解が浅薄になっておりましたら恐縮です。

薔薇色のヒロイン「アルテ」

 「アルテ」は紹介通り記憶喪失の自称天才美少女藝術家です。ルーツとして考察されている藝術家は複数いますが、ここでの言及は避けます。記憶喪失でありながらも自身を「天才」と断じて疑わず、それでいて滑稽にならずどこか洒脱さすら感じさせる洗練された物言いをします。自信があるがゆえに、その審美眼をもって自信のない子をあなたは自分の目に適っているのだからと励ます姿もまま見られます。軽快で美しい通常戦闘曲とともに、ターンが回ってきた彼女が発するボイス「踊ってあげましょうか?」は最高です。

 そんなアルテの何よりの特徴は、後述する専用装備により「唯一何の無理もせず常に6歩移動できること」です。これはガールズクリエイションのバトルにおいてメチャクチャに強いです。

 たとえば上記の画面が一例です。ガールズクリエイションの戦闘はシミュレーション的にマスを動いてから技を選択し、攻撃範囲の敵を攻撃するのですが、その移動において「轢き逃げアタック」ができます。これが「通常攻撃」です。上の画像のとおり、アルテは6歩歩いて2人を轢き逃げしているわけです。敵の上には止まれませんから、「轢いたらきちんと轢き逃げる」必要があります。5歩目で敵に重なって終わることはできないのです。6歩は強いです。

 さらに、勘の鋭い人なら気づいたかもしれません。例えばアルテから見て正面目前敵がいたとしましょう。この時アルテが↑→↓←↑→と時計回りに6回行動するとどうなるでしょう? どうもこうもありません。敵はアルテの行動で2回轢き逃げされます。↑→の段階で一回目の轢き逃げが発生し、↓←でアルテは行動前の初期位置に戻り、さらに↑→で二回目の轢き逃げが発生するわけです。2回の轢き逃げアタックで熱情を貯めてさらに技法をパなします。これで3回攻撃です。

 ここまでは「そもそもアルテというキャラが強い」という話ですが、星5を持っていると当然「技法」や「対応可能な属性」が増えるので「強いアルテを強いスキル構成にして色んな属性に連れ回せる」という意味であまりにも便利です。「キャラが強いので多様なスタイルを持っておくことに意味がある」のです。

 たとえば上の星5技法毒舌エスパーダは「突き飛ばし」がついています。突き飛ばされた敵が誰にもぶつからなければよいのですが、何かにぶつかった場合激突ダメージを受けます。この交通事故ダメージがかなり高いです。圧倒的な機動力で戦場を駆け抜け、壁ドンして敵を磨り潰す。単純ですがわかりやすいアルテちゃんの強みです。HPも高いというほどではないですが、ある程度の数値は持っており、単騎駆けしてメチャクチャにする気持ちよさを味わえるでしょう。

 また、イマージュはガチャ以外の方法でも手に入れることができると述べました。このイマージュ(と美術品)を作る作業は「工房」という場所で行うのですが、このとき藝術家は「潜性ポテンシャル」をイマージュに付与することがあります。取り外しやレベルアップ、他イマージュへの引き継ぎが確率で可能な付帯能力が付くことがあるのです。

 アルテの場合、その初期潜性ポテンシャルが「攻撃」に偏っています。

 「とりあえずアルテを工房に缶詰にして低レアの攻撃ポテンシャル持ちイマージュを作る」→「主力の高レアイマージュにこれを移植してそもそもの攻撃力を高める」は最初期の鉄板ムーブで、バトルではなく当面的な育成という面でもアルテの星5――潜性ポテンシャル「攻撃アップ大」を持っておいて損はないのです。ポテンシャルについては後に説明しますので今は深く考えなくてよいです。バトルでも育成でもアルテは便利と覚えておけばそれでよいです。

永遠に枯れない花「ゴッホ」

 ゴッホは史実を反映してか売れない画家です。そのため自分の絵にあまり自信がありません。アテネスの批評界においてどういった藝術作品について評価が高く、どういった類がそうでないのかはストーリーに触れていくと自ずと理解できてくると思いますのでここでは深く触れません。

 彼女はアルテとは逆に自己肯定感が低く、アルテからも励まされることが多く、妹のテレサや自分の作品「星月夜」のイマージュであるネイトに支えられていることも多いのですが、それでも画家として頑張っています。

 また、「ゴッホ」のゴシップを囓ったことのある人ならなんとなく予想がつくと思いますがガールズクリエイションのゴッホはじっとりと重いというか精神的に心配になるところが(いろいろな意味で)あります。

 そんな彼女と彼女のイマージュ、そして美術館の仲間や館長との交流――妹テレサとの関係。等々はたいせつな要素で決してゴッホを単なるヘラってる重い子とだけ皮相的に見ることなく深掘りすると人間関係を含めた多様な魅力に気がつくでしょう。それはそれとしてたまに怖いですが。

 戦闘におけるゴッホは4歩移動という重い枷を背負っています。どうしても5歩や6歩あるいて辻斬りしていく連中が多いので、ゴッホの手番が来る頃には敵が見当たらない――ということもしばしばあります。

 しかし、それは敵が弱すぎればの話。先述のアルテが駆け抜けたあとのミリ残しなどを4歩移動を補う長距離攻撃でゴッホは補うことができます。星4技法「夜闇の中で」は射程4というなかなかの射程できっちりエネミーの倒し損ねを潰してくれます。

 星5スタイル技法「希望の花」も範囲には劣りますが「ソウル」という拾うと「熱情」を上げてくれるオーブをばらまいてくれます。

 最近の高難度は始めからやたらオーブが置いてあることもありますが、ある程度の射程でオーブを出しつつトドメを刺していけるのは4歩移動で遠距離にしては高いHPもあって安定感のある動きをしてくれます。

 また、工房での彼女はアルテとは逆に防御系で仕事をしてくれます。「アルテ&ゴッホ」で無限に労働させポテンシャルを搾取する――新任館長のよくある姿です。星5防御ポテをとっておくために星5ゴッホを持っておくこと――ポテ搾取のためにも決して損はしないでしょう。

 ちなみにゴッホといえば「星月夜」ですが、工房で作成できるもうひとつの星月夜、「ローヌ川の星月夜」も美しく、一見の価値があります。

羽ばたきの創造主「ドナテッロ」

 ドナテッロを表現することはとても難しいです。きっと上の照会動画でも溌剌とした女の子を想像したでしょう。けれど、それだけではない彼女の聡明さ――決断力、あるいは果断さは時に周囲をぞっとさせるほど合理的でそこがひどく魅惑的な人でもあります。この子についてはあまり触れない方がよさそうです。きっと物語で深く魅力を知っていくことになるでしょう。

 彼女は言うなれば回復型のキャラクターです。ターン制RPGであればともかく、シミュレーション型で歩行4となると敵陣深くまで切り入ったアルテなどに追いつくことは容易ではありません。特に恒常の回復スキルは単に考えなしに使ったのでは「目を見張るような立て直し力」にはならず(限定は技法のクールタイム減少などでかなり使い回しが変わりつつあります。スタイルをとればとるほど組み合わせで戦略の幅が広がるのがこのゲームです)、なんらかの補助を要します。たとえばイマージュに交代した際、絶技(イマージュとの交代後の必殺技のようなものです)で周囲回復を行うような子にしておけばカバーがきくところがあります。

 総じて特に引き直し10連の範囲ではややテクニカルな子なのですが、結構固いので大ボス相手に意外なしぶとさを味方に与えることもあります。最近のスタイルをとった人はもちろん、意外と侮れんのでは……? と思うことしきりです。

浮世に放つ散弾銃「セキエン」

 セキエンを知る日本人は多いのではないでしょうか? 「画図百鬼夜行」が安価に手に入ることもあって、僕のように愛憎している人も少なくないはずです。

 セキエンのイマージュは無論妖怪モチーフで、名探偵と助手といった関係性です。名探偵を自任するものの、上手くいかないことも多く、けれど彼女は決してただのポンコツ面白女ではありません。「妖怪への興味関心――たとえばどうすれば殺せるか?」を嬉々として語りそういった知的関心を創作に乗せることの楽しみを子供に説きます。彼女の妖怪探偵のスタンスとは違って凄惨な事件が起きることも少なくなく、そういった時の繊細なセキエンの心の機微もまた注目に値するところです。とにかく皆の心情や関係性が丁寧、このゲーム……!

 私は近接ゴリラゆえあまり使いこなせていないのですが、セキエンの強みといえば広範囲のデバフや状態異常つき攻撃です。

 たとえばこの星5スタイル技法「妖怪捕縛術」は広範囲攻撃であるとともに「猛毒」を付与します。ガールズクリエイションの高難易度では特にボスが有利なステータスを持っていることがあり、これへの対処が基本的に急務です。特に強烈なもののひとつが「再生」で数十万のHPを持つボスの再生は絶望的なまでに回復します。そして3月24日現在のイベントのように「再生」つきの敵に「再生」を打ち消す「火傷状態」が効きにくい設定がワーニングで表示されることがあります。そういったとき、「再生」を解除するのではなく「猛毒」を付与して「再生」と「猛毒」を同時発動させ実質再生を機能させなくする――といったテクニックが可能なのです。

 セキエン先生は「ふざけんなよ……!」となったボスへのふざけんな部分への対処でしばしば起用され、さすが名探偵と褒め称えられる場面がままあります。私はまだ使いこなせていませんが(上の対照表を記憶できていません。こういう要素が山ほどあるのがガークリの不器用なところ……! 少なくとも最初は何も気にしなくていいですからね!!!! 僕はゴリラパワーキンジラレタチカラで強引に最高難易度まで破壊しています!)

 多様性……!

神風を呼ぶ巨槌「ミケランジェロ」

 初手「彫刻家」のミケランジェロと自称するとおり、「あのミケランジェロ」をかなり踏襲したミケランジェロです。館長との仲は良好なのですが、史実における同じ巨匠、ラファエロとは特に折り合いが悪く、館長とは別組織である新藝術騎士団はラファエロ共々古巣で、こんなところではやっていけんと美術館に来た経緯があります。

 なにせ「あのミケランジェロ」ですから、とにかく表面を塗り固めるような馴れ合いは嫌いで、逆に藝術へは徹底的に真摯に孤独に向き合っています。かなり無理をしているところはあるとはいえ、外面も完璧に保とうとするラファエロとは対照的、我が道を行きます。仕事に熱中して数日風呂に入らずそのまま美術館をうろつく女です。「あのミケランジェロ」のそのモチーフを持ってくるならおそらく服も着替えていないでしょうし、靴も履きっぱなしでしょう。とんでもないやつです。

 そんなミケランジェロは自身の藝術観と藝術作品、己の力量に自負があり天才を自任するラファエロとは同じ騎士団出身でありながら犬猿の仲です。しかしながら、対面すれば互いにかなり鋭い憎まれ口を叩きあいながらも、ミケランジェロの作品への浅薄な批判にラファエロが何も理解できていないと憤慨するといったこともあるほどです。

 当のミケランジェロはそういった周囲よりも藝術と向き合うことに集中したく、風呂も寝食も忘れて徹底的に藝術に向かっています。神のごとき彼女の作品はそうして完成するのです。

 戦闘中でもとんでもない口の悪さで、たとえ子供の作品であっても歯に衣着せぬ物言いで批判するのですが現実と違いアテネスは藝術都市として洗練されているため、ミケランジェロは一部の藝術に熱心な子供には、ミケランジェロが真摯に相手をしてくれたと喜ばれることになります。

 美術館という清廉な場を仕事着を何日も着た石膏臭い状態でぺったんぺったん彷徨きながら捕まって丸洗いされているミケランジェロの魅力は枚挙に暇がありません。ただでさえ口が悪いのですがラファエロ相手だとそのひどさが数段上がるのも見物です。気が狂いそうになっているミケはだいぶ面白いです。

 そんなミケランジェロ、「あのミケランジェロ」であれば美術館において孤独であろうにラファエロ曰く彼女が「尻尾を振っている」館長とのやりとりもまた、とても特別なもので印象深いです。尻尾を振っているどころかミケランジェロの普段の態度は素っ気ないのですが、その素っ気なさの中に確かに彼女の感情があらわれているのです。

 さて、戦闘スタイルです。こいつは初期でヤバいものを持っています

 あのうつくしいピエタが2×2マスを占領していきなりドカンと戦場に立ちます。最初期はピエタに道を封鎖されたりしたものですが、現在は自分で作った建造物はすり抜け可能なので困ることはありません(不器用なゲームなんです)。

 さて、このピエタは記載の通り味方に「再生」を付与します。セキエン殿のボス対処で少し触れましたね。「再生」してしまうと基本「火傷」で止めるか「猛毒」で回復とダメージを重ねるしかありません。

 敵がやってくると鬱陶しいことこの上ないですが、ピエタはターン終了時に破壊されずに残っていると味方全体に「再生」を付与します。「再生」は「火傷」でのみ止められます。つまり、対処できる敵がいない段階でこの「再生」はもう止まりません。

 つまり、ゴリラパワーキンジラレタチカラで強引に勝利を掴もうとする場合、ピエタを一回でも発動して守り切れると安定感がぐんっと上がります。移動やリキャストの問題などあって初期ドナテッロの回復はなかなかたいへんと述べましたがピエタは一回発動すれば全体に発動し続けます。なんなんでしょうねこいつ。

 ちなみにピエタには弱点があり、それはピエタ自体は脆く、ミケランジェロは中間くらいの素早さであることです。つまり、ミケランジェロが行動してピエタを置いたあと、敵が急いで寄ってきてピエタを破壊されることがままあります。私は今回のイベントで全てのピエタを破壊されました。この場合、ターン終了時に発するピエタの「再生」は当然発揮されず、長い絶望のリキャストを過ごす必要があります。

 高難度では気軽にピエタが破壊されるため、何としてでもピエタを設置したいミケVS絶対にピエタを破壊したいエネミーの地獄がよく見られます。

 ピエタの話ばかりですが、このピエタだけでもミケランジェロはメチャクチャ強いので仕方ありません。ピエタを拝領するために星5ミケランジェロを引いていいくらいです。

 工房でのイマージュへのポテンシャル付与もアルテと同じく攻撃系のため、とにかく火力で確実に敵を沈めていきたい場合、ミケランジェロが出した攻撃ポテつきイマージュを目当ての高レアに食わせる行うは有用です。石膏臭くなるまで働かせてよいのではないでしょうか。

暗闇に揺れる蒼炎「レンブラント」

 以前noteで愛を語り尽くしたレンブラント・レイニーです。彼女についてネタバレにならない程度の情報を語るなら、「敵」の情報をこちらの陣営で最も知り尽くしており、彼女の貢献により美術館は藝術犯罪に日々知に裏付けられた適切な対応を採ることに成功しています。

 光と影の魔術師――「あのレンブラント」がルーツである彼女の何が光で何が闇なのか。ぜひとも星3~星5のストーリーを追って欲しい藝術家の一人でもあります。

 本当に、どうしようもないのですが愛おしいのです。
彼女が呪われた少女だということは本当です。本当は最年長格なのに子供のような姿をしているのも、味覚がないのも、舌がもつれてうまく喋れないのも、その他ありありとした生の感覚を得られないのも呪いのせいです。しかし彼女はそれを処世として「おいしく」」使う術に長けています。

 見る度に「こいつ……!」となるのですが同時に誰よりも抱きしめたくなる少女でもあります。彼女の魅力を詳述するには深入りせざるを得ず、本note冒頭であげた別記事でそれは行っているためここで深入りするのはやめましょう。

 彼女は表面的ではなく作中の根幹レベルで光と闇をあわせもち、どうしようもない反社会的な趣味をしています。しかし、彼女が何の見返りもなく美術館を助けてくれているのもまた事実で、周囲の人たちは身近な助手ですらレンブラントが何を考えているのか上手く掴めないほどです。

 そんなレンブラントと少しずつ。本当に少しずつ距離を縮めていく話は素晴らしいものでした。私の大好きな藝術家の一人です。

 レンブラントは自傷アタッカーです。相手にデバフや状態異常、バフ解除を与えるかわりに自分のHPを削ります。元々のHPが高くないこともあって、かなりピーキーな運用を強いられます。

 とはいえこのゲームは初期10連の星5スタイルで手に入るデバフ(青色の技法です)がやたら強く、大火力をおさえたいときに意外と仕事するな……という印象です。

 上方修正が入ったとはいえ結構な自傷をするのは間違いないので、レンブラントを使うなら今のところそれを生かした戦い方を考える必要があるでしょう。

 少し玄人向けですが、この子は今後輝きそうな気がします。限定で自傷付き防デバフとか持ってきてほしいですよね!

 自傷なしの初期スキルをメインに使う方も多いですが、私は自傷つきのをバンバン撃ちまくっている感じです。ゴリラなので……


煌めき放つ形式美「アングル」

 ガールズクリエイションはとにかく公的機関が気持ち良いくらい組織連携して動くのですが、アテネス市議かつ美術館の藝術家として二機関のパイプを持つ彼女は市警を含めて犯罪撲滅治安維持等のため連携を密にしようといつも頑張っています。その接待用衣装がなにかいかがわいしのですが……アテネス市議服務規程――ッ! どうなっている!!

 彼女の一番の特徴のひとつはその異常なタフさです。

 歩行5で体力75000超は尋常ではありません。先に挙げたレンブラントなど、自傷つきで38800でしたからね。敵の一撃はとどいてなんとか1万少々のダメージが多い中、ミケランジェロのピエタの「再生」がありますし、回復やデバフ解除、引き寄せなど初期恒常で便利な技が多いです。

 彼女は限定で更に強くなりどうやったら戦闘不能にできるのか悩むレベルで鉄壁かつ一定の火力を出し続ける人になるのですが、初期の状態でも割と暴れてくれます。星4の技法で引き寄せて交通事故を起こしてダメージ、アルテちゃんの技法で吹っ飛ばしてダメージ――などのチンピラのような戦略を採ることもできます。轢き逃げしたい都合上凸凹の凸の先端にいる敵は轢殺できないので、そういった意味でも引きずり出すという点でアングルさんは便利です。

 限定で使い勝手が増しすぎたため今ひとつ当初の感じを掴みきれていないのですが、それでもタフな歩行5が掻き乱してくれるのはありがたいものです。大火力の持ち主というわけではないですがメインアタッカーが暴れ回ったあとの掃除には十分でしょう。

 繰り返しますが、限定のスタイル技法がとても強いので脳がそちらにやられており恒常の上手い運用がゴリラ脳にやられている可能性があるのであまり運用として適切でなかった場合申し訳ありません。

革新的フレーバー「マネ」

 モネじゃないっす、マネっす!「 印象・日の出」で酷評されたのがモネで「草上の昼食」が不道徳で落選会がマネっすね! マネさんの絵をバカにしやがって……!

 ゴッホレベルで深刻ではないものの、マネもまたアテネスの批評界ではあまり高い評価を受けられていません。気にしない風に元気に振る舞っている後輩風の女の子なのですが、やはり少しは気にしたり凹んだりすることもあるようです。それでも彼女は負けずに頑張っています。

 彼女を落選させることに反対できなかった批評会の教授と、それでも筆を折らないでほしいという激励、折るわけがないと断ずるマネ、藝術と批評界を取り巻く真摯な姿勢がとても好きな子です。落選会の子が稀にブチ切れて暴れますが……

 彼女は館長を先輩と呼び慕っていますが、単なるマスコット的な後輩で収まりたくなくあれこれ努力をしている子でもあります。そういった私的な面だけでなく、藝術について、批評界から否定され続けてそれでもなお戦うことをやめない彼女の姿勢はかっこいいです。

 そんな彼女をあまり戦闘面で活躍させられていない私なのですが、防御系のデバフはかなり気になっているところです。

 技法の真ん中と右が防御系のデバフで、しっかり叩き込めばそれなりに敵が脆くなるんじゃないかと期待している次第です。当然引き直しにはないスタイルにも強い技はあるのですが、それはいったん置き、引き直し10連で見たときもなかなかのものを持っていると思えます。

 ただ、彼女もHPが高いわけではなく、5歩移動で突っ込みがちなのもあって頓死のおそれがあるので運用はやや慎重を要します。また、雑魚は基本的にメインアタッカーが掃除するので対ボスにあまり技法を腐らせるのもよくありません。星4で持ってくるチョキチョキアーチなど、使いやすくはあるのですがオーブの数などでなかなか突撃ゴリラの私には上手く使いこなせず、間違いなく強いポテンシャルはあるし使われているんだけど私がバカだから! といった印象です。

魂を映し出す大鏡「ロダン」

 この項目はロダンのようなもののためのものであるかもしれないし、実はそうではないかもしれないよ。新規の館長が見てくれているかもしれないし、もしかすると館長の説明は誰も読んでいないかもしれない……

 ルール無用の攻めで館長の拍動をメチャクチャにしている女ことロダン。私も例に漏れません。ぜひメインストーリー4章まで読み通していただきたいのです。ロダンのようなものにくらくらすることは間違いありません。

 彼女は上の動画のとおり断言を避け、ある程度曖昧な物言いをします。ただふわふわしているだけでなく、確かでないことは断言しない、という性情もあるのです。

 私のホームはロダンなのですが、「頑張ったり、頑張らなかったりしようね」の口調が本当に優しくて無理しがちな日常にじんわりと染み渡るものがあります。そんな彼女もいつも曖昧なわけではなくて――ぜひ、メインストーリー4章を読破してください。ロダンのものすごさがわかるはずです。私はロダンが大好きです。

 ロダンは7万を超えるHPと高い耐久、猛毒付与に遅い行動順から誰よりも遅くオブジェクトを配置して破壊される恐れなくデバフを発動するなど「遅さが強さ」になっているタイプの子です。ミケランジェロのピエタが壊される話をしましたが、ロダンの場合そのおそれはあまりありません。

 様々なステータスをまとめて下げる――しかも効果は全体という地味にあると嬉しい地獄の門です。その右の毒々しい風蝕も猛毒付与でボス削りに役立つことは言うまでもありません。固いだけでなく一定の火力も出してくれるので、重戦車のように押し潰しながら戦線を上げていってくれる感じです。ゴリラしていてこの安心感と安定したダメージはとても信頼が置けます。門を置く魂削りがスタイル5ですから持っておいて損はないです。


心を射貫く聖弓士「ラファエロ」

 「天才」を自称するのはアルテの他にもいて、それがこのラファエロです。彼女はそれを鼻にかけることなく、とても爽やかに接し、決して傲慢ではなく周りの人たちにも愛されており「天才」と認められてもいます。社交の才があると言えるでしょう。しかし藝術はともかく彼女の皆に応えようとする態度はそのギリギリの努力によって毎度保たれており、「だから駄目」なのではなく「だから支える」という姿勢が無理を押し通す藝術家たちへの館長への姿勢としてよいなと思いました。「完璧」な様をみせておきながら周囲にはみせられないボロを悔やみ、それでも颯爽と胸を張って進む彼女は間違いなくかっこいいです。

 ライバルやはり三巨匠の一人、ミケランジェロです。ミケランジェロといえば性格が元から「アレ」ですから洒脱なラファエロとくだらないことに関わりたくないミケランジェロではまるで気が合いません。口が悪いミケランジェロがさらにひどいことになるのは言うまでもなく、ラファエロの皮肉も冴え渡ります。そのくせ、どちらにも審美眼があるので半可通がこのライバルの作品を浅く批判していると許せないのです。

 受け入れられるものとそうでないもの。ライバル意識とリスペクト。複雑なラファエロとミケランジェロの関係は見ていてとても飽きないものです。

 そんなラファエロとミケランジェロが大いに頼りにしているのが館長で、地雷原である気がしなくもありません。そもそも館長にはゴッホというヤバい女がいます。ヤバいですね。

 移動4キャラのシンプルな完成形とも言えるのがこのラファエロです。HPも高くはないのですが、弓を使う彼女は長距離射程攻撃が主な役目です。メインアタッカーが飛び出していったあと粛々と撃ち抜いていくところに彼女の強さがあります。

 近接アタッカーは障害物や穴に挟まれた飛び地などを上手く処理できないことが多いのですが、ラファエロはそういった撃ち漏らしを次々に狙撃していきます。敵側も狙撃してくるのでこちらが先に始末できるというのはかなりのストレス低減になり、ラファエロは実に頼りになります。

 星5スタイル技法「イノセンスアロー」の範囲が上なのですが、尋常ではないことがおわかりかと思います。しかも必要な熱情が105です。初期熱情は100だと申しました。120などではなくこれがすぐ撃てるわけです。

 また、もう一つの星5スタイル技法「微笑みの拡散」はやはり超射程である上に、中心点から十字に巻き込んでダメージを与えます。メチャクチャします。

 初期スタイル技法はガチャを回さなくても初期から手に入っている上、やはり遠距離で使い勝手がよく「イノセンスアロー」と「微笑みの拡散」はスタイル5のため、ラファエロは最悪3と5でも実用にたえるわけです。

 交流の流れを読みたいのなら4がいりますが、ほぼ必ず4なんて来るので(私はさほど課金していませんが初期星4どころか初期星5が全員揃っている上にいくらか重なっています)1枠目はラファエロとするのもアリかもしれません。リセマラ条件がきつくならず、かつ便利で間違いなく強く、ラファエロ自身も魅力的なためです。

 私は現在前のめり近接火力ゴリラのためラファエロはあまり使っていませんが、これはプレイスタイルの差でラファエロは今もやたら強いです。心配せずに、気に入ったならラファエロは候補にいれてよいかと思います。

光線のリアリズム「フェルメール」

 フェルメールさんは紹介動画を掘れませんでしたすみません!
この何とはもうしませんが物凄いものを持っていらっしゃるのがフェルメールさんです。未だイベント等で大きなスポットライトが当たっておらず、私も深掘りできていないところです。ですが、ガールズクリエイションにおいて藝術家が等閑に付されるということはまずなく、きちんきちんと一人一人大切に話を進めていっていますので、これからたくさんのことを知りたいと思っています。

 動画があればよかったのですが、簡単な趣味はこんな人です。ガールズクリエイションは寝室がものすごいですが、その、何と申しましょう。措きましょう。

 以前少し話題に出た「引き寄せ」のプロがフェルメールさんです。
アルテちゃんが「押し出し」て壁ドンすると伝えましたが、押したり引いたりで戦略を作る方もいらっしゃいます。ガールズクリエイションの戦闘マップは後ろから崩れていくので、敵をそこに移動させて移動不可の状態異常をつけて崩落に巻き込んで即死させる――といった移動を交えた曲芸も過去存在しました。

 私がゴリラなので上手く使えていないだけで、移動系の面白い敵の翻弄は見ていて楽しいものです。敵同士を衝突させて大ダメージを与えたり、敵を柱にぶつけたり、凸部分の先端にいる敵は一人しか殴れないので、フェルメールさんで引っ張り出して左右から辻斬りしたあと正面のアルテちゃんが凸の奥に叩き戻して壁ドン――などという理不尽な暴力そのものも可能です。

 藝術家はスタイルをつけかえることができる――これからのスタイルで更に使用の幅が増えるかもしれないフェルメールさんの今後に、シナリオ共々注目しています!

美少女画界の至宝「ブグロー」

 ブグロー先生はおそらく後発の初期実装で事前紹介動画がなく、新スタイルも来週のためあの最高と評してよい滑らかな視線の動きと知的かつ興奮した口調(爽やかかつえっちかつ知的かつ情熱的)をお届けできないのが残念でなりません。公式HPにもいませんからね!!

 ――来週新規スタイルなのだから来週の紹介動画を用いればよいのでは?
 きたら差し替えたいですね!!!

マネちゃんといっしょにとんでもない衣装でお披露目されましたね!
周囲の開放的な衣装に興奮しつつ、
自分がそういうのを着るのは貧相だから似合ってないと思っているあたり
とても、とても興奮します。
ぐいぐい引っ張っていく館長の気持ちもわかります。
(2024.3.30追記)

 X,Youtube,公式サイトと公式にブグロー先生の声を聴ける場がぱっと見つからないためここまで書いて頭を抱えています。不器用……! 

 ブグロー先生は以前noteで一節を割いて語ったほど魅力的な人物ですが、スポイラーになりかねないため深くは触れません。気になったらこのnoteの最上部のシナリオ紹介noteを読んでみてください! ブグロー先生を一切の構えなくぶつけられて限界になりたいなら何も知らずはじめてください! ぜひ!!

 ブグロー先生というと先のスキル説明のようにえっちな人だというイメージがあるかもしれませんが、本来の本人は「物静かな人」です。彼女は実際美少女画に直接向かっていないときはあまりにも穏やかで、どこか儚げで、個別ストーリーは胸を締め付けられるようなものがあります。なぜ「報酬は女の子のパンツで頼むよ」などと言っている女の個別に一番淡い青春や藝術を通した師弟の互いの救いなんかを見出しているんだろう僕は。とにかくブグロー先生は最高なので確保してください。

 ブグロー先生は最高なので確保してほしいと述べましたが、それは性格面の話です。性能面の話になりますが、ブグロー先生は恒常で完成しすぎていてもはや何をつけたせばさらによくなるのかわからない。もうブグロー先生は完全体なのでは? ブグロー先生だから来週のブグロー先生がどんな性能でも回すが……というくらいブグロー先生は完成されています。

 具体的に話しましょう。

 先の通り私がブグロー先生に設置しているスキルは星4と星5のものです。左と真ん中が攻撃バフつきの攻撃で、右がドレイン攻撃となっています。ブグロー先生は6万以上の高いHPを持ちながら、5歩移動でき単体火力も非常に高いです。そこに攻撃バフをかけてクリティカルで殴ると――99999というダメージが出ます。通常の攻撃におけるカウンターストップです。

 ブグロー先生はその性質上前に突っ込んで戦場を荒らし回る必要があります。そうするとシミュレーションゲームの都合上先生は殴られます。もちろんそうなります。しかし固いのでたいしたダメージにはなりません。そこにバフの乗ったドレイン攻撃が入るのでだいたい吸収されます。つまり死にません。

 ブグロー先生を殴るために敵が集まっているので轢き逃げします。戦況はどんどん崩壊していきます。ボスのHPもある程度難易度が高い場合30万~60万を目にしますが、ブグロー先生は辻斬りで数万出して技法でカンストも珍しくありません。だいたい1~4万くらいが常識的なダメージのところ6万以上は気軽に出します。

 そして、ブグロー先生は未だギリギリ新規実装がなく、拡張可能性があるのかと疑いたくなるほど現時点での完成度が単騎完結アタッカーとしてあまりにも高いです。ぜひブグロー先生を引いてどこでもブグローしてください。なんとかなります。僕がゴリラになったのはこの人のせいです。

10連引き直しガチャについて(結び)

 以上を見ながら(すみません、追加藝術家のセザンヌが引き直しに入っているかどうかわからず述べていません)気に入った星5藝術家を3人選べばよいと思います。

 声や性格などで決めた方はもういけるかもしれません。思うがままに回してください。サクサク引き直しできるので苦行ではないと思います。

 どうしても決まらない場合は、「最初期に役立つか」という観点で以下のとおり絞ってみましたので「決まってない子」については以下からでてきた子でいいと思います。私であれば「ミケランジェロ」「ブグロー」「アルテ」にすると思います。

☆5ミケランジェロ
(ピエタの全体再生が本当に優秀です。常時リジェネです。QOLがあがります。最悪ピエタがあればいいので☆5引ければ☆4は引けなくても大丈夫です。ゴリラしていると高難易度のピエタは置いた瞬間壊されますが最初は考えなくていいです)

☆5ラファエロ
(今の私は頻用していませんが、プレイスタイルの問題です。めちゃ強いです。特にシミュレーションゲームで穴のせいで迂回しなければ近づけない相手をバシバシ遠距離高火力で落としていける強さは言うまでもありません。やや脆いので回復がいると嬉しい……ピエタ……)

☆5ブグロー
(マジで強いです。バケモンです。たぶん剣鬼の類。出ているダメージがおかしい。火力系装備全部ブグローに乗せていい。ただし☆5ブグロー引くなら☆4ブグローがほしいです。バフ乗せ暴れのためです。ドレインがあるとはいえ保険があると嬉しいですよね。ピエタ……)
☆5アルテ
(6歩が……6歩があまりにも強すぎます! まず最初の専用装備の送り先になるでしょうし、縦横無尽にフィールドを駆け回って好き放題します。暴れはしますが耐久性問題は……ピエタ!)

引き直し完了

 これで引き直しは完了です。お疲れ様でした。とはいえ強い藝術家たちとともによくわからない世界に放り出されたかと思います。どうすればよいか追っていきましょう。

 なんかいろいろありすぎて逆になにしていいかわからん!

 が最初の状態だと思います。ソシャゲの最初はリソースが溢れまくっているものです。気にしないようにしましょう。早く消化しようとして負担になるとかえって損です。楽なように進めていきます。

 まずは、ミュージアムと工房からです。

ミュージアム

 上画像のミュージアムからミュージアムに入ります。

 入った画面がこれなのですが、おそらく私の画面と違ってみなさんの画面は多くの部屋が閉じているでしょう。これらの部屋は後述する工房で該当する美術品を作り出すことで開放できるのですが、一定の試行と時間を要します。まずは画面下の情報をひとつひとつ処理していきましょう。

・AP回復……これは定期的にAPを回復できるため溜まっていたら取り出してください
・感情資源回収……後述の工房で用いる資源の回収です。作って置いておける量に限りがあるのでたまに回収してあげてください
・目録~感情変換……今は無視してよいです

 ・学芸員配置

 初期状態で学芸員を置けるかどうか記憶が定かではないのですが、何人か置ける場合、イマージュを学芸員として置くことで獲得資源にボーナスが入ります。最初は均す感じでよいのではないかと思います。あとは好きな子を置くなど

(その他)

 画面左上の図のようにEVENTと表示されたフキダシがでることができます。クリックすると短い会話のあと感情資源を獲得できます。EVENTが2つ出るとそれ以上は出現しなくなり、EVENTを消化したあとまた発生するようになりますが、はじめたばかりのゲームで神経質にアクセスに気を遣い続けるのもよくないのでおー来てた、くらいの気分で触っていいと思います。

 これはAP回復や感情資源回収も同じです。満タンになってもあんまり気にしなくていいです。なんとなくはじめたのですからいきなりガチらずともよいのです。気楽にいきましょう。

 朝強い人は朝夕見ればよいですし、朝弱ければ一日一回の確認でも少しずつ強くなれるのです。

 そして、ミュージアムの下部ボタンの一番右、工房へをクリックします。

工房

 工房のシステムは一見難しそうだけど簡単です。なれると秒の作業になります。まず、工房1か2のどちらかの制作をクリックします。

 レシピ……と唸りだした古の提督、まだレシピ考えなくて大丈夫です。感情資源足りないすぎて十全に使えませんからしばらくALL100(最低量)でいいです。これで第一の問題はクリアです。

 次に左、藝術家に誰を選ぶか。マスクデータとか色々あるのですが、ここは無難に「アルテ/ゴッホ」でいきましょう。

 この工房での製作は「イマージュ」か「美術品(後述)」のどちらかが完成します。アルテ/ゴッホ下の「攻撃アップ小」などは「美術品」には関係しません。これは「イマージュ」が完成した際サブのアビリティとして持ってくる可能性があります。

 アルテとゴッホは攻撃と防御のポテンシャルを持っているため、実際にはこの制作ではありえないのですが、仮に「敏捷アップ小」がついたアデュー手ができたとすると以下のようになります。サブアビリティとして敏捷アップ小レベル1が付与されたわけです。

 残り3つの枠は同じようにポテンシャルを持っているイマージュを合成すると確率で2枠目、3枠目が継承されて埋まります。継承されなかった場合も経験値が貯まり、敏捷アップ小レベル2などとなります。

 美術品作りに傾倒していたため餌がなく、惨憺たる結果ですが、ポテンシャル持ちの工房産イマージュを食べまくるとこんな感じでポテンシャルが埋まり、レベルもあがるわけです。ちなみに、ゴミ箱アイコンがついているとおりいらないポテンシャルは捨てられます。コストもかかりません。当面つけておいて、他に欲しいのが出たら付け替えてよいのです。

テュルプは限定イマージュであり工房で作れず、再生は初期で持っています
そのためこれを生かしつつ残り3枠を埋めることになります。
デバフほしいです……

 なお、何のポテンシャルも持っていない場合、限界突破で同じ星3同士共食いさせてもよいと思います。共食いさせると凸が増えて工房で作ったときの初期レベルもあがるので高レアの餌としても申し分ないです。

画面右下の○4つのうちにポテンシャルが表示されている。
この子を限界突破で食べてはいけない。高レアのポテ経験値の餌にする
左下のポテンシャルは食べる側が持っているポテンシャルなので気にしない

 限界突破しようとするとき、ポテンシャルを持っている子の場合、持っている旨が上掲のとおり表示されるため、ポテ持ちは餌にせず、同じキャラの無ポテを餌にします。

 こんな感じでポテンシャルが何もついてないことを確認しつつ餌を選び、限界突破します。とりあえず完凸までならそんな感じで進めてよいのではないでしょうか。

 なお、イマージュは999体持てるので頻繁な整理は不要です。主力にしたいイマージュにポテンシャル持ちを食わせていると基本あんまりたまりません。たまに上のように無ポテを掃除します。

 工房にはまだ動ける枠があります。とりあえず序盤は攻撃があるとなにかとよいのでミケランジェロでも放り込んでおけばよいと思います。もう一人はラファエロでよいでしょう。仲が悪いようですが気にせずともよいです。ALL100で回します。

 本当にALL100でいいのか、テーブルは、と思うかも知れません。大丈夫です。最初はそれで心配いりません。

 工房での作業結果、イマージュではなく「美術品」が完成することがあります。「サモトラケのニケ」とか「ローヌ川の星月夜」とかです。

 これが終わったらミュージアムに飛びます。よいものができれば部屋がオープンしますし、そうでなくともできあがったものに応じてミュージアムの機能が上昇します。「目録」に赤印がついているときは必ず開いて、美術品レベルアップを選択してください。何度も同じ美術品を作った場合はレベルアップして感情資源の生産量等が上がります。

 こうしてイマージュができた美術品ができたと一喜一憂している間にじわじわミュージアムの機能があがっていくわけです。生産量等があがってきてイマージュや美術品を狙い撃ちして更なる効率化を図りたくなってきたら、有志wikiの「工房」などを参考に制作に打ち込んでください。かつかつのしばらくはALL100でいいです。ゲーム始めたばかりなんて負担軽いのがいいですからね! 忙しければちまちまみて負担になるようなこともしなくて大丈夫です!

 とりあえずこれで夢幻美術館は機能を取り戻しました。本来の機能は自警ではなく美術館運営ですからね!

ALL100しまくっていると初心者でも感情資源がある程度たまるタイミングがあると思います。その際作っておくとよいリストは「工房編強調」に掲載しています。wikiの工房のページを見ればわかると思いますが、4色の配分(「高低低低」や「高高低低」等)でテーブルが決定します。wikiにはこの重み付けの他に「最小配分(使う4種の感情資源の総量が526になる組み合わせ)」と「最大配分(使う4種の感情資源の総量が3939になる組み合わせ)」が載っています。最小か最大かで何が違うのか。テーブルはもう高と低で決定したのではないのか。これはテーブル内での「美術品」と「イマージュ」の優先度に関わります。美術品を狙いたいなら最小配分、(特に星5)イマージュを狙いたいなら最大配分がよいです。「工房強調」でも記載したとおり、OPENしていない部屋を狙う、あるいはイマージュ「ネイト」「キャルト」をまず狙うのが感情資源がちょっと溢れた新任館長にはお勧めです。

バトルを進めたい!

はじめに

 こういったゲームですから、はじめたからにはバトルを消化したいですよね。ですが、クエストを選んでも対象が多すぎて「つまりどれから消化すればよいのか」問題があります。

 もうこれだけで「わからない! 編成もわからないしどこいけばいいかもわからない!」となると思います。やむなしです。最初は幾つかロックされているかもしれませんが……(先述のとおり規定で複数アカウントを持てないためご容赦ください!)。

仮処理

 仮にメインクエストしか開けなかったとしましょう。1-1のエネミー情報は左に出ています。

 色は赤と灰色(無属性)です。つまり青で叩けば有利、緑で叩けば不利、他は等倍となります。1つは右上のおまかせ編成に身を任せる手です。

 めちゃくちゃ割り切ってこれだけしか訊いてきません。シンプルですね。ちなみに色は複数選択可です。今回の場合、青が有利なので青を選択して決定します。

 自動編成が行われるので、これで出撃します。

 操作慣れのために手動してもよいですが、メイン1-1程度ならオートで吹っ飛ぶので左上のOFF3項目を全てONにして放置して構いません。勝手に星3で勝っていると思います。星3クリア後はスキップが可能です。

 これが方法の1つです。


ちょっと凝りたい人のために

 特にせっかく10連マラソンしたから生かしたい、という気持ちもあるかと思います。戦闘に勝てば藝術家に経験値も入りますし。その場合、おまかせでは望んだ結果が得られない可能性があります。

 全部弄っていては面倒なので、まずは先述のとおり基本は「おまかせ」で編成します。次に、重点的に育てていきたい藝術家を編成に汲み入れることになります。

 ここからがガールズクリエイションの楽しく、面倒なところです!

 ガールズクリエイションにおいて「星3の藝術家ロダン」「星4の藝術家ロダン」といった「別個のキャラクター」は存在しません。あくまで存在するのは「藝術家ロダン」です。

 どういうことだ? と思う人は思いだしてください。このゲームではレアリティに囚われず技のセットが可能です。「ブグロー」「ミケランジェロ」「アルテ」でリセマラしたとしましょう。ぜひこの3人をいかしたいですよね。レベルは「星3藝術家ロダン」や「星4藝術家ロダン」ではなく「藝術家ロダン」のものがあがりますから、使ったレアリティ(スタイル)にかかわらずその藝術家がレベルアップで全体的に強くなります。せっかく10連マラソンしたので使わない手はありません。

 そこで、一度ホームに戻りましょう。「キャラクター」というボタンが存在するはずなので(既に作業したミュージアムの隣です)、それを選択します

 なに!? なんなの!? どうすればいいの!? と思ったことでしょう。大丈夫です、心配いりません。

 おそれることなく左側、つまり藝術家の方の項目である一番左上の「パレット」を選択してください。

 お望みの藝術家がでてくるかもしれませんし、でてこないかもしれません。パレットを押すと直近に編集した藝術家の情報が出てきます。お望みの子でない場合、名前の右側に変更がありますので、それを押します。

 今回はブグロー先生を整理したいのでブグローを選択します。元の画面に戻るわけですね。

 初心者の館長が触る場所は限られています。まず、左上のスタイルは触らなくてよいです。

 次に見るべきはスタイル/絶技の下の欄、イマージュです。イマージュは装備だと述べましたが、ここで装備するわけです。

 私は星5キャルトを選択しています(ちなみにこの子は初期実装星5なので工房で作っていればそのうち出ます。20204.3.24現在、レシピは赤橙緑青の順で、989/989/990/971(低低高低)です。先のwikiで確認できます)。

 初心者の段階であまり考える必要はないのですが、ポイントだけ考えてみます。

 ガールズクリエイションでは敵とすれ違うと轢き逃げアタック(通常攻撃)が発生すると述べました。逆に味方と味方がすれ違うと行動した方の味方がすれ違った子に「すれ違いバフ」を与えます。キャルトの場合、それが「攻撃」です。

 つまり、キャルトちゃんを装備したブグロー先生が味方とすれ違うと味方の攻撃が上がりゴリラ化が加速します。この「攻撃」のすれ違いバフは便利なので多用されます。キャルトちゃんの他には工房で作れる星5ならネイト、星4ならシュランがこのバフを持っています。

すれ違いバフ(と絶技)は同レアを重ねて凸るとレベルが上がります
同レアのうち自分を重ねるのが一番経験値が高いです
重ねるための餌も工房から湧いてきます
いなければ他の子でも全く問題ありません。とりあえず雑に星5つけるかあ! でいいです。
みてのとおり集中育成するとものによっては45%を超えるステータスバフがかかります
リソースが貴重だからといって死蔵するとステージ攻略が滞りたのしくなく、
またガンガン先に進んだ方が後々効率がよいです。
投資ということで合わなくても任意の星5、星4とともに歩んでよいでしょう

 さて、一度パレットに戻りましょう。まだ見ていない箇所があります。

 左枠一番上の「スタイル/絶技」の箇所です。一番左が自分のスタイルであること、触らなくてよいことは確認済です。ではその右はなんでしょう?

 「技法」と違って「絶技」はなんだか横に長いです。二つのアイコンが合体しているように見えます。

 これは、事実合体しているのです。こんがらがっていることでしょう。順を追って話します。

 藝術家が使える技法は3つです。左枠の3段目、技法に載っている3つのスキルを使えます。これは今の自分のスタイルにかかわらず、別スタイルのものでも持ってくることのできるものでした。

 そしてもう一つ、技法や轢き逃げとは別に藝術家/イマージュに使える技が「絶技」です。

 戦闘画面ですが、左下に藝術家、その右隣に小さなアイコンで装備しているイマージュが描かれています。そして、イマージュのダイヤ型の右下には0%の文字。これが100%になると藝術家はイマージュに交代します(たとえば戦闘画面に大きな青い玉がふたつ転がっているのが見えると思います。これ1つで50%たまるので2つとれば100%です。なお敵も奪ってきます。変身はしませんが)。この交代には1ターンを要する代わりに、自分を中心にした十字4マスに大ダメージを与えます。割と対ボスのダメージリソースになるくらいの威力をこの交代だけで出します。

 交代後は戦闘グラフィックもイマージュのものになりますし、ボイスも全てイマージュのものになります。完全に交代しているのです。しかし、技法は使えません。このときに使えるのが「絶技」です。

 無事次のターンに移行したイマージュにできるのは轢き逃げと「絶技」だけというわけです。この「絶技」を撃ったあとイマージュのターンは終了し、イマージュは藝術家に交代しゲージも0%に戻ります。これが「絶技」の流れです。

 私のブグローの場合の、実際の「絶技」の情報を見てみましょう。パレットの横に長い絶技のアイコンをクリックします。

 表示されたのは「美術教育のジョーカー」というひとつの技です。単体攻撃が主のブグロー先生ですが、範囲攻撃を行い、さらにドレインし、気炎という攻バフを獲得し、ステータスにもバフがかかる威力230%攻撃です。

 なぜ横に長いのか今ひとつわからないと思いますが、これは画面上部の構成要素の方をクリックするとわかります。

 横に長いのも無理はなく、ふたつの技が合体していたのです。
 「美術教育の門番」の威力180%、ドレイン、気炎付与に
 「運命切り拓くジョーカー」の幸運バフと威力補正+50%と範囲が乗る
 これで上記の「美術教育のジョーカー」ができあがります。

 「技法」はスタイルにかかわらず自由に入れ換えられると述べましたが、この「美術教育の門番」だけはスタイル固定で変更できません。つまり、属性以外で一番スタイルの色が濃くでるところです。

 たとえばブグローの別のスタイルだと「美術教育の門番」に代わるものが
 「花蜜に耽る蝶々」威力150%、ドレイン、攻バフのため
 「花蜜に耽るジョーカー」威力200%、ドレイン、攻バフ、幸運バフとなるわけです。

 ただ、見ての通りブグロー先生の場合威力量やバフが異なるだけで基本的には殴ってドレインしてバフる絶技、ということで星3~星5まで変わりません。そのため、スタイルに応じてイマージュをかえることは推奨せず、編成画面でスタイルだけ変えて他の情報は全部同じにしておくことを推奨するのです。育成資源も有限のリソースのため、なるべく集中したいという思いもあります。

 さて、「スタイル/絶技」「イマージュ」「技法」を見て来ました。
 残るはアクセサリです。これは基本初心者の段階で気にしなくてよいです。
 「専用装備」だけは後に語りますが、ここは空白全無視で構いません。

 お疲れ様でした、これでブグロー先生の完成です! 属性に応じて左上のスタイルを変えるだけで他は一切変えず、基本このセットでどこにでも殴りにいくわけです。

 パレットに「保存する」ボタンはありません。大丈夫かと不安になるかと思いますがそのまま残るガチャで引いた星5の2人のパレットを編集してしまいましょう。

 「技法」どうしよう! 「イマージュ」どうしよう! という疑問はもっともです。ここではブグロー先生の話しかしていません。

 「技法」は1つを熱情設定なし~必要熱情105くらいのものにしておき、2つ目を~115程度、3つ目を~130程度などと見ていくと最初はよいです。

 ブグロー先生なら肉感スラッシュが初手に振れる技法でよいでしょう。必要熱情は105です。ブグロー先生の初期熱情が何も弄らず100としても、熱情は何をやってもあがると言っても過言ではないので、味方とすれ違ったり敵に轢き逃げアタックするとだいたい105くらいには届き、肉感スラッシュが撃てます。敵撃破で更に熱情がたまり、スキル2も撃てるようになるわけです。

 逆にラファエロは4歩の遠距離アタッカーです。熱情を移動で稼げるかは微妙です。耐久も高くないのであまり突出したくありません。重めの熱情技だけを握らせておくと1ターン目に何もできないおそれがあります。

 そこで熱情の情報がない颯爽ブラッシュを1つめの技法にします。4歩しか歩けなくともこれだけの範囲があれば誰かしらは撃てます。障害物の柱を破壊しても熱情はたまるので、敵がいなければ柱を撃っても構いません。そうやって熱情をためてスキル2のイノセンスアローを撃てるようにします。

 中級者くらいになると初期熱情105くらいは稼げるようになるので、いきなりイノセンスアローからスタートして颯爽ブラッシュはつかわない、ということもありえますが初心者は基本そこまで考えなくともよいでしょう。シミュレーションゲームでこの範囲の高火力を1ターン目に撃てる、しかも障害物や穴で近接が近づけない位置にも撃ち込めるというラファエロのヤバさがわかるかと思います。

 技法についてはこんな感じです。

 イマージュはステータス補正があるのでできれば星5の子をつけたいですが、たぶんそんな潤沢なリソースはないと思います。少しくらいガチャを回していいと思いますが、それでも星4しか使えないというのは考えられることです。シュラン、きのえ、さつきなどを特に相性など考えず入れてしまってよいでしょう。しばらく星4イマージュのお世話になるはずです。

 イマージュ用の経験値素材、イマージュの書を星4に使うのは少し躊躇するかもしれませんが、最終的にこんな感じで1からカンストさせても余裕ができるので、書の必要量も多くない低レベル帯を星4で乗り切ることは早々においしいクエストをスキップできるようになるという意味でも推奨したいところです。

 お疲れ様でした。このパレットに一つ一つ気に入ったものを乗せていってお気に入りの子を最強にするのが段々気持ち良い作業になっていきますが、最初はなんのことやら戸惑われるかと思います。フィーリングでいいです。なんか火力あるっぽいし熱情もそんなだしつけとこ、くらいで大丈夫です。このイマージュかわいいし、とかでも!

 パレットの編集が終わったら画面右上の建物のようなマークを押すとホームに戻ります。次は「編成」を選択しましょう。さきほど「おまかせ」したものです。

 編成を押すと1-1の赤編成にあった青編成が選ばれてはいますが私たちの作ったパレットのブグロー先生はないようです。

 任意の一人(あまり悩まないでよいです。リセマラで引いてない子をリセマラで引いた子に入れ換える、くらいの気分で)をブグロー先生と入れ換えます。ここでは真ん中の金髪の子、ドナテッロちゃんをクリックしましょう。

 ドナテッロちゃんのパレットが呼び出されます。しかし、そもそも今回はドナテッロちゃんを使いませんので、左枠の名前欄ドナテッロの左、「変更」をクリックします。

 一覧が出てくるので青のブグロー先生を選んで確定します。1-1の敵は赤なので、複数あるブグロー先生のスタイルのうち青を選ぶわけです。最高レアだから青を選んでいるわけではありません。もし敵が青なら、星4の緑色のブグロー先生を選びます。

 概ね先程作ったブグロー先生のパレットが呼び出されました。ちなみに、左枠のアクセサリの欄が二つ壊れているのがおわかりでしょうか。パレットではここにふたつの装備が入っていたのですが、見ての通りそれは他の誰かが装備中としています。

 これはおまかせ編成を行ったため、強力なブグローの装備をおまかせ編成が横取りしているわけです。真ん中のアクセサリはブグローの専用装備のため強力ですが奪い去れませんでした(あくまでおまかせ編成を用いた「この編成」において既に他の子が装備を使っているためパレットから呼び出したブグローの装備が外れている、つまり問題は「この編成」のみで他に波及しません。たとえば今回の編成の他にも赤用、緑用などと編成をセットできますがその編成には波及しませんし、パレットにも勿論波及しません。おまかせした後にパレットから呼び出したので、このおまかせ編成上ではパレットを完全には引き出せなかった、というわけです。おまかせするとパレットが壊れる、などということはないのでご安心ください)。

 今回は初心者向けのnoteなので基本的に誰もアクセサリは装備していないと思います。ですが、おまかせ編成を使うとこういった事故が発生しうることは注意しておいてください。

 なので、慣れてきたらみんなのパレットを作っておいて、おまかせせずに呼び出すのが安心と思います。ただ、パレット作りは最初が面倒なので引き直しした3人以外はおまかせでいいと思います。奪い合いになるのはアクセサリとイマージュだけで技法は絶対パレットから変わりませんので、初心者の場合イマージュがちゃんと自分の最強に適切についているかだけ注意しましょう。

 ――ちなみに、考えが別れるところですが。

 相性不利でもない限り(あるいは最初は相性不利でも)引き直しで揃えた3人はめちゃ強いと思います。「属性染め」に拘らず、最強組のレベリングと思って有利属性を持っていなくても等倍属性で編成に入れるのはアリです(たとえば赤の敵相手に最強の赤や白や紫を持ってくるのはアリです。緑は不利なのでちょっと考えた方がいいかもしれません)。

 最後に、「相克」の考えを。

 ガークリをやっていると上のような混色編成を目にします。BOSSが赤、その隣の雑魚は無属性、雑魚が赤と白の混色です。

 赤に対し青が有利、白に対しては紫が相克なのでこちらは青と紫の有利/相克で挑むべきでしょうか?

 2024.3.24現在、こういった状況については相克を避けるべきだと考えています。つまり、青単で赤に有利、それ以外に等倍で挑んだ方が安全です。

 というのも、現状のガークリは敵のHPをガリガリ減らすことはわりとできるのですが、逆にこっちのHPを相克(互いに弱点)で大きく削られると取り返すのが難しい形になっています。

 先に挙げたミケランジェロのピエタ、置くだけで全員にリジェネがつく像もあくまでこちら有利で殴ってきた相手の低減攻撃程度ならある程度取り戻せるといった具合です。相克の大ダメージを食らって取り返すのは難しいです。

 なので、敵が白単や紫単、白紫混成の場合は赤緑青の3色や白単や紫単なら同色も検討して出撃するのが被ダメ等倍となり安心かと思います。よほど固さや回復に自信がある場合はもちろん速攻ができますので相克でぶちのめしてよいのですが、初心者の場合死闘になりがちなのでしばらくは避けておくとよいです。

 敵が赤緑の場合はこちらは赤単、敵が赤青の場合はこちらは青単、のように弱点を絶対に突かれずこっちは場合によっては弱点を突ける、程度の編成にしておくのが事故防止のため安全です。もちろん、最強組が白や紫にいるならこういった三色混成相手に出張させるのもありです。白紫と三色は等倍なので。

 ――と、ここまでが一回目のバトルまでの話です。

 準備するまではたいへんで、準備してしまえばあとはどうということはないです。戦闘の勘を掴むために手動してもよいでしょうし、オートでどれほど蹂躙できるのか、あるいは機械的な動きの例から勉強してみるのもありでしょう。

つまり初心者はどこで戦うかという話に戻る

 編成からバトルまでの流れはわかった、だがつまりどこを回ればよいのか?

 この疑問が当然あるはずです。クエスト画面での当惑は解決されていません。

 クエストで消費できる財貨は基本的に2種です。APとBPです。

 チャレンジクエストとメインクエストでAPを、
 ウィークリークエストでBPを消費します。

 ここに、イベントが割り込んできます。何らかのイベントは常時発生していると思ってよいです。

 イベントは、「AP消費型」「BP消費型」「巻物消費型」の3種です。

 巻物消費がピンとこないと思いますが、AP・BPを消費すると一定量の巻物が手に入るのでそれを財貨として進行するイベントがあります。今上の画面にあがっている「知よ芸術よ我らの意思よ」もその類のイベントです。

 そこで、イベントが発生していることを前提にイベントのタイプによって当面的な動きを決めてしまいましょう。

イベント「AP消費型」のとき

 APはイベントの星3クリアできるところまでに費やし、そこをスキップするようにします。スキップにはスキップチケットなどは不要です。チャレンジクエスト・メインクエストはいったん置いておきます(解放条件がありましたらそこまではメインと格闘ください)。

 BPはウィークリークエストに全て費やします。どう回るのか? じつは悩む余地は全くありません。

 ウィークリークエストは、「そのアカウントの初回クリア報酬」石とは別に「そのアカウントのその週の初回クリア報酬」石が貰えます。つまり、ウィークリークエストの全クエストは毎週石が復活します。やるべきことはもうおわかりのはずです。クリアできるものを毎週全部クリアするのです。ちなみにスキップで構いません。見えるでしょうか、画像右下にわざわざ「一括スキップ」のボタンがあります。もちろん、これは一週間分のクエスト全てをスキップするというボタンではありません。それだと一瞬で物凄い量のBP回復薬が飲まれます。そうではなくて、この一括スキップボタンは上の画像だと上級~初級の東方画系強化素材クエストの1+2+3、つまりBP6を選択的にスキップできるというシステムです。

 一括スキップを押すと以下のような画面が出てきます。

 左の3クエストがスキップしようとしているクエストです。チェックを外すとそのクエストはスキップしません。たとえばBPが5しか今ないなら、消費BP1の初級を外せばよいわけです。

 そして、右上側にあるのが編成です。ガールズクリエイションではスキップするとスキップした編成に経験値が入ります。イベ特効がある場合も、イベ特効を入れたPTでスキップすると特効が有効化されドロップが増えます。

 なので、ウィークリーを一括で飛ばしていくときは普段の編成とは別に育成編成を作っておいて、その編成でスキップすると育てたいメンバーを集中的に育成できるでしょう。

 もちろん、クリアせねばスキップはできませんので、最初は親の敵のように初級を潰しまくるとよいです。次週からはサクサクスキップです。

 上級までクリアできれば、毎週BP回復薬に頼ることなく多少最大値のBP12から溢れさせるような日があっても毎週全報酬を取りきることができ、むしろ週末は足りない素材を蒐集できるでしょう。

 ウィークリークエストで足りない素材を集めるとき、自分にとって何が足りない素材なのかわからないことがままあるでしょう。やむないことです。

 初心者が注目すべきは二つです。

 左の大項目、「信愛」と「素材」です。上の画像では、「素材」→「東方画系」を開いた結果なわけです。たとえば藝術家セキエンの「技法:拭きぼかし」を強化しようとした場合「膠」と「略画早指南・壱」が必要です。これはメインクエストなどでもドロップするのですが、素材ドロップ効率は基本的に特化した素材クエストがおいしいです。つまり、「技法:拭きぼかし」を育てたい場合、「膠」は東方画系のウィークリーを、「略画早指南・壱」はその名のとおり「略画早指南」系のウィークリーを回ります。

「ホーム」→「キャラクター」→「強化」から技法強化に入れます
「技法」のタブを開いて拭きぼかしの「技法強化」をクリックします
他キャラクターの技法等を強化したい場合は、左下の名前欄「セキエン」の右隣、
「変更」を押します
必要アイテムのアイコンをクリックすると、
ドロップするクエストを一覧化できます
ものすごい量の該当クエストがでてきます。
レアリティ1の膠ならウィークリー以外でも割と落ちるのですが
APはイベに費やした方がよいこともあり……

 上のとおり素材からジャンプしようにも該当するクエストが多すぎるので、ジャンプするより「膠か→東方画かな→東方画いくか」という判断でいったほうがよいです(にかわが東方のものかどうかはともかく)。

 東方画・西洋画は割と雰囲気でわかるのですが彫刻と石膏は悩むかもしれません。ただ、どちらか開けばあるので……!!(ガールズクリエイションは真剣に頑張っているしUIもどんどん改善しているのですが不器用なんです……!)

 高レベルな育成には「結晶」も必要なのですが、初心者の段階ではあまり使わないはずですし、ウィークリーは基本全て回るので必要になる頃にはある程度拾えていると思います。なのでこれは忘れてよいです。

 つまり、「AP消費型イベント」のときの動きは以下になります。

・APはイベントに注ぐ
・BPはウィークリー全クリして石をもらう
(週末余裕があれば育てたい子の足りない素材を集める)

「BP消費型イベントの場合」

 これがかなり難しいです。BPの使い道については迷う余地はありません。ウィークリーもイベントも両方やります。具体的にはウィークリーの報酬石は全部とり、イベントの必要な報酬(後述)もとっていきます。BPは足りないのでここでBP回復薬を飲みます。

 なのでBPは難しくありません。薬飲んで回るだけです。基本もスキップです。

 問題はAPです。チャレンジクエストやメインクエストで未クリアでクリアできそうならもちろんそこを埋めていきます。しかし「勝てない」ため八方塞がりになる場合も考えられます。

 このとき、APをメインクエストで落ちる素材に回そうにもドロップ率があまりおいしいわけではないので、チャレンジクエストで装備を拾っていくのがよいと思います。低レア装備しか落ちないのですが、高レア装備というものがそもそも入手手段が限られすぎているので(専用装備など、後述します)、それでもステータスがある程度補強できるので回ります。

 エレメントの話はしないと申し上げましたが、なんだかんだ物理エレメントの攻撃が多いので物理耐性10がついている☆1アクセサリが落ちる「挑戦1」と物理耐性20がついている☆2アクセサリが落ちる「挑戦3」など、あるいは防御が上がるネックレス系を集める……など漠然とAPを使うことになるかと思います。

 ☆1などの軽い素材を集めたいならば、チャレンジクエストではなくメインクエストを回るのもアリです。その場合、技法強化の箇所で解説さしあげたとおり、ズラッと落ちるクエストが並ぶので軽い素材ならある程度手に入ると思うので雑に飛んで雑にスキップでよいと思います。

【中級者~向け】
ある程度進めるとだぶついたアクセサリが邪魔に感じるようになります。そうなってしまうとチャレンジに通うのはめんどくさいので、メインを周回しましょう。時折「蒐集系」というミニイベント、「この種類のアイテム集めると報酬がありますよ」といった類が来るので特にそれが落ちるメインクエストをターゲットにするとよいでしょう。なおこの「蒐集系」はドロップだけでなく「下位素材を上位素材に交換」した場合も「蒐集した」とカウントされるため、慣れてきた館長はショップでの下位→上位素材交換だけで蒐集系の最上位報酬まで一瞬で終わります。許されるのか……? わかりません。


巻物型イベントについて

 これはAP・BPを消費することで手に入る巻物でイベントクエストを進めていく類です。BATTLEの数が多くどんどん高難易度化していきますが、プレイスタイルにあわせて無理はしないことです。たとえばあくまでサブゲーでやりたい場合、裏で回しておけるオートで☆3いけるところまでやって、あとはスキップ、という判断も全然アリだと思います。STORYはかなり簡単、早い段階で全部読めてそれ以降はチャレンジなので無理はしないでくださいね! 巻物ではありませんが常設のチャレンジクエストも「挑戦90」まであります。そのうち雑にオートでぶっ飛ばせるようになるので勝てなくてもべつにいいやで雑に流すのがよいです! それで読めないものもないので! 強くなりたくなってきたら知の道を歩むかあるいは私とともにゴリラの道を歩みましょう!

 これで、ガールズクリエイションをはじめてみたとき「今やっているのがどのイベントなのか」を認識し、ある程度の動きができるようになります。

付録:イベント交換

 ガールズクリエイションは本当に、本当に不器用なのですが(それでも強い作り込みに対する愛を感じて、僕は大好きです)サービス開始当時からは考えられないくらい一歩一歩改善に努めています。

 イベントによっては報酬の取りやすさ、箱の開けやすさなど様々な点が改善を試みられており(本当に色々試行錯誤されるので転ぶこともありますが、真摯にやっていらっしゃると思います。大好きなゲームなのでひいき目かもしれません……!)「これ!」という決定版はないのですが、たとえば今回のイベントのアイテムを例に優先度を語らせていただきます。

【最優先】
・ミラージュゴールド
・ミラージュシルバー
------------------------------------
ミラージュシルバーは専用装備用の交換アイテムで、ミラージュシルバー10個で専用装備1個と交換できます。
今回のイベントではミラージュシルバーが2個配られており、ぜひ獲得すべきです。ミラージュシルバーだけは落としてはならない!
そして、ミラージュゴールドなのですがこれは現在用途不明です。ミラージュシルバーより高価で専用装備が最高レアではないことを考えると、何らかの理由で後々枯渇に喘ぐことは間違いないのでこれもとっておきましょう

【優先】
・藝晶石(いわゆる無償ガチャ石)
・ガチャチケ
-----------------------------------
やっぱり回すと気持ち良いですからね、ガチャ!
戦力も拡充されますし、とっておいて損はないです!
ここまでとれば最低限のことはしています、胸張っていいですよ!
そしてここまでとるのはめっちゃ簡単なのであとはボーナスタイムです!

~ボーナスタイム~

【任意・各種素材】
わかります、任意が一番難しいですよね! お好みでってしらないですよ! ってなると思います!
なによりも「交流」や「寝室」を楽しみたいのであれば、足りていない信愛アイテム(食べ物)を交換しましょう!
そして、今熱を入れている子の強化素材でカツカツなものがあればそれも集めましょう!  私のように専用装備の育成で銀貨を食われすぎている人は銀貨の誘惑にも勝てないかもしれません……(あまりよくないかも)いずれにせよ、【ボーナスタイム】だと思ってできるところまででいいんだの気持ちで回りましょう! どうせウィークリーは毎週石報酬つきで全部回るのですから! 全素材着々と増えてる中のボーナスタイムですこれは!

【わかんないです!】
・命鏡
これの優先度をどうしたものかわかりません! ごめんなさい!
命鏡は微々たる強化に使えるのでちりつもなのですが
割と莫大な量の交換用アイテムを要求されるので
喫緊の戦力を跳ね上げさせる素材より優先するか微妙です。
ただ、藝術家がもし仕上がってしまったならば、
超長期的にみて命鏡で強化するちりつもが数少ない
着実な強化手段になるかもしれず、また他の使い道もでるかもしれず、
申し訳ないです、こうすべきとはなかなか言いにくいです!
僕は怖いのでとってますが使ってもいません!

付録2:序盤のメインクエストボスに勝てない!

 育成が整っていない2章あたりのメインクエストボスはやや歯ごたえがあります。スポイラーになるためあまり詳しいことは述べませんが、一般論として大ボスは予告のマスが全て出そろってから出現します。そしてそのターンは決まっています。かつ、ボスは出現したターン行動しません。つまり、ボスの出現前に一斉にイマージュと交代して出現した瞬間に集中砲火するというテクニックが存在します。活用してみてくださいね!


育成どうしたらいいですか!

藝術家編

 日々のスキップでレベルはみんなカンストします。カンストしたレベル上限はガチャ被りでの突破で行うものですが、レベル50少々あればだいたいのことはできるので無理なガチャはしなくてよいです。
 食べ物で親愛度を上げることもできますが、こちらもめざましく強くなるわけではありません。むしろ交流でレベルがあがるたび距離が近づいてボイスをもらえるのでそれ目的と思って仲良くしましょう。10まであげると寝室があります。通常、寝室は☆4~☆5スタイルに付属しているのですが、この交流による寝室はスタイルではなく藝術家自身に紐付いているため、たとえ初期配布の☆3スタイルしか持っていなくても理論上は見る事ができます。そこまで上げる前に☆4などがくるのが普通ではありますが、引き直しで狙わなかったものの好きになってしまった!! といった地獄のパターンだともしかしたらあり得るかもしれません。

限界突破は強化から、交流での食べ物送りは交流から

 藝術家のみに着目しイマージュを考えないならやはり鍛えるべきは「技法」です。あげるとしっかり応えてくれます。レベル5くらいまでなら「今使ってるしなあ」で気軽に上げていいと思います。将来使わなくなってもそんなに痛手にはなりません。

 もうひとつはやはり専用装備です。先述のミラージュシルバーで交換できる専用装備は強力無比です。

ホーム→ショップ→交換所→専用アクセサリで辿り着けます

 最初のミラージュシルバー10個を集めるのにちょっとかかりますが、それで誰の専用装備を交換するかというと、もちろん大好きな子ができればその子に送るのが一番ですが、そこで迷うのであればアルテちゃんに渡してしまいましょう。彼女の歩数が5歩→6歩になります。これは極めて強力です。次の10個も歩数があがるセザンヌさんにするとよいでしょう。

 私は彼女達の他に主砲として使っているブグロー先生の専用装備(物理エレメントの攻撃アップ、物理エレメント軽減)、ゴッホちゃんの専用装備(同)、ミケランジェロの専用装備(与ダメ上昇、攻撃アップ、雷軽減)を持っており、十数枚ミラージュシルバーを溜め込んでいます。

 この子使ってて気持ち良い! となる子はきっといるので、相性がよいと思う子が見つかったならば、積極的に専用装備で底上げしてよいと思います。専用装備のレベリングで銀貨が物凄い勢いで飲まれますが、それだけの価値がある力を専用装備は返してくれます。

 専用装備が特に物凄いことになる(アルテちゃん)例もありますが、やはりレアリティ☆4だけあって専用装備は強いので相対的にどうかと悩むものでも、あまりにも頻用する藝術家がいるなら渡して損はないと思います。ただ、ある程度行き渡ったと思ったら10枚程度の余力はとっておくとよいでしょう。新規藝術家の追加もありますので、その際専用装備が強いとすぐに反応できないおそれがあります。

イマージュ編

 とにかく書をドカ食いさせます。装備時の藝術家へのステータス補正11%が4倍以上になったりします。攻撃補正11%と46%ではあまりに違いますからね。藝術家を強くする一番手っ取り早い方法はイマージュに本を叩き込むことです。☆5レベル80イマージュは巻物系イベの高難度のような類を除けば何も考えずオートで蹂躙してくれる信頼感があります。

 ただ、一人で戦うゲームではないので特に書が足りない序盤イマージュ一人に書をドカ食いさせるのは怖いかもしれません。個人的にはエースアタッカーにレベル20分くらいのアドバンテージをつけてその後方はとんとん、あるいはエースとサブに費やしてその分少し他の子を落とす、などでもよいかもしれません。

 このゲームの戦闘は毎ターンマップの最後尾のマスが崩落し、奥に新しくマスが生まれる形となり、陣取って迎え撃つことが難しく、皆ある程度前進することになります(ある程度最初に湧いた敵を掃除し終えた終盤なら盤面の手前~中頃までは安全地帯になるので、崩落一歩手前くらいまで下がるという手で緊急避難することはできます。ただ、大ボスは縦横無尽に動くためそのギリギリまで追いかけてくることもあります。そこでわざと手前で大ボスを釣って移動不可を付与してマップの崩落で始末する極悪戦法が存在しました。HPが1億あろうが100兆あろうがマップの崩落に巻き込まれれば即死です。大ボスすら例外ではありません。藝術において走り続けられない者は生き残れません。藝術空間は非情。なので大ボスは移動不可への耐性を持つことがままありますが、これがない大ボスは引っ張られたり突き飛ばされたり散々遊ばれた挙げ句震える足場で移動不可を付与され奈落に落とされます。非情。)。そのため盤面の手前~奥にある程度散発的に敵が敷き詰められていることが多い序盤~中盤は被弾リスクが皆にあり、極端に弱い子がいると落とされて星3の生存条件(スキップ可能条件)を壊しかねません。

 パーティーの組み方にもよるので難しいところ――ですが! 最終的にスタメンのイマージュのレベルは80になります! 新しい子どんどん迎えて書が足りない! となることはあってもまず80が揃えられないという時代はわりとすいすい卒業できるので慎重に配分するというよりまあ多少遅れてもいいかのどんぶり勘定でいくのが気が楽かなと思います。

イマージュもこの画面の右の「強化」から強化画面に入ります

 もうひとつ、ポテンシャルの育成がありますがこれは牛歩でいいです。なんならメインクエストを全部クリアするまで無視しても大丈夫です。どうしてもパワーが欲しいなら、主力で使っている☆5の子に攻撃アップ大~中などをつけてみるのはアリかもしれません。工房産無ポテの子なら伸びます。

 ポテンシャルのレベルまであげたいなら、適当にでもいいので4つ埋めましょう。枠3つ以下で継承に成功すると経験値は入らなかったはずです。つまり、入れて捨てて入れて捨ててしていると経験値が無駄になる……と思います。たしか! どうせあとで捨てるしなあと思いつつ上のような雑な形に埋めてもよいと思います。中級者以上からすると上のような埋まり方は攻撃大すらつけておらず中という悲惨なポテンシャル状況ですが、初心者なら攻撃小攻撃中防御中……などとつけていっても多少の力にはなります。ただ、個人的にはそれでとにかくスタートダッシュ頑張るよりも気楽に進めてみんな80になったし主力も固まってきたし、そろそろポテンシャル埋めるかーくらいの気分で動いていいと思います。工房産の☆5イマージュでガチャ限イマージュの凸を行う地獄行もありますが、それももっともっと後になって考えればよいです。とにかく、まずは主力のレベル80! これです!


工房編強調

 最初の方で工房の動きについて述べましたが、最初はアルテゴッホなどの組み合わせでALL100をぶん回しまくって闇鍋から新規美術品を生み出しまくり、もってミュージアムの感情資源の収益をあげるのがよいです。

 ALL100だと資源が余りだしたなと思ったら、テーブル固定で生産します。先にも挙げましたが、以下のwikiの工房ページでテーブルについては当面的な検証がなされています。

 ミュージアムに閉まっている部屋があるのは気持ち悪いので、まずは全
OPENを目指して以下を全て開放する狙いで工房を回していきましょう。

No.1 サモトラケのニケ
No.4 阿弥陀如来坐像
No.6 ダヴィデ像
No.15 ディオニュソスの秘儀
No.21 四季《春》
No.31 河童
No.37 星月夜

 昔は運を天に任せるほかありませんでしたが、今はある程度テーブルの検証も整いました。先人の労苦はありがたいものです。もっとも設定が今後変わらない保証はありませんが、着々と狙っていくとよいでしょう。だいたい一週間くらい回し続けて狙いのがでるといいなーくらいの気分でやるとよいです。

 全OPENが終わったら、まだ出ていない美術品を埋める手もありますし(部屋のOPENに関わらない美術品が多々あります)、☆5イマージュを狙い撃ちする道もあります。美術品狙いなら感情資源の総量が526になるように高と低の配分をつくり(例はwikiにありますのでその数値をそのまま用いてよいです)、イマージュ狙いなら総量3939になるよう配分を作りましょう。未所持なら、キャルトとネイトはすれちがいバフが攻撃であることもあり、オススメしたいです。特に絶技の使い勝手がかなり違うので両方いるとよいと思います。

(2024.3.30追記)
工房が過去の制作を記憶するようになりました。
つまり「アルテ・ゴッホ」「225/100/100/101」で制作した場合、
次の制作ではこの情報が埋まったままとなり、
開始するだけで同じレシピで即製造できます。もうポチポチはいりません。
狙いが出るまで同じレシピを回し続けることになるので、
メチャクチャプレイ環境が改善されました!!

どのガチャを回すべきか

 初回10連半額のガチャは欲しい欲しくないにかかわらず回しておいた方がおいしいと思います。PUの子がくればもちろん嬉しいですし、単純に半額10連で藝術家の重ねなどが進むこともおいしいからです。交換所やログボでもらえる専用チケット10連はもちろん、初回半額10連までは回してよいとの考えです。

 それを前提に、どのようにガチャを回していくかですがまず推しの藝術家がいる場合、性能にかかわらず引いた方がいいです。なぜならガークリの交流は時間や関係の進展を感じさせる作りになっているからです。ああ今こんな仲なんだな、となれる感慨深さはたまらないものがあります。性能とかどうでもいいので引きましょう。僕はブグロー先生の性能は現時点でほぼ完成していて不満点は全くないのですが、ブグロー先生だからという理由で性能が出ていない今の時点で引くことを決めています。

 また、ガークリはスケジュールを事前に公開するので計画的に貯石することができます。僕は3月にブグロー先生、4月にレンブラント・レイニーが来るとわかっていたので貯石しました。そして「知よ芸術よ我らの意思よ」の新規イマージュがレンブラントの助手とイベ告知で知って耐えられず回しました。僕はバカです。いずれにせよ、推しのためにスケジュール管理ができるので、しっかり耐えていきましょう。我慢できずに回してしまったあなたのことを僕は責めません。魅力的でしたもんね……

 イマージュは現在のところ同キャラ別衣装のようなものが出ていないので、歩数に影響を及ぼすというヤバすぎる性能を持った「クラン」や(僕は喚きながら耐えました)、レンブラント・レイニーの助手という立場でレンブラント推しの僕を引かざるを得ない状況に追い込んだ「テュルプ」(テュルプ本人も本当に魅力的でしたし、当然交流にはレンブラントもでてきて、その話がまた本当に素晴らしかったです、それだけで記事をひとつ作りたいくらいに!)など、耐えがたい誘惑に満ちていますが、耐えられるならばなんとか耐えましょう。キャルトちゃんは強い。キャルトちゃんでいけると唱えるのです。まあ魅力に負けたらどうしようもないのですが……!

 さて、イマージュで性能面に少しだけ触れましたね。私はとにかく好きな子まわりの話を読みたいオタクなので耐えたのですが、「歩数」というバトルの根幹要素に影響を与える「クラン」のような圧倒的なイマージュはさすがに引いて損するということはないです。覚悟を決める価値があります。

 特に、歩数4の藝術家はそれだけで苦しみを背負っているのでそこが軽減されるということはイマージュを引くことで藝術家の運用がぐっと変わるということにもなるので、推しの藝術家が歩数4で運用に四苦八苦しているなどの理由なら歩数に関わるイマージュはぜひ持っておいて損はないでしょう。

 こういった環境に影響を与えうるイマージュについては、ひいては藝術家の運用にも関わってくるのでありだ! と判断して突っ込むのは賢明だと思います。

 藝術家に関して性能で見るならば、拡張的であるかどうかです。ガールズクリエイションの技法は付け替え可能です。つまり、技法がたいしたことない、使わないと思ったなら技法面ではあまり魅力は見えません。ただし、絶技に技法のクールタイム減少などの見逃せない効果を持った子がいたりするので技法だけ見ず絶技にも着目してみてください。ただし、絶技は先述のとおり技法と違って付け替えが出来ずそのスタイル限定ですのでそこを勘案の上判断することになります。

 私がブグロー先生を何としても引くと言いつつ性能面では完成していると述べているのは、彼女が突撃して攻自バフをかけながらカンストダメージ、バフのかかったドレインで自己回復とあまりにも初期のスタイルが強すぎるためです。この技法セットを押しのけるものがきたら想定を超えられて私は欣喜雀躍してしまうでしょう。ただでさえ強い推しが更に強くて嬉しくないことなんてないですからね!!!!

 また、潜性ポテンシャルも見逃せません。藝術家には工房でポテンシャル持ちイマージュを作るという大事な仕事があります。紫アルテの攻撃デバフのようなぜひともほしい潜性ポテンシャルを持っているならポテンシャル目当てで引くというのも一手なわけです。短期的というよりは中長期的な投資になります。このあたりは技法も含め周囲の反応も参考にしつつ決めていくとよいでしょう。

 ちなみに、無償石ステップアップガチャはオススメしませんが有償石ステップアップガチャは万札いらずで天井、PUキャラ確定なので私がやっている他ソシャゲよりはかなり安価な設定で、ここに頼るのもありでしょう。このときのための積み立てとして、サンソヴィーノ嬢がちょくちょく勧めてくるピカピカセールをちまちま買っておくのも将来のためにありかもしれません。ついてくるおまけでの美術大全ガチャは星5排出率50%とはいえ闇鍋なのでおまけの方は集めて嬉しいかというとなんともなところではありますが……!


無償石割ってショップで買うものある?

 推奨したいものはあります。マンスリーのAP/BP回復薬です。

 片方だけで10連以上回せるのですが、これでだいぶ余裕をもってイベントやウィークリーを処理できます。回復薬の余裕は心の余裕なので大量にこれがあるだけでまあガブ飲みすればなんとかなるし、といつでも気楽でいられます。

 もちろん、節制してイベント報酬の必要量を見極めればこれなしでもやっていくことはできると思います。うまくやりくりして石を貯めている方も多いはずです。これはある程度プレイしてみて俺に要る! となったときに検討してみてください。個人的には毎月石がゴリッと減りながら資源の余裕ががっつり増えるのは背徳的な気持ちよさがあります。レンブラントと新規藝術家が4月くるのに石どうするんでしょうね記念! ピカピカセール!


キャラ凸っている?

 狙うものではないと思っています。初期熱情の余裕や技法の上限など凸ることで楽になる部分はありますが、キャラ性能が何か物凄く変わったりとかそういうことはあまりない印象です。特にイマージュは工房産の星5で凸ることが理論上は可能なため深追いしなくてよいと思います。藝術家も凸るよりは無凸の欲しい子を着実に入手する方がおいしいのではないかと思うのです。技法は付け替え可能ですし、潜性ポテンシャルもありますし、バリエーション豊かなのはよいことです。これは性能の話ですが、私としてはお話がとても気に入っているのでそれ目的という意味でも種類を集めたい気持ちです。ただ何らかの強き運命を感じたとき、凸に足を踏み入れる戦士となるのも私は畏敬の念をもって見送るものです。


月額パスは必要?

 課金すると決めたならやるのがお得です。ただパスが買い切りではないので、きちんとサブスク等管理しきれる人でないと惰性で払い続けるおそれはあります。

2024.4.3追記
月額パスは自動で引き落としなのですが、
DMMのポイント払いにしておくと
ポイントが払えない段階でパスが解約されます。
私は必要な都度ポイントをチャージするタイプなので、
似たような人の場合、
月額パスが不要になれば翌月支払不可→自動解除になるため
さほど管理上のリスクはないかもしれません。

銀貨ショップで素材を買ってもよい?

 初期はよいと思います。技法をここで一気に育てて難所を乗り切る、アリです! ただ専用装備で湯水のように銀貨を使うので、初心者を卒業する頃には自然と使わなくなっていくでしょう。だからこそ、初心者時期の快適な育成のために銀貨ショップでお買い物というのはアリだと思います。


面白い?

 面白いです!!!!!!! 本当に不器用なゲームで何がどうなってるんだよ! ってUIと格闘したり柱や行き止まりに弱すぎるオートが迫り来る床の崩落に飲まれたり課金圧が弱くておれはどこで課金すれば……集金できているだろうか……と心配になったりたまによくわからないことをして館長を混乱の渦に叩き込んだりしますが、アンケートも頻回に行いサービス開始時とは別ゲーじゃないかと思うほど総合的にはゲーム部分への改善がなされており、また今後の改善にも意欲的です。

 そしてなにより、私はゲームにおいて世界やそこに生きる人々のありありとした魅力を何より重要視しています。そこにおいては、そこにおいてだけは、最初期は盛大に転倒したと思っているガールズクリエイションは最初から真剣に貫いていてブレていないと思っています。本noteではストーリーに関するネタバレはしないのですが、少なくとも私はそう思っているという気持ちだけは、冒頭に置いた他のダイマnoteを読んでいただければ伝わるかと思います。

 本当に素晴らしい世界を作っているんですよ、そしてそこに生きている人、その一人一人がどうしようもなく魅力的なんですよ。たのむ、たのむガールズクリエイションをやってくれ!!!!

 DMMのアカウント開設なら以下からだ!

 もうアカウントあってログインしてるなら以下を開けばそのままガールズクリエイションが始まる!

 爆発的に流行していなくたって僕はガールズクリエイションが大好きだけどそれはそれとして色んなところでガークリの話がされているのを見たいーっ!!!!!!

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