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ハッカソン(MUDA1グランプリ)に参加して


ハッカソンに参加してわたしは思った

2023年12月9日9:00-18:00に
初めてハッカソンというものに参加しました。
結論から言うと、楽しいイベントでした。

ハッカソンというのは
マラソンとハックでイノベーションを生み出そうという取り組みです。

ハッカソンによる洗礼を浴びて

前日までのわたしは
・時間がありすぎる。
・お題が決まったらQiitaの記事などでベースになる作品を探そう。
・さっとプロトタイプを作って見せ方を工夫しよう。
と調子のいいことを考えていました。

しかし実際には
・時間足りない。
・Qiitaの記事読む余裕ない。
・発表間に合わない。
と焦りに焦ってコードを書き書きして
やっとの思いで発表にこぎつけました。

お昼ご飯は食べられませんでした。
熱中していると時間が過ぎるのは本当に早いですね。

アイディアソン

まずはテーマやアイディアを決めるところから
スタートしました。
お題の「年末年始」にまつわるワードを
参加者の皆で出し合い
気に入ったワードにユニークな状況を付与して
テーマとしました。
チームごとにアイディアを
出し合うフェーズはとても盛り上がりました。
わたしの場合は
「今まで怒ったことのない友達を怒らせるおみくじ」
というテーマを提示して
他の参加者からアイディアをたくさんいただきました。
その中で最も輝いていたアイディアの

「お前だけ凶」と書いてあるおみくじ

をもとに何かを作っていこうと考えました。
自分で考えたわけではありませんが
テーマだけならおそらく優勝していました。

わたしにとっては
アイディア出しの
真新しい手法を学ぶことができ
もっとアイディア出しをやっていたいと思うほど
アイディアソンが面白かったです。


発表タイムのわくわく感

いよいよ実装が終わると各プロダクトの発表になります。
この段階になると自分のプロダクト作成の焦りもなくなり
他の参加者の発表が楽しみになってきます。

それぞれの発表を聞いていると
各々が自分のプロダクトを発表するときに
とても活き活きとしている様子が
ひしひしと伝わってきました。

ただ必死に作ったからというわけでもなく
皆が自分のアイディアを面白いと思いながら
作ったんだろうなという感じでした。

参加者全員に活き活きとした発表の場を与える
ハッカソンというイベントの魅力を感じることができました。

煽りみくじを作って

作ったもの

作った作品について

CodePenでHTML・CSS・JavaScriptのコードを入力していくことで
Webサイトを作りました。
デプロイはしていません。

このWebサイトでは
3つの質問に2択で答えると
おみくじの結果が出るように表示されています。

おみくじの結果が不満だったら
リカバリーボタンを押してからスマホを振ると
結果が変わるようにできています。

おみくじに限らず結果が出てから不満で
「もう一回やりたい」
と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。

それをおみくじで
スマホを振るという労力を要して
実現できるようになっています。

とはいえ実際には
「今まで怒ったことのない友達を怒らせるおみくじ」
というアイディアから作っているので
残念ながら気持ちのいい結果は出ません。


作った感想

IoT縛りということでスマホの振動を感知して
それによっておみくじの結果を受け取れる
というものを作りたかったのですが

加速度センサーを検知してから
Web上の結果が切り替わるという
コードを書くのに苦戦をしてしまい
最終的には
振るフェーズが必要ないコードでの
発表になってしまいました。

アイディアを実現させるには
相応の知識と実力を要すると
実感しました。


他の作品について

アイディアが面白かった作品

「ミニマリストが怒り出しそう×おせち」
というアイディアから生まれた
いらいらおせち 荒ぶる黒豆編 です。

持ち物の量の少なさではなく
行動の手数の少なさというところに着目されたようで
まさかおせちの中から黒豆がピックアップされるとは
驚きでした。

おせちという漠然とした名詞の解像度をさらに上げて
ミニマリストの解像度も上げないとたどり着けない
作品だと感じました。
動きが面白すぎて私はこの作品に投票し
見事に優勝されていました。

おめでとうございました!!

技術の使い方が面白かった作品

シーシャ吸い方練習デバイス『もくとれ君』

もくまっちアプリ製作者のあの方が
作られたプロダクトになります。

obnizを上手に使っている作品でした。
超音波センサーで距離を測ることで
TrueとFalseを定義しており
サーボモーターが
かわいらしいイッヌのしっぽを振るという
出力をする。

MUDA1グランプリではありましたが
実に実用的というか
世に出ていても人気が出そうなもので
圧巻の完成度でした。

技術とアイディアの結晶とは
まさにこうやってできるのだと
大変勉強になった作品です。


ハッカソンのすすめ

プロのエンジニアではなくても
今の時代にデジタルテクノロジーを生かした
ものづくりをするのはクオリティの差こそあれ
不可能ではありません。
こういったものづくりは
最先端を生きている感覚を得られて
気持ちのよいものです。

時間内に完成させなければならないという
ほど良い緊張感をもって
ものづくりのきっかけを得るために
ぜひハッカソンに参加してみてはいかがでしょうか。

お読みいただきありがとうございました。

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