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テットーひろば

子どもと過ごすことで、はじめて公共施設のありがたみに気がついた。

区の施設なんて、住民票をもらいに行く場所くらいのイメージだった。

でもちゃんと知れば、利用すれば、素晴らしいなと思える地域のサービスが沢山あることに気づけた。


その中の一つが、のざわテットーひろば。

「地域のみんなで子育てしよう!」「子どもたちにもっと自由な遊び場を!」という思いで開放された私有地を利用して、このひろばは生まれたとのこと。

工場だったところが売りに出てマンションになりそうだったが、地域住民の反対の声もあり地主の方が買い上げてくれたことからこの広場が完成したそう。そんなエピソードも素敵。


季節を感じられる沢山の植物が植えられていて、風の通りもよくて、泥んこになって遊べる田舎のおばあちゃんちに来たような場所。

泥んこになった後は、温水シャワーもあり全部着替えて帰られる。これも親にとっては重要でありがたい。

平日は乳幼児がメインで、はいはいでもよちよち歩きでも楽しめるのが良い。小さい子の遊び場を見つけるのは結構たいへん。



テットーひろばは理念も素晴らしい。

一つ目に、子どもの頃の時間を自然の中で沢山過ごし遊べるように。

子どもは生まれた瞬間から風の流れ、木々のざわめき、草木のにおい、季節の変化など様々な刺激を求めて成長している。

二つ目に、地域全体で子育てができるように。


三つ目に、子育て支援。1対1で我が子を見るより、5人の仲間で5人の子どもを見るほうが、大人も子どももいろんな発見があるはず。

ママ友って言葉ができた所以だと思う。

こどもにもいつもいろんな人から守られているんだよ、愛されているんだよということを伝えていきたい。


そんな事を思うわたしにぴったりの居心地の良い場所です。(感染症対策はやく脱出してもらってお昼も食べられるように戻れば尚良しだなぁ)







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