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私は、どうしてフリーランスという働き方を選んだのか

タイトルのつけ方にセンスがほしい今日この頃。先日の地震、めっちゃ揺れましたね……。うちは東日本大震災を耐えきった本棚が歪んで、ジョジョ全巻を支えていた棚板が落ちました。

自己紹介は苦手なのですが、ここでは副業やフリーランス、リモートワークに関する情報を書いていくつもりなので、「私がなぜ今の働き方をしているのか?」ということを書いてみようと思います。

私がフリーランスを選んだ理由

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選んだ理由は一言で済みます。

「社会不適合者だから」です。組織にいることに向いてないからフリーランスをやってるんです。

まず、夜型人間なので普通の日勤がつらいです。赤子の頃から夜にドライブへ連れて行かないと寝なかったらしいので、もうDNAに刻み込まれているレベルの夜型なんですよ。何なら幼稚園の頃から毎日遅刻ギリギリだったし、ラジオ体操のスタンプもコンプリートしたことはありません。

時間や納期はきっちり守るタイプですし、自分では協調性があるつもりだったのですが、小学生の頃の通知表には協調性がないと書かれていました。

興味を持つと一気に集中して学習モードに入るのですが、ある程度マスターするとそこまでの集中力がなくなったり、飽きたりするので、通知表の評価にはその起伏の激しさが影響している気がします。(もっと他のことかもしれないけど)

というか、フリーランスやってる人はみんな社会不適合者なんじゃないかと私は思ってるんですけどね。

だって、組織に適している人材で、組織にいて何の問題も生じないならわざわざフリーランスやる必要ないんですよ。収入も仕事も不安定だし!

フリーランスを選ぶきっかけになった出来事

フリーランスを選んだのは単に自分に会社勤めが向いてないからだと思っていたのですが、そういえばあれがきっかけだったのかも?という出来事を最近思い出しました。

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・一つ目のきっかけ

ある企業に勤めていた頃、部下が鬱になったことがありました。本人と面談したところ、働きたいけどフルタイムでは働けないということだったので、週3くらいの出勤で働けないか?と上に打診しましたが、うちにはそういう環境が整っていないからと断られました。

(これは10年以上前の話なので)その頃はフルタイムの勤務が当たり前だったとはいえ、もともと働いてた子を鬱にしたのは社内の人間で、でも本人には働く意思があるのにそれを助けてあげられない会社って、組織って何なんだろう?と疑問を感じるようになりました。

そのことが直接の原因ではありませんでしたが、これがきっかけで何となく頑張る気持ちが萎んでしまったのは事実です。そして、この頃仕事に活かそうと通っていた心理系のセミナーで、講師の方と一緒に自己啓発系セミナーを立ち上げるという話が持ち上がり、それを機に退職しました。

・二つ目のきっかけ

その会社を退社してから、私はしばらく接客研修やセミナーを行う講師として働くことになります。講師業はクライアントのスケジュールに合わせるので不規則な業務時間でしたが、その方が平日に休みをとって旅行に行けたりするので、私には向いている気がしました。

講師として独立しようとした時に東日本大震災が起きてセミナーや研修の予定が全てなくなり、数ヶ月仕事がない状況が続いたので、Webを使った仕事に戻ろうと決めて仕事探しを始めたのが、今の働き方に至る直接のきっかけです。

うん、理由はそれぞれあるとは言え、完全に行き当たりばったりですね、私。

私がフリーランスになった本当の理由

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Web関連の仕事に戻ろうと決めても、一つの企業でフルタイムで働くことは考えませんでした。前述した一つ目のきっかけがずっと私の胸をモヤモヤさせていたのが大きかったと思います。

部下が鬱になったのがWeb関係の企業で、部下の鬱の原因は私の上司である会社役員でした。そして、うちにはそんな体制ないから、と部下の週3勤務を突っぱねたのもその役員です。

私はそいつが今でも死ぬほど嫌いです。そういえば、Facebookに登録して最初にやったことはそいつを検索してブロックすることでした。

まあそんなことはいいんですが、もちろん部下の力になれなかったのは私の責任でもあるわけで、それは後悔というほどでもないけど、ずっと心に引っかかっていることではあります。

たぶん私はもう二度と、尊敬できない人間の下では働きたくないんです。

そして、部下を持つ自信もないんです。

だったら一人でやっていきたい。自分でやったことに、自分で責任を持ちたい。そういう考えで、この働き方を選んでいます。

今はおかげさまで、尊敬できる方々と一緒に仕事ができています。ある社長が「社長になって一番よかったことは、一緒に働きたい人を選べること」と仰っていましたが、フリーランスにも同じことが言えますよね。

もちろん働きたい人と一緒に働くために日々研鑽を積むことは重要ですが、学ぶことはけっこう好きなので、これからも色々なことを学んでいきたいです。

まあ、そんな感じ

私がフリーランスになるまでの流れを自己紹介がてら書き連ねてしまいましたが、参考になる……わけはないですね。フリーランスになる理由は人それぞれだと思います。

でも、私がこの働き方を選んだ頃よりずっと仕事は探しやすくなっているし、多様な働き方が認められるようにもなっているのは喜ばしいことだと思っています。社会不適合者でも何かしら仕事できる=社会の役に立てるってありがたいことです、本当に。

まとまってませんが終わります。


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