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読み返したいnote

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#仕事

先が見えない時代を生きるには、つねに「積み上げること」を意識しよう

世界の「不透明感」が増してますね……。 ぼくらはこんな時代をどう生き延びていけばいいのでしょう? これからの働き方、生き方を考えるうえで、ふだんからぼくが大切にしている考え方を紹介したいと思います。僭越ながら、なにかしらのヒントになればうれしいです。 流れの早い時代こそ「ストック」を重視する 毎日、状況はどんどん変わっていきます。 新型ウイルスの影響もありますが、そもそもインターネットによって、時代の流れはどんどん速度を増しています。情報もコンテンツも何もかも、どんど

同僚の仕事のミスを受け入れられなかった、あの頃の私へ

「仕事で失敗してしまうのは、私の人格がいけないからだと思ってました」 今、私が経営する「soar」というチームの会議で、ある日メンバーが泣きながらこんなことを言った。 「以前の職場では失敗をしたら激しく怒られて、自分の人格を否定をされることが当たり前。いつのまにか仕事をするのが怖くて仕方なくなって、できない自分や弱い自分を、職場では絶対に見せてはいけないと思うようになりました。失敗は失敗のまま。私の人格がいけないから。それで終わっていました」 そのメンバーは何かあるたび

学生の頃から社会人になっても、欲しいのは生きる力。「灯台もと暮らし」リニューアルに思うこと

これからの暮らしを考えるメディア「灯台もと暮らし」はリニューアルしました。 デザインはアートディレクターのおぎゆかさん、実装はLucky Brothers & co. (ラッキーブラザーズ)のたじーさんが、めちゃくちゃ力を尽くして作ってくれました。 ぜひ、あたらしいデザインのもとくらをご覧ください。 今日は僕からも、リニューアルについてお話したいと思います。 はじめに 「灯台もと暮らし」と僕の関係ちょうど大学を卒業する年の頃、2015年の1月1日に「灯台もと暮らし」は

その仕事は、“自分ごと” か

三月から四月にかけて職場内は来るひと去るひとで、てんやわんやだ。新しく自分に回って来る仕事も少なからずある時期だったりもする。そんな仕事の中でも、 「こんな仕事、誰でもいいじゃないか。」 「わざわざ、自分がやる必要はどこにあるんだろう。」 「もっと他に、やりたいことがあるのに。」 などと感じてしまうことも、事実ある。 大きなシステムの中の一部としての自分、考えなくとも、決められた枠の中でみんなが同じ方向を向いて動く。僕が違和感を感じる部分はこのあたりだと思う。 自

旗をかかげる ということ

クリタオサムです。 前回の記事、見ていただいた方ありがとうございます。「この世のどこかで誰かが、僕のことを気にかけてくれている」と思うと何だかとっても力が湧いてきます。同時にぼくも、誰かにとってそういう存在でありたいと思います。 何かを書きはじめたいと思った時に、テーマみたいなものを自分なりに決めて書きだそうと思いました。それも中々出てこず、悶々としたわけですが。。そんなある日に、実家の倉庫を整理していたら母の蔵書の中の一冊が目に止まりました。 花森安治さんのエッセー集

居場所のない“異端児”が城を築くまで

むかしむかし、職場で私は”異端児”だった。 私が関心があり好きでいるものは、職場のたいていの人にとっては理解できないことだったようで、よく私の陰口が聴こえてきた。 「あの子なんなんだろうね」 「さあ、よくわからない」 もう忘れてしまったけど、なんだかあだ名もつけられていた笑。(宇宙人、みたいな感じだったように思う) どうやら、その頃私が熱意を傾けていたチャリティーダンスイベントや震災の復興支援活動のブログを見つけたらしい。 職場ではそんなに仕事ができるわけでないのに

全noteをはじめる人へ。「創作を楽しむこと」が最初の動機になってほしいという話

昨日・今日で、「 #note入門勉強会 」を開催しました。 (ディレクターの水野さんがしゃべっている様子。アンケートの回答のなかには、「1時間が短く感じられるほど濃厚でした」というありがたいお声もいただきました) Twitterのハッシュタグや、noteレポート記事(↓)はこちら 10月に入社してからの数ヶ月間で、たくさんのnoteユーザーに会ってきました。そのなかで、「noteをどう使っていいかわからない」とか「フォロワーってどうやって増やすんですか?」と聞かれること

ぼくらが与えられないのは、欲しいものを「欲しい」と言っていないだけかもしれない

 あなたは欲しいものを「欲しい」と言えますか?  たとえば給料を5万円上げて欲しいと思ったときに「5万円上げて欲しい」と言えるでしょうか?  日本では「察する」「察してもらう」ことが美徳とされます。阿吽の呼吸。以心伝心。忖度する。空気を読む。それが美しいとされています。  よって、自分から「こうして欲しい」「あれが欲しい」と言うことはみっともないことだ、という刷り込みがありそうです。  ぼくは編集者という職業上、仕事ができる人、お金持ちの人に会う機会が多くあります。そ