先週引越しをした。ちょうど荷物を下ろすと言う時に暴風雨に見舞われ、段ボールはずぶ濡れ。中の本や衣類もだいぶ濡れてしまった。グズグズの段ボールを放置したくはないので、全部一気に開けて一気に片付けた。

それでも収納しきれないものがあったり、部屋に直さなくてはいけない部分があったりで、数日は新しく収納用の箱やカゴを買い足したり、物干しを買ったり、修理のおじさんにきてもらったり、あれやこれやバタバタだったのが6日目の今日やっと落ち着いた。何でもかんでもアプリでデリバリーを注文できるのは、本当に楽で便利。

さて、落ち着いた後やらなきゃいけないことは、お手伝いのおばさんへのブリーフィングである。高齢かつ文盲のため、エレベーターで外に出るにはGのボタン、ミニマートに行くにはB1のボタン、外に出たらここにおかゆ屋、ここにランドリーと一緒に外に出てひとつひとつ教えてあげる必要がある。高層のエレベーターに乗ること自体彼女にはビクビクものだし。残念なことに彼女の徒歩圏内(私には徒歩圏内)に野菜売りがいなかったので、今度からは私が手配してあげないといけない(私はインドネシア料理のハーブ類に疎いので、何をどのくらいストックしておかなくてはいけないかよくわからない)。しかし、野菜売りがいないことで困るのはそんなことではなく、彼女のソーシャルライフ(？)問題だ。近所のお友達ができないのはちょっとかわいそうだが仕方ない...。代わりと言ってはなんだが、自室TVを設置してあげた。
まあ、誰にでもすぐ人懐こく話しかける彼女のことだから、放っておけばどこかで誰か見つけてくるだろう。

一方で自分自身もいたわってあげないといけない。ベランダ用の椅子を買って、朝は日の出を眺めながらコーヒー、夕方は夕暮れを眺めながらのワインをゆったり楽しんでいる。ぜいたく！お疲れ様、私。