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純ジャパ3歳児の英語保育園奮闘記#4

入園時、2歳半だったお子も先日3歳になりました。
もう半年も英語漬けの保育園生活を頑張ってきたのか…という事実が感慨深い。
英語ができるようになるには、英語のシャワーをまず1,000時間浴びる!」みたいなのを何かで見聞きしたことがあったので計算してみた。
保育園が朝の9時から夕方16時までと仮定して、1日7時間。
平日全部行けたら、週で35時間。
1ヶ月を4週間として、月に140時間。
つまり、7か月くらいで約1,000時間に到達してしまう訳だ。
そりゃあメキメキ英語が育つのも頷ける。
逆に、半年以下の留学では1,000時間届かない可能性もあるのか…。

そんな先日、12月のこと―

朝食後にリビングでダラダラスマホを弄っていると、ジャングルジムに登るかのごとくお子がYチェアをよじ登り、膝まで上がってきて一言。
「What’s this?」
この時点でひゃ~なんなの?いきなりどーしたの!?!?
だったのだが、これに続けて畳みかけるように
「Let me see」
と来た。
天才!!溢れる才能がとどまるところを知らない!!!
普通に会話できてるじゃん。
しかも、ちゃんと3語文喋ってるじゃん!!!
と感涙。

これだけでも十二分に凄いのだが、この日は英会話がしたい気分だったのか、この後も紙で作ったおもちゃを持ってきて
「It’s broken」
出たー!受動態まで出た!!!
いや、逆に、保育園でどんだけ使ってるんだこのフレーズ!
どんだけおもちゃ日常的に壊れてんねん!と疑わざるを得ない。
この3語くらいのセンテンスが今のところわかりやすいようで、多用しているように見える。

さらに、固定文として上記を丸暗記しているのではなく、
「This is my dinosaur」
とか、変数に成り得るところを理解して柔軟に言語を操っているのだ。凄い。ってかもうこれ4語文やんけ。
そして、一番効いたのはこれ。
「What’s this, Pappy?」

わかるぞ…コブラ…

何故日本語だと「パパ」で、英語だと「パピー」にしてくるのかはわからないが、何かこうお子の中でスイッチが入ってるんだろう。
日本語で質問すると「はい」だけど、英語で質問するとちゃんと「Yes」になるのも面白い。
発音は「イエシュ」なのが可愛い。
どこにあるんだその言語切替スイッチ。

そして年が明けて、本当に1,000時間のシャワーを浴び終えた先日、お子にある大発見が訪れた。
ちょうどその日は同い年のハーフの子が家に遊びに来ており、その父親や子供と一緒だったので、英語で会話していたところ
「なんで英語で喋ってるの?」
と、来た。
お子に、日本語と英語の区別がつくようになったのだ。

中学生になって、「はーいみなさん!これは英語ですよ~」と授業で習うところがスタートだった自分とは違い、言語形成期のスタートこそ日本語だったものの途中から英語が入ってきて、自分もわかるお話をする祖父母、あんまりよくわからないことを話す先生やお友達、どっちも話す両親、みたいな住み分けがあるのは薄っすら理解していたかもしれないが、
今ついに、"言語"、という概念が生まれていたのだ。
2024年1月20日をお子の言語概念誕生日と定めよう。

そして、英語もたくさん出てくるようになり、こちらの意図を多分に解するようになってきた。
まだ品詞の概念が難しいみたいなので、
「my did it」
とかが出てきて、myがmeの時もあったりして、I, my, meに曖昧みを感じる。
「this one my eating it」
みたいな感じで文法とか無視!とりあえず言いたい、伝えたい単語が出てくる、というシーンもしばしば観測される。
でもそれでいいじゃない。
全然伝わるし、俺らも初めての海外旅行そんなもんだったよな?みたいな気持ちになる。
ここに恥の概念が無い分、上達がめちゃくちゃ早いのだろう。
普段英会話するタイミングがあまりないので、お子と英語喋って俺も鍛えてもらおうかな…。

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